【Amazon】TAKE MOON 武梨えり TYPE-MOON作品集 特別版

武梨えり先生のアンソロジーコミックが超豪華特典を加えたBOX仕様で登場。完全新作アニメ「カーニバル・ファンタズム」番外編DVDとカラーイラスト集付き。2011年11月26日発売予定。

さて、どうも叶恭弘先生の作品ではメインヒロインが空気化する傾向がありました。もちろんビジュアル的には可愛いし性格も良く大変よく出来たお嬢さんでありました。

しかし、良い子過ぎて取り立てて目立つ事もないというのが個人的な感想。「鏡の国の針栖川」のメインヒロイン・真桜も普通に良い子で、このままではメインヒロインなのに埋もれてしまうのではないかという懸念がありました。

そんな懸念を真桜はふっ飛ばしてくれます。
空気になるなんてとんでもない。目立たないなんて事はまったくありません。かなりの存在感がありますね。

1
真桜

お色気要因として
いや、これって重要な要素ですよ。「プリティフェイス」には同時期に「いちご100%」、「エムゼロ」には「To LOVEる」とかち合い打ち切られてしまいました。この手の漫画を連載して2連敗をしてますからね。あくまで個人的見解ですけど内容の差なんて全然なかったと思うんですよ。では、何が足りなかったのか…お色気要素である。

ジャンプラブコメ漫画の代表作を思い返せば納得。
「オレンジロード」も「電影少女」も「いちご100%」も「To LOVEる」…ドキドキしたものです。でも、恋愛話以上にドキドキしたのは当然お色気。視覚的に楽しむ事こそジャンプラブコメの正義!(断言)

そんなわけで、真桜は今のところ十分な活躍であるといえます。
で、今回の7話。どうやら話し転がってきました。ラブがコメってきやがったのです。その対象が以前に散々述べた松川咲
「鏡の国の針栖川」見所はお尻に有り
週刊少年ジャンプはやっぱり面白いな!

何度も述べた通り、松川さんが針栖川に惚れちゃいそうです!

2
松川さん

DQN2人組に絡まれる松川さんの下へ現れ、颯爽と助ける…わけでなくDQNにボコボコにされながら何とか助けます(これ重要)。

どうも、今までの叶先生作品の主人公と違いますね。今までの主人公なら有無もなくDQNを逆にボコボコにするものですけど。ちょっと一生懸命さというか必死さがありました。というかどさくさに紛れて変な事言うのはいいんですけど、どさくさに紛れて「ぎゅう」って抱きつくのはどうなのさ。

で、何とか助け「松川クラスの美人と」とか言ったらイチコロです。松川さん…チョロっ!

松川さんチョロすぎやしませんか。ちょっと助けられ美人と言われただけで動揺して気になって惚れちゃう流れとか。安っぽいというかありきたりというか。例えば、雨が降る中で針栖川が子猫に傘を差してる姿を偶然見ちゃうぐらいの演出が欲しいですね(十分安っぽい)。

松川さんが陥落るのは規定路線としても、もっと演出とか流れとか雰囲気とかさ。色々あるじゃないですか。こんな程度で惚れちゃうなんて、松川さんが安い女みたいじゃないですか!

この程度で惚れるだとぉぉぉ。
まったく叶弘のヤロー…分かってんじゃねーか!

3
分かってる

ブヒィィィィィィィ!

「くそぉ…」はこっちの台詞ですよ!くそぉ…(笑顔)。
松川さんにニヤリング&ローリングで身悶え3回転半を記録したじゃねーかよ!はじまったのです。ラブがコメる展開が。

いやー来ましたね。
歴史が動いた時ってヤツですよ。視覚的にも十分楽しめましたけどラブコメ的にも十分楽しめるようになった「鏡の国の針栖川」…完璧じゃないか!

次回が楽しみで仕方がない。
次回予告までじっくりと見る程、僕の中ではじまりまくってます。

4
次回予告

里見と突きあえる日はくるのか!?

次回センターカラーとか「針栖川と咲の県警に変化が?」とかの次回予告がどうでもよくなるぐらい、この煽り文が衝撃でした。「付きあえる」でなく「突きあえる」ってなんなのさ。つまり、アレですよね。そんな日が来るのジャンプで!?