jQueryの利用率はWebサイト全体の55%。使わないサイトの方が少数との調査結果。W3Techs

2013年1月9日

Web上で使われているテクノロジーのシェアや種類を調査、報告しているWebサイト、W3Techsによると、2013年1月時点で、jQueryを利用しているWebサイトは全体の54.8%と過半数を示す一方、それ以外のJavaScriptライブラリは2位のMooToolsが4.9%、3位のPrototypeが3.7%と一桁台の利用率であるとのことです。

また、JavaScriptライブラリを利用していないWebサイトの割合は一貫して低下し続け、現時点で39.4%となり、jQueryを利用しているWebサイトよりも少ないことが示されました。グラフを見ると両者のシェアは2012年4月下旬に逆転しており、いまやjQueryを使っている方が「普通のWebサイト」と言えそうです。

Webサイトをクロールして調査

グラフを見る限り、jQueryのみが一貫して利用率を向上させている一方、JavaScriptライブラリを利用していないWebサイトもそれに逆比例するように一貫してシェアを下げています。jQueryのシェアの上昇ペースが落ちていない点も印象的です。

W3Techsでは、おもな調査方法としてクローラを使って多数のWebサイトのコンテンツを取得し、それを解析することで利用しているJavaScriptライブラリの種類などを判別しているとのことです。

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