野球
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来春WBCでブラジルは台風の目になるか…今秋ドラフト候補擁し、3大会ぶり本選進出
大谷翔平がキャンプを行う米アリゾナ州で、ユウイチ監督(44)が渾身のガッツポーズを見せた。 日本時間7日、来年3月に開催されるWBCのアメリカ予選(アリゾナ州トゥーソン)でブラジルがドイツを6-4で破り、3大会ぶりの本大会出...
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プロの世界で結果を出したいなら「常識逸脱」すべし…打撃は理屈じゃなく感覚で身に付けるもの
阪神の4番・金本知憲さんは、まさに「鉄人」だった。2004年7月の巨人戦で右手一本だけで打ったヒットは、今でも語り継がれている。 金本さんは前日の中日戦で左手首に死球を受け、左手関節打撲と診断される。のちに左手首剥離骨折と判...
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メジャースカウトが目を付けた侍J投打の若手2人は…23年ドラ1右腕と新庄監督のお墨付き野手
「最後の1イニングを投げた投手には、将来性を感じます」 こう言うのは、某球団のメジャースカウトだ。 侍ジャパンが5、6日に行ったオランダとの強化試合。投手陣は宮城(オリックス)、今井(西武)らメジャー予備軍が好投を見せ...
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「血の入れ替え」で入団した金本知憲さんにはよく怒られた。何より凄まじかった1点の執念
2001年オフに野村克也監督の辞任を受け、中日の監督から間を置かずして阪神の監督に電撃就任したのが星野仙一さんだ。初年度はBクラスの4位に終わり、大胆な「血の入れ替え」を宣言し、当時の久万俊二郎オーナーを説得。阪神本社の「金庫」を開...
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今度はオンカジ問題に揺れる“緩んだ”プロ野球界 新人研修制度がわずか2年で撤廃された理由
またか。今度はオンラインカジノ、ときた。大谷翔平の元通訳の事件が日本球界に飛び火してきた格好である。八百長試合、野球賭博、わいせつ行為……。振り返れば、プロ野球の不祥事がとどまるところを知らない。 かつて、新人選手を一定期間...
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侍J井端監督が正捕手に据えたい大本命は…3月強化試合への招集は「打倒甲斐」のメッセージ
5、6日にオランダと強化試合を戦う侍ジャパンが4日、大阪・舞洲の室内練習場で、前日練習を行った。 今回は28人中20人が初選出となるフレッシュなメンバー構成。井端弘和監督(49)はこの日、「1年後にはWBCがあるが、この3月...
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今秋ドラフトの目玉「最速158キロ」高校生右腕にも忍び寄るメジャーの魔の手
「我々にとっては本当の意味で脅威になった。気が気じゃないですよ」 とは、在京セ球団のスカウトだ。3月18日に開幕するセンバツ甲子園で連覇を狙う健大高崎(群馬)のエース・石垣元気(2年)について、 「最速158キロを誇る今...
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オンカジ騒動でまたも露呈したNPBの「丸投げ体質」…再発防止の具体的な提言いまだナシ
相変わらず……と思った向きは多いだろう。 3日のNPBと12球団による実行委員会。球界がオンラインカジノ騒動に揺れる中、NPBの中村事務局長によれば、会の冒頭、榊原コミッショナーがこの件に関し、「問題解決に向かう道筋を球界全...
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昭和の負の遺産「体罰」を考える 「やったら一発アウト。即座に指導者を辞めるべき」
令和の時代に残る「昭和の負の遺産」のひとつに、体罰が挙げられます。 先日、関西の甲子園経験のある強豪校のベテラン監督が、部員への体罰を理由に謹慎処分を受けたと報じられ、世間に大きな衝撃を与えました。私は完全な部外者なので、こ...
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試合途中にトレード、1日に異なる2球団で安打を放った 大リーグ唯一の「珍・怪」記録
大谷翔平はこの珍事を知っているだろうか。 1982年8月4日。メッツのジョエル・ヤングブラッドは、敵地・シカゴで行われたデーゲームのカブス戦に「3番・中堅」で先発出場した。三回表に2点タイムリーを放つと、四回裏の守備につく直...
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大問題になった結婚式場での“クビ通告” 巨人は昔からやることがすごかった
「びっくりして腰が抜けそうになったぞ」 巨人OBのセリフだ。 何事かと言えば、結婚式に出席したその場で球団代表から、「来年は契約しないから」と通告されたのである。 1957(昭和32)年のオフ、東京・日比谷の東...
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3年生の巣立ちを目前に込み上げてきた嬉しさと寂しさ、実感した専大松戸の「チームの色」
年が明けたと思えば、あっという間に1月が過ぎ、早くも2月に突入しました。3年生の卒業も、もう目前です。 専大松戸の野球部は1学年約15人。卒業後も野球を続けるのは例年半数ほどです。2年時に春のセンバツ、夏の甲子園に出場した最...
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金田ロッテはキャンプ中に「生理(性処理)休暇」を堂々と導入!監督就任翌年に日本一を達成した
令和は“不倫の時代”か。プロ野球の世界も他人事ではない。西武の名遊撃手でマジメ人間のイメージだった源田壮亮も、だ。 そんな性問題の防御策を半世紀ほど前に考えついたのが、400勝投手でロッテ監督時代の金田正一だった。 「...
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平然と球場を出入りする「反社」が選手をボコボコに…プロ野球選手会は八百長防止をきっかけに発足した
歌舞伎に「浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」の名セリフがある。大悪党で釜ゆでの刑に処された石川五右衛門の辞世の句だが、プロ野球の世界でも悪さはいまだに生きている。 選手会は「八百長」(敗退行為)の防止をきっかけに発...
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イチロー氏MLB殿堂入りも満票逃す…前日まで得票率「100%維持」も1票に泣く
米国野球殿堂は日本時間22日、今年の殿堂入りメンバーを発表し、マリナーズなど計3球団でプレーし、通算3089安打をマークしたイチロー(51)がアジア人として初めて選出された。 全米野球記者協会(BBWAA)会員による投票では...
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大リーグ殿堂入りの基準は時代とともに変わる 背景には指標開発による分析の進化も
大リーグにおいて、打者であれば3000安打や500本塁打、投手の場合は300勝を達成すれば、資格初年か否かを別にして、多くの場合、野球殿堂で顕彰されている。 一方、時代の推移に伴う野球に対する人々の見方の変化も、殿堂への選出...
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野球殿堂入りもなぜ満票逃した?イチロー氏に投票しなかった「へそまがり」の正体…得票率は92.6%で歴代6位
「満票じゃないの?」 球界でも驚きの声が上がった。 昨16日の野球殿堂入りメンバー発表。オリックスやマリナーズなどで日米通算4367安打のイチロー(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)は、引退から5年以上...
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米国有望株1位に選出!佐々木麟太郎を巡り早くも始まる日米争奪戦…NPBの照準は来秋ドラフトか
米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」電子版は日本時間9日、今季の大学1年生のランキングを発表。花巻東高時代に歴代最多の高校通算140本塁打を放った米スタンフォード大の佐々木麟太郎(19)が1位に選ばれた。 昨年、名門スタン...
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敗色濃厚の太平洋戦争末期の1944年正月 軍部の命令に背いてプレーボール、空襲に遭いながら8試合
大谷翔平の大リーグでの活躍を、あの選手たちはどう見ているだろうか。米国との太平洋戦争の末期、1944(昭和19)年に軍部はプロ野球に対し、「(公式戦を)中止せよ」。国内に残った選手たちは、それに背くように試合を行った歴史があった。 ...
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創価大・立石正広 素材は一級品、今年1年が「上位」「下位」の正念場
「よく『打撃がいい』と評判を聞くが、むしろ彼の武器は守備力。肩が強い上に、送球のコントロールも抜群。いますぐにでもプロで三塁を守れるし、もしチーム事情などで三塁が無理なら外野に転向させてもいい。素材としては一級品ですよ」 こう...
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賛否両論!春のセンバツ「21世紀枠」に思うこと…来春は“快進撃”に密かに期待をしています
先日、来春のセンバツの21世紀枠候補校9校が発表されました。 どこも魅力的な学校ですが、その中でも壱岐(長崎)は部員21人全員が壱岐島出身ということもあり、話題をさらっています。 さて、この「21世紀枠」ですが……。...
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甲子園で役に立つタッチアップの心得…三塁走者は二走へ「合図」を送ってからスタートを切れ
今回も1点をもぎ取る「走塁編」だ。 走者二塁で打者が安打を放ったケース。打者走者が二塁へ進塁できるかどうかは重要なポイントだ。 まず、これに付随してカットマンの話をすると、中前打の際、本塁までの中継には一塁手、二塁手...
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「飛ばないバット」でより重要 「二塁走者」にショートの動きを伝える伝達法
高校野球に飛ばないバットが導入され、1点を取るために、より重要になるのが「走者二塁」の場面である。 二塁と三塁ベースを直線で結んだとして、無死の場合のリードは、線から1メートルほど後ろ。直線で走りたいからだ。 1死か...
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侍ジャパン 26年WBCにこれだけの懸念材料…大谷、ダルビッシュの出場可否は不透明
侍ジャパンは昨24日、プレミア12の台湾との決勝戦に敗れ、2019年大会に続く連覇を逃した。 井端弘和監督(49)はすでに、2年後のWBC26年大会までの続投が決定。プレミア12では苦杯をなめたものの、プレミア12とWBCは...
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侍ジャパンで広島勢躍動!「打ち出の小園」は米国戦から4打席連続長打、坂倉は追撃のソロ本塁打
絶好調男がまた打った。 22日の「プレミア12」スーパーラウンド第2戦。ベネズエラとの試合に「2番・二塁」でスタメン出場した侍ジャパンの小園海斗(24=広島)が、一回1死から今大会10イニング無失点だったベネズエラ・ピントか...
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“偽名入団”した本塁打王…軍需工場→大学進学→《プロ入りできるのならと地元の名を拝借した》
ドラフト指名の新人選手が次々と仮契約を結んでいる。高額の契約金を手に夢と希望を持って。みんな明るい。このプロ入りで、かつて“偽名入団”し、スーパースターに上り詰めた若者がいた。 セ・パ2リーグになった1950年、松竹ロビンス...
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MLBが「国際ドラフト構想」でひっそり進める日本のアマ選手「青田買い」のシナリオ
メジャーのオーナー会議が、あす(日本時間20日)ニューヨークで開幕する。 各球団のミリオネア、ビリオネアが一堂に介する同会議は主にMLBの決議事項の審査、承認が主な役割だが、オーナー側から議題が提出されることもある。 ...
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侍J「プレミア12」スーパーラウンド進出も救援陣に不安を残す…21日からは東京ドーム開催
侍ジャパンが4時間を超える激闘を制した。 17日の「プレミア12」キューバ戦は五回まで5-1とリードしながら、六回に3点を返されると、七回には失策が絡んで同点に追いつかれる苦しい展開に。6-6の八回1死一、三塁で栗原(ソフト...
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勝てる「盗塁㊙技術」教えます...クセが出るのは投手の右足と首
野球は難しい。1に投手、2に打撃、3の守備には捕球と送球という2つの違う動作がある。4に走塁、5は頭だ。 サッカーにしろバスケットボールにしろ、やることは攻撃と守備、大きく分けて2つだ。他の競技と比べ、野球は全く違うプレーを...
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佐々木朗希の強行メジャー挑戦が“悪しき前例”に…日本球界「ゴネ得」横行へまっしぐら
侍の新星が躍動した。 プレミア12が13日に開幕。1次ラウンド初戦のオーストラリア戦に先発した巨人の井上温大(23)は6回途中を5安打2失点。キレのある直球、スライダー、フォークを駆使して8三振を奪い、白星発進に貢献した。 ...