ゆとりの資金月3万円 これが小遣い
- 2017/10/27
- 11:50
先日、
164. 私の小遣いが無い! ?? (2017.10.25)
で、我が家計簿に「小遣い」が計上されていないことを書きました。
それでも、従来の小遣いは、たばこ代(その他の消費支出)に加えて、雑誌の定期購読(教養娯楽)やら飲み会(教養娯楽、交通費、交際費)やらで少しの出費はしています。
現役時代はどうだったかといいますと、月3万円、ボーナス時3万円の小遣いで、年間42万円。たばこ代を加えれば、年間60万円くらいだったかもしれません。
年金生活単身者の私は、年収260万円程度とすると、いまそれだけの小遣いをもらうとすれば随分な割合になりますね。
私が男の平均寿命81歳まで生きるとすれば、65歳から数えて16年、
小遣い42万円x16年=672万円
チリも積もれば、大した金額になります。
我が家では、基本的な生活や通常の交際費などは、年金でまかなえる予定ですので、それ以外の老後の「遊び」「趣味」に費やす小遣い、ある意味、これがゆとりの資金の1つとなります。
老後のゆとりの資金といえば、これまで、「旅費」、「リフォーム」、「子や孫への援助」などの「特別費」ばかり注目されてきましたが、普段の生活で定常的に使う「習い事」や「趣味」の費用も大事です。
以前書いた年金生活費の推計では、ここ数年間の支出実績をもとに必要額を判定していましたが、最近は趣味に月3万円も投じていないため、年金だけで暮らしていける、との判定結果には、「習い事」や「趣味」の費用が抜け落ちてしまいました。
その意味で、ゆとりの老後を送るためには、私の場合、別途、ゆとりの資金672万円が必要となるのでした。
これ以上、老後資金の上積みなどできないとおっしゃる方!
安心してください。普通なら、小遣いは月々の支出項目にちゃんと入れておくべきものです。
逆にいえば、特別に計上していなくても、どこかで遊びのための費用を支出しているものと思われます。
生活が苦しくて食費を削るなどは普通は最期までできないものですが、遊びのお金を捻出するために生活費を削ることは、案外苦もなくやっておられるはず。
何しろ、がまんの先には楽しみが待っているのですから。
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