とびだせ ユズアメの森

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埋没した親知らずの抜歯、当日の過ごし方と注意点!ドライソケットにならないために(実体験)

12月と1月に、下の親知らずを二本抜歯しました。

1回目の抜歯のとき「ドライソケット」という痛みが続いて治りが遅くなるバッドルートに入ってしまい、辛くてインターネット上の書き込みや経験談を調べまくったので、同じような思いをするかもしれない後世の人のために記録に残そうと思います。


概要(下から生えた、横向きの、ほぼ埋没している、大きな親知らずの場合

上の親知らずは抜歯済で、そのときは町の歯医者ですぽーんと抜いていただき、経過も良好で翌日〜翌々日くらいからはなんともなかったです。今回の親知らずは下から生えた、横向きの、ほぼ埋没している、大きな親知らずです。口腔外科のある大きな歯医者で抜歯することになりました。
概要ですが、わたしの場合は以下のような感じでした。個人差があると思いますが…

  1. 初診にかかってレントゲンなどを撮影。その1か月後に抜歯(予約制。簡単な親知らずと違い、行ってその場で抜歯はできず)
  2. 1本ずつ、別の親知らずを抜くときは最低1か月空ける必要がある
  3. 妊娠している人や、可能性がある人はNG
  4. 手術時間は1時間くらい。手術室とかではなく普通の歯医者の椅子で。
  5. 手術後の夜はお風呂に入れない
  6. 頰がはれたのは翌日夜〜1週間程度。少しだけ。
  7. 歯磨き/うがいをしない方が良い期間が2,3日間程度
  8. おかゆとか、柔らかいものしか食べない方が良い期間が2,3日間程度
  9. しばらくお酒やたばこは控える必要性がある
  10. 手術後、薬飲まないと辛い痛みが続く期間が3〜6日間程度(個人差あり)
  11. 一回の抜歯につき歯医者に通ったのは4,5回(抜歯当日、翌日の消毒、翌週の抜糸、抜糸から数日後の経過観察)
  12. 一回の抜歯につき費用は診察や薬を全部あわせて5000円程度

自分は大型のお休みをとったのですが、勤めながらの平日に親知らず抜くのは無理ゲーだったのではないかと思っています。顔も少し腫れるし、なにより歯を磨けないのが辛すぎる。女性や、接客やミーティングが多い人なんかは4日間くらいは休まないと辛いんじゃないかと思います。金曜日に手術して月曜日出社とかがギリかなと。
普段は年に2回程度しか行かない歯医者に、しかも地元駅ではなく電車を乗り継いで行く大きな病院に、1ヶ月半の間に合計10回行ったのもなかなかロックでした。

親知らず抜歯当日

痛いの、痛くないの?

抜歯で一番痛いのは麻酔の注射で、ちくっとするくらいでした。意識はあり、歯も砕かれてほじられてる感じはするけど痛くはない。
ただ、ガンガン叩かれグイグイひっぱられるのわかる

自分は手術当日もやっていたモンハンの影響で、手術中は今まで牙を砕きへし折ってきた数々のモンスターたちの姿が走馬灯のようにかけめぐり、
「ごめん、アカム」「ごめん、テツカブラ」
と、うすら涙を浮かべている間に手術は終了しました。

優雅な抜歯当日の過ごし方の提案

今ならわかる!これが一番良いモデルケースだと思います!

朝、お風呂に入る
当日の夜はお風呂に入れないので、入っておくとベターです。
手術前には、好物をおなかいっぱい食べる
しばらく思い通りに食べられないので!また、術後空腹だと処方されたお薬がすぐ飲めません。手術直後は麻酔もあるし、食欲的にも食べものは食べにくいです。
手術後は、速やかに痛み止めの薬を飲む
手術後だけは痛みを感じる前に早めに痛み止めを飲んだ方がいいそうです。
安静にする
血行がよくなるため当日は運動NG。ゆっくりしましょう。
おなかがすいた場合はおかゆなどを食べる
意外と何でも食べれそうなのですが、おとなしくおかゆとかプリンとか食べましょう。手術した側とは反対側の口を使いましょう。 また、麺類やウィダーインゼリーなど、「吸い込む」系の食事は避けましょう(後述)
枕にタオルをしいて寝る
血を含んだよだれが出るし、麻酔が残っているときちんと口が閉まらない感じがするので、あったほうがよいと思いました。

恐怖、ドライソケット

親知らずは通常痛みは数日後段々とおさまっていくものらしいですが、1回目の抜歯のときは、4日目からむしろ痛みが増した感じになりました。
ドライソケットは、わたしの理解では、やわらかいかさぶた(血餅)が流れてしまって、でももう血は止まっているため新しいかさぶたは作られにくく、痛い上に治るのに時間がかかるルートに入ってしまっている状態です。

3日後には処方されていた痛み止めも切れ、市販の痛み止めを薬局で買い。痛み止めを飲むとおさまるけれど、「X時間、間を空けて飲む」というX時間が、経過する前にまた痛くなる!ゲームで例えると、必殺技ゲージが溜まるのが遅いみたいな、再発動可の所用時間(クールタイム)が効果に見合わず長いというか、憤慨しながら別の痛み止めをチャンポン飲み。

地獄の日々でした。

ドライソケットになるとどうするか

自分の場合は、ドライソケットとはいえ軽かったです。抜糸予約日、先生には「(ドライソケットだけど)治ってきてるので、心配しなくていい」と言われました。抜糸後、以下の処置をとられました。

  • 傷口にガーゼを詰める
  • 3日後に再検査、(痛みが残っていたらガーゼ交換)

治るまでこれを繰り返すみたいです。幸い、すぐに痛みもひき、次の診察でガーゼはとれました!

ドライソケットにならないために

抜歯後のお医者さんからの説明では、「うがいをひかえる」「硬い食べ物を避ける」「当日は入浴や運動を避ける」くらいしか書いていなかったのですが、守っていたつもりでも結果なってしまったドライソケット。インターネットで調べての自分の反省をあげますと

うがいはしない、口もそ〜っとしかゆすがない
うがいNG=「ガラガラガラ〜」をしなければ良いだけと思っていたのですが、口をザブザブゆすぐのもよくなかったようです。口をゆすがないというのはものすごくストレスなのですが、するときはやさしくゆっくりと、静かな湖畔の森の影のような…。歯磨きはしてもよいのですが、強めに口をゆすいでしまいがちなので、2,3日はできればしない方が良いと先生に言われました。
吸い込む食べ物は避ける
手術直後、薬を飲むためにウィダーインゼリーをチューチュー食べてたのですがアウトだったかも。吸い込む動作は、かさぶた形成に必要な分の血や、形成されつつあるかさぶたを吸い取ってしまうことがあるみたいです!そのほか、ラーメンやそば、ストローで飲む飲料など、吸い込むものは避けるか、注意する方が良いそうです!
舌で患部をいじらない
ダメとわかっていても、どうしても触ってしまう、口の中の糸。二度目の抜歯では「絶対触らない」と思ってがんばりました。存在だけ感じられる口の中の糸は、「KEEP OUT」というテープが貼られているとイメージ。
栄養をとる
2回目抜歯のときは栄養面も気をつけました!具体的には、毎日青汁とプロテインを摂取しました!たんぱく質とビタミンがきっと肉を作ると信じて。

1回目の抜歯のときドライソケットになった反省を活かした2回目の抜歯では、ドライソケットにはならず、無事一週間後の抜糸で治療終了となりました。まるでループものでバッドエンドから脱出したかのような達成感!(まぁ下の親知らずは2本しかないので、ループはしないんだけど)

今日以降は、まだ残っている穴に食べ物が入らないよう気をつけながら(適宜うがいをしながら)治るのを待つばかりです。

ほか

参考にさせていただいた記事

www.hitode-festival.com
参考&励みになりました。

神だったおかゆ

おかゆのレトルトって、湯煎とか、いったん器にうつしてレンチンとかをイメージしていたけど、蓋のシールはがしてレンチンするだけでOKな世界になってたことに感動。

痩せた

2kgくらい体重が減った〜。