海外旅行戦線異常あり バルセロナのテロで欧州旅行はまた低迷?
- 2017/08/19
- 12:06
2015年のフランス・パリ同時多発テロ事件以降、我々日本人旅行者は欧州旅行を警戒しだし、キャンセルが相次ぎました。
テロ事件の一覧
欧州
2015年11月13日 フランス パリ同時多発テロ事件
2016年3月22日 ベルギー ブリュッセル連続テロ事件(空港及びマールベーク駅)
2016年7月14日 フランス ニーストラックテロ事件
2016年12月19日 ドイツ ベルリン・クリスマスマーケット襲撃テロ事件
2017年6月3日 イギリス ロンドンテロ事件 ロンドン橋ワゴン車を暴走
2017年4月20日 フランス パリ・シャンゼリゼ通り警官銃撃事件
2017年6月6日 フランス ノートルダム大聖堂前警官襲撃事件
2017年8月17日 スペイン バルセロナ自動車突入
安全と思われていた東南アジア
2015年8月17日 タイ バンコク爆弾テロ
2016年1月14日 インドネシア ジャカルタ爆弾テロ
少々古いが2016年7月、英国外務省発表の「テロの脅威」を示すマップ
私が2016年4月にオランダに行ったときには、ベルギーとオランダは違う(ベルギーはオランダ語をしゃべる住民が6割いてもフランス語圏、フランス語をしゃべるテロリストは住みやすい、
オランダはオランダ語圏なので大丈夫だろうという根拠のない確信があったので、安心して旅行に行ったのですが、このマップでも危険度ランクは周りよりも低かったようです。
同様に2016年11月にイタリヤに行ったときも、まだ事件は起きていない!という安心感はありました。
次に選んだのはスペインだったのですが、5月はキャンセル。最近もう一度、トライしたいと考えていたのですが、事件は起きてしまいました。
スペインはイタリアと同じく事件はこれまで起きていないように見えたのですが、昨年の段階でマップの危険度が英仏独と同じランク付けされていたことに、今更ながら驚きました。
一度事件があると、旅行会社もパンフレットを組み替えたりして、大変です。一時は、パンフレットの売りは、ハワイ、カナダ、オーストラリアなど、無難な路線ばかりになっていました。
ようやくほとぼりが冷めてきたと思ったら、今回のスペインバルセロナ。昨年からイベリア航空は日本との直行便を就航させ、便利になったので行こうかと思っていた矢先。
いま、この秋にフランス旅行を計画していましたが、これはパリやニースなど大都市滞在型の観光は避ける、バカンスやクリスマス時期を避ける、人がそんなに集中しない地方を回るコースを選ぶ、という観点から計画したものです。
この時期になぜ、ヨーロッパ?フランス?と言われるかもしれませんが、テロとの戦いは終わりが見えない、我々の健康余命10年内に収束するなんてありえない、旅行に出るなら今のうち。
はじめから、戦争地域や通常の治安の悪い国とわかっていてそこに行こうとは思いませんが、行ってみたい国は、どこかの時点で自分の気持ちと折り合いをつけて行ってみようと思います。
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