友好都市ドイツ・リンデン訪問の報告②~リンデンの紹介
【リンデンの住宅~裏には広い庭があります。】
【リンデンの豊かな自然と太陽光発電】
【蕨とリンデンの交流を象徴するわらび通 り】
【リンデン市庁舎。市長室には両市長の似顔絵入り時計】
今回は、蕨の友好都市であるドイツ・リンデン市を紹介します。リンデン市は、フランクフルトから北へ約65㎞に位置し、ヘッセン州、ギーセン群郡に所属、面積22.77k㎡、人口約12000人で、フランクフルト空港からアウトバーンで約50分と大変便利でありながら、大自然に囲まれた素敵な街です。1977年に、グローセンリンデン市とライゲシュテンが合併し、現在のリンデン市となりました。
町並みは、電線は全て地中化され、どの住宅にも裏側に大きな庭があり、とてもきれいです。アウトバーン出口周辺地域には、多くの企業が誘致され、雇用を生み出し、経済的にも豊かなまちです。また、市と電力会社の出資で大規模な太陽光発電にも取り組んでいます。蕨との交流を象徴するのが、わらび通り、の存在です。
市長と議員は、それぞれ市民から直接選挙で選ばれますが、市長を議長に、議員から選ばれた8名の参事で、参事会を構成し、そこが、行政の最高意思決定機関となる点が、日本の行政制度と大きく異なる点です。市長は常勤ですが、議員及び参事は非常勤で、報酬は日当制、会議は夜間開催されています。今回の訪問では、ドレスデンからリンデン戻った7日の夜、リンデンの参事会を傍聴させていただきましたが、とっても活発な議論が行われていたのが印象的でした。
| 固定リンク
コメント