タイ語学習者を困らせるタイ・イングリッシュ話から謹賀新年!
新年明けましておめでとうございます。
このブログはタイ語ブログなはずなのにタイ語ネタが圧倒的に少ないことを反省し、新年はタイ語ネタから。
それは、タイ語のなかに入り込んでいる英語についてです。
日本語にも外来語や和製英語といった形で多くの英語や外国語が入り込んでいますが、日本以上に外国との接点が多いタイに外国語が入り込まないわけがないのです。
私はクルマでの移動も多いので、タイのラジオを聞くことも多いのですが、前からずっと気になっていたのが「www」。URLの最初にほうにつくアレです。
タイ人のパーソナリティ?がURLを読み上げているのはわかるのですが、「www」の発音がどうも聞き取れないんです。
日本では「ダブリュー・ダブリュー・ダブリュー」ですよね?
では、タイではどのように言っているのか?
私の耳では「オー・ワイ・ウェブ」としか聞き取れないのです。
勘の鋭い人はもうおわかりかと思いますが、私はそのときは「ん? なんだ?」となるわけです。が、すぐに忘れてしまう性格ゆえ深く考えず、「まぁ、そういうふうな言い方なんだろな」くらいの感じで長い間放置してきていました。
が、あるときふと、「www」の元の英語はなんだっけ、と考えた瞬間、思い至りました。
そうです。「ワールド・ワイド・ウェブ」(World Wide Web)。
それをタイ式に発音して、というか、そういうふうに聞き取って「オー・ワイ・ウェブ」だったんですね。
最初のWは日本人の耳には聞き取りづらいですし、途中のR、末子音のDまたはDEもしかり。それらが抜け落ちて「オー」「ワイ」だったのです。
なにをいまさら?
そうですよね。自分的にもなにをいまさらなんですが(笑)、ようやくわかってすっきりです。
そして、聞き取りづらいタイ・イングリッシュの例をもうひとつ。
昨日の大晦日はタイ各地でカウントダウンが行われたことと思いますが、このカウントダウンという発音も聞き取りづらいのです。
タイ語でも英語のCountdownからそのままカウントダウン(เคาต์ดาวน์)と言うのですが、タイ人が発音しづらいであろう子音であるCountの「t」とdownの「n」に「これは発音しませんよ」という記号をつけて、最初から発音させないようにしているのです。
なので、「カウ・ダーウ」としか聞き取れません。というか、そう発音させているのですから当然それ以外にありえないのです。
これはハードルが高いです。初めて「カウ・ダーウ」と言われたとき、当然まったくわかりませんでした。その意味を聞いて「あ〜、あれね」となるわけです。
タイ語学習者を困らせるタイ・イングリッシュにまた出会ったら報告したいと思います。
というわけで、本年もよろしくお願いいたします。
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