元教師が教える思春期の子どもへの接し方のコツ

子どもが 不登校 になると、どうしたら良いのか悩むものです。「誰かに相談したい。」「学校以外に相談できるところはないだろうか。」このように考えている方も多いと思います。

あなたは1人で悩みを抱えていませんか。今回は、不登校の子どもをサポートしてくれる専門機関を4つ紹介したいと思います。
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不登校の実態

専門機関について見ていく前に、子どもの不登校の実態 について見てみたいと思います。

2013年に文部科学省が行った「学校基本調査」によると、不登校の小学生は、全国に約 24000人、中学生は約 105000人、高校生は約 53000人と報告されています。

不登校は大きな社会問題となっており、家庭や学校だけで対処することは非常に難しいです。それでは、どのような機関に相談すれば良いのでしょうか。

不登校を相談できる専門機関

子どもの不登校相談に適した専門機関は、全国各地にあります。代表的で信頼できる専門機関を 4つ 紹介したいと思います。

①不登校支援センター

不登校支援センター は、不登校や引きこもりを扱っている 一般社団法人 です。

2015年は 5000件の相談を受けており、これまでの実績カウンセリング件数は10万件にのぼります。常に70名以上のカウンセラーがおり、子どもの心のケアや学校復帰へのサポートなどを行っています。

不登校支援センターの発表によると、87.1％ という高い確率で子どもの不登校を解決しているとのことです。6万人以上の臨床データ数もあり、子どもの不登校の相談先として信頼できます。

②教育支援センター（適応指導教室）

教育支援センター は、主に市町村の教育委員会が不登校の子どもの学校復帰を目的として支援を行っています。個別のカウンセリングや指導を行うとともに、少人数による授業も行われています。

教育支援センターは学校と連携しているため、教育支援センターに通えば学校に出席した扱いになります。教員と子どものカウンセリングの専門家がサポートしてくれるので、安心感があります。

③ひきこもり地域支援センター

ひきこもり地域支援センター は、厚生労働省が設置している機関です。ひきこもり地域支援センターは、深刻な引きこもり状態や長く不登校状態にある子どもの支援にも適しています。

国が設置している機関なので、他の機関との連携が充実しています。子どもの不登校の相談でしたら、まずこちらに連絡すれば間違いないです。

④フリースクール

現在、フリースクールが不登校の子どもの支援機関として注目されています。フリースクールは、不登校や引きこもりの子ども達が 集団生活 を行って、社会復帰に向けて活動する場所です。

文部科学省が定める学校機関ではないため、フリースクールは「学校」ではありません。どちらかというと、個人塾に近い雰囲気があります。

フリースクールごとに様々な特徴があり、不登校からの復帰に効果があります。

私の経営している塾も、不登校や引きこもりの生徒、問題行動やいじめを繰り返す生徒達が集まって授業を受けているので、フリースクールに近いのかもしれません。

学校では上手に人間関係を作れない子ども達も、フリースクールでは心を開いて活動することが多いです。100人以上が通っているフリースクールもあり、これからさらなる発展に期待が集まります。

学校へ通えない子どもにとって、1つの選択肢になるでしょう。

いかがでしょうか。これが、不登校の子どもをサポートしてくれる4つの専門機関 になります。あなた1人で悩まず、専門家の力をどんどん借りていきましょう。

今回挙げた4つの専門機関は、どれも子どもの 学校復帰 や 社会復帰 を専門にしています。きっとあなたや子どもの力になるはずです。

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