今日(08/05/16)は角川までケロケロの打ち合わせに行きました。
ちょうど、ときた洸一先生の三国伝コミック2巻(講談社)の発売日だったので、
行きがけに買って行こうとしたら、なんと即日完売とな!
飯田橋駅前のかなり大きい書店なので、まさかと思ったのに。すげぇ!でも残念。
しょうがない。アマゾンの通販に頼るか…
いや!でもやっぱ今すぐ読みたい!
んなわけで帰りに新宿で途中下車して紀伊国屋に行ったら…あった!あったよ!!
我慢できずに電車の中で読みふける!
すげぇ!うわわ!かっけー!熱いぜ!
ボンボンで連載時に一度読んだ…つーか、作画の参考のために何度も目を通してたあの最終回が、
怒涛の加筆で猛烈にヒートアップしてましたよ。
数ページごとに「これだよ!これが見たかったんだよ!」と叫びたくなるが、
電車の中で危ない人になるわけにはいかないので必死で耐えるものの、ついニヨニヨが抑えられず
余計アブナいヒトっぽくなったのはナイショだ。
描き下ろしの尚香たん番外編もめっちゃ面白かったです。
英雄激突編はいろいろな事情でこういう遊び心のあるノリが少ないのが残念だなぁ…などと
思いつつあとがきを見てビックリ!
なんとエールを送られちゃってますよ、私!
いや、マジ感激です。
そもそも何というかこの三国伝、いろんな大人の事情が重なりまくって私が第2部を描くことになったわけですが、
掲載誌どころか出版社までも変わったせいで、通常の引き継ぎをしてないんです。
第1部と第2部の連続性についても、立場によって言われることがバラバラで、
ときた版の事は忘れて矢野版で仕切り直しましょう などと言う意見もあったのですが、
自分自身、一読者としてボンボンを読んできた身としては、あくまで続きでなければならないと考え、
できるだけ読者の皆さんが違和感を感じられないように、ときた先生のスタイルに合わせるよう心掛けて第2部を始めました。
ボンボン連載ではお馴染みだった次回予告のフォーマットを踏襲する。
ポーズや表情、画面構成も真似られるところは真似る。
回想シーンだけに留まらず、類似のシチュエーションでは積極的に似通った構図やエフェクトを使う。
等々、ひとつ間違えばパクリになりかねないところをあえて意図的にやって来ました。無断で。
そう、言ってなかったんです。ときた先生には。
構成の岸本みゆきさんや、サンライズ、バンダイの方々には宣言しちゃいましたから、多分伝わってるだろうと思いつつも、できたら一度ちゃんとお話したいと思ってたわけですよ。
とか言いつつも英雄激突編ももう6回を過ぎ、描き慣れるにつれ作風も自分流になって来た今、
単行本上で応援メッセージをいただいて、やっと正式に引き継いだと思えました。
ときた先生、ありがとうございます。
そして、読者の皆さん、今後も三国伝をよろしくお願いします。
追記(08/05/20)
上の記事を書いた後、あちこちから励ましのお言葉などいただけて恐縮していたところ、
ときた洸一先生までが読んで下さって、ご本人のブログ上で応援メッセージを下さいました。
激励ありがとうございます。がんばります!
(入稿間際のアレとか資料のソレにも耐えて(^o^.)>)
ときた洸一先生のブログ
http://tokita.blog.so-net.ne.jp
- 2008/05/20(火) 13:31:31|
- 三国伝
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| コメント:3
子どもの頃、よく読んでいたボンボン。
ときた先生の三国伝を読むために十数年ぶりに買いました。
そして廃刊。あわや三国伝は・・・・?
そんななかでの引き継ぎ。
本当にありがとうございます。
今はケロケロAを買っています。
もちろんケロロ軍曹めあて・・・・ではなく
「矢野先生の三国伝」を読みたくてです。
これからも応援してます。
あと、馬超さんの活躍に期待していますw
- 2008/05/20(火) 16:02:10 |
- URL |
- nori.T #-
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「三国伝」ある香港、中国と台湾、全ては大いに好評を得て、特にある関隘羽と曹操、同好者者の中できわめて人気があります。もしも新しい役なら、私はたいへん郭嘉を期待します~~
頑張って!矢野先生!
(中国語wikiの中で、 私は「sdが戦国伝わりました」条目の作者で、もちろんあります「英雄がたきつけて突然編みます」を紹介します!wikiができるだけ早く日本語版の紹介を出すことを望みます!)
- 2008/05/31(土) 02:45:09 |
- URL |
- 小倫from香港 #-
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