2012年、新しい年を迎えました。新年明けましておめでとうございます。市民のみなさんには、輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。旧年中は、市政推進にご支援とご協力をいただき、感謝申し上げます。
さて、昨年は、わが国が東日本大震災と原発事故という大変な困難に直面した年でした。33万人を超える被災者のみなさんが、避難先で新年を迎えており、今年は、震災からの復興に向けて希望の持てる年になればと願っています。蕨市においても、一時避難所の開設、義援金の取り組み、被災自治体への市職員派遣など被災地支援に力を尽くすとともに、福島第一原発事故に伴う放射線への対応など、市民の安全安心のために、最大限の努力を続けてきましたが、引き続き、被災地支援と市民の安全安心の確保に全力を尽くして行きたいと思います。
昨年は、私自身にとりましても、市民のみなさんの大きなご支援をいただきながら、二期目の再選を果たすことができ、新たな市政運営をスタートさせた年でもありました。一期目のマニフェストは、蕨駅のエレベーター設置や中学卒業までの医療費無料化、市財政の健全化など、市民のみなさんのご協力をいただきながら、概ね実行することが出来ました。こうした成果の上に立って、二期目のマニフェスト「新あったかプラン」では、安全安心のまち、にぎわいと活力あるまち、子どもとお年より、障害者にやさしいまち、という3つのビジョンと41の推進項目を掲げました。すでに、小学校へのエアコン設置や高齢者の肺炎球菌ワクチンへの助成など実施に入っていますが、今年は、このマニフェストを、具体的な形にする年にしていきたいと思います。
昨年を表す漢字が「絆」となりましたが、大震災を通じて、改めて、地域での人と人とのつながり、絆の大切さ、への思いが広がっています。蕨は、コミュニティ活動が活発で、地域での絆が豊かなまちです。まちへの愛着は、昨年も、2年続けて7割を超えました。こうした蕨の良さを大いに発揮し、日本一小さな市、蕨で、日本一のあったか市政を目指し、今年も全力を尽くしてまいります。市民のみなさんには、引き続き、市政推進へのご支援をよろしくお願いいたします。
最近のコメント