ノキアとインテルが、MaemoとMoblinを統合したMeeGoプラットフォームを発表したのが昨年の「Mobile World Congress 2010」。それからちょうど1年経った11日(英国時間)、ノキアは同社のスマートフォンの新たなプラットフォームとして、マイクロソフトの「Windows Phone 7」OSを採用することを発表した。 今後もノキアはMeeGoをオープンソースのモバイルOSプロジェクトとして継続していくものの、同社はWindows Phone 7を「主要なスマートフォンプラットフォーム」としていくとしている。残されたインテルだが、11日(米国時間)の同社ブログに今回の件に関する声明を出している。 「今回のノキアの決断には失望しているものの、我々は引き続きMeeGoへの取り組みを続けていき、またMeeGoオープンソースへのノキアの貢献を歓迎する。OSに関する我々の戦略は、常にWindowsやAndroid、そしてMeeGoなど複数の選択肢をもつことであり、これは変わらない。MeeGoは単に携帯電話のOSではなく、複数のデバイスをサポートしている」などとコメントしている。
The Linux Foundation、MeeGo後継の新オープンプラットフォーム「Tizen」発表 2011年9月30日 LiMo FoundationとThe Linux Foundation(略称: LF)は現地時…