旅行保険 その2 カード付帯保険は傷害治療費が足りない? その補強方法
- 2017/10/22
- 20:52
以前、クレジットカードの項で、旅行保険はクレジットカード付帯保険で良いと書きました。
45. 海外旅行・国内旅行の保険とクレジットカード (2017.6.8)
しかし、その後、旅行会社から送られてくるパンフレットを見るたびに、少々不安になってきました。脅し文句は、「その補償は十分ですか?」、「高額になりがちな海外の医療事情に対応できていますか?」
ギリシャにて約1966万円、フランスにて約1800万円、などの事例が出ています。
ギリシャの事例は、クルーズ中脳出血、ヘリコプターでパリへ搬送、入院手術、約1966万円の内訳は、疾病治療費約437万円、救援者費用約1524万円、偶発事故対応5万円。
フランス事例は、ホテル風呂で転倒、頭骸骨骨折、入院手術。後遺障害・障害治療費約1800万円。
ところが、クレジットカード付帯保険は、以前掲載した表をもう一度見ますと、
私の場合、2つのゴールドカードを持っていて、傷害治療費は最大300万円、または200万円、疾病治療費は300万円または100万円です。
先ほどの事例にあてはめると、とても足りなそうですね。
先日、クレジットカード付帯保険についてネットで以下の記事が紹介されました。
クレジットカード付帯の海外旅行保険。注意すべき4つのポイント
10/22(日) 9:20配信 ファイナンシャルフィールド
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クレジットカード付帯の海外旅行保険には、どんな注意点
1.自動付帯か、利用付帯か要確認
2.広告表示に注意
保障の内容は治療費用を主体に見ること
3.複数カードの保険金額の合算は可能か? カードを複数
<死亡・後遺障害>合算はできません
<治療費用>合算することができます
4.保険証券がない!旅行期間にも注意!
コールセンターへ電話をして、保険会社から医療機関へ承認の連絡をしてもらう必要があります
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この記事で目新しい事項といえば、3番目。治療費用は複数のクレジットカード付帯保険の額を合算できるという点。
先ほどの2つのゴールドカードの傷害治療費は、両者合わせて最大500万円、疾病治療費は400万円ということになります。少しは、心強いかな。
もうひとつの対策。
例えば、旅行保険でも三井住友海上ネットde保険を見ますと、
クレジットカードの付帯保険を補完するタイプの保険(治療・救援費用、疾病死亡、弁護士費用に絞った保険)が存在するのを、初めて知りました。
例えば、7泊8日欧州では、治療・救援費用2000万円、疾病死亡2000万円、弁護士費用100万円、で保険料は2390円でした。
治療・救援費用がこのくらいあれば、米国を除けば十分と思えるし、支払う保険料もリーゾナブルかなと思います。どうしても心配な人は、この種の限定的な保険も有用かと思います。
私も来月は利用してみようと思いました。
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