こちらは「株式会社ハピスキ」の提供記事です。
ステータス性の高いプラチナカードは、「年収1000万円以上ないと取得は難しい…」と感じている方も多いのではないでしょうか?確かに、高額な年収が求められるケースもありますが、実は年収1000万円以下でも取得可能なプラチナカードが増えています。
年収に応じて審査基準が柔軟に設定されているカードも多く、カードの選び方や使い方次第では、ワンランク上のステータスカードが手に入るチャンスは広がっています。
そこでこの記事では、プラチナカード所有者の年収の傾向から、年収1000万円以下でも取得が狙える理由までを解説。また、コスパに優れたカードや優待サービスが豊富なカードなど、タイプ別におすすめのプラチナカード6選を紹介します。
プラチナカードを持っている人の年収と年収1000万円以下でもカードを持てるポイント
プラチナカードの取得には必ずしも年収1000万円以上が必要というわけではなく、一般的には年収600万円程度あれば申し込み可能とされています。
株式会社ゼロアクセが2024年9月に実施した調査によると、プラチナカード取得者のうち年収1000万円以上の割合は21.43%で、700〜800万円が19.05%、500〜600万円および400〜500万円未満がそれぞれ15.08%を占めています。
全体として年収1000万円以下が全体の半数以上を占める結果となりました。
(参照:【ココモーラ】プラチナカードに関するアンケート調査を実施)
このように、クレジットヒストリー(信用情報)が良好であれば、年収が300万円や400万円程度でも取得の可能性は十分にあります。
一般カード・ゴールドカードで実績を積み、インビテーションを受ける
年収1000万円以下でプラチナカードを目指す場合、まずは同じブランドの一般カードやゴールドカードを保有し、利用実績を積むことが有効な方法です。
一定期間にわたってカードをしっかりと利用し、安定した支払いを続けると、プラチナカードのインビテーション(招待)を受ける可能性が高まります。インビテーション経由での申し込みでは、通常よりも審査がスムーズな傾向にあります。
年収1000万円以下でも狙えるプラチナカードを選ぶ
最近では、年会費が比較的リーズナブルで保有しやすいプラチナカードも増えてきています。このようなカードを選べば、年収が1000万円に満たなくても取得できる可能性が十分にあります。
ただし、プラチナカードの年会費は高額であり、取得後も維持できるかどうかの検討が必要です。また、特典内容には高級ホテルやレストランでの優待サービスが多く含まれているため、これらのサービスを活用できない場合には本来のメリットを十分に享受できない可能性も。
ステータス性だけで選ぶのではなく、自分のライフスタイルに本当に合ったカードを選ぶことが、プラチナカードを最大限活用するためのポイントです。
年収1000万円以下でも狙えるコスパの良いプラチナカードおすすめ3選
ここでは、年収が1000万円以下の方でも手に入れやすい、優れたコスパを誇るプラチナカードを3枚紹介します。
楽天プレミアムカード:保険や優待サービスが充実
楽天カードが発行する「楽天プレミアムカード」は、年会費11,000円(税込)とリーズナブルで、保有ハードルが低いカードです。
世界1,600カ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が付帯することから、コスパが良いと評判です。利用回数は年5回まで(2025年1月以降)と制限がありますが、1回35ドル(約5,387円)かかるラウンジを無料で利用できる点は大きな魅力。
利用可能枠も300万円までと、一般カードに比べて高額になっています。また、選べるサービスでポイントがアップする特典もお得。次の3つから好きなコースを選択可能です。
- 楽天市場コース:毎週火曜日・木曜日ポイント4倍
- トラベルコース:楽天トラベルの決済でポイント最大3倍
- エンタメコース:Rakuten TVまたは楽天ブックスで最大3倍
ちなみに、この特典は2025年1月15日(水)以降、「楽天市場コース」のみとなります。2025年1月14日(火)までに選択すれば、引き続き選択されたコースを選べるので申し込むなら今のうちです。
さらに、お誕生月には楽天市場・楽天ブックスでの買い物がポイント4倍に。付帯保険では、国内外の旅行傷害保険に加え、楽天プレミアムカードで購入した商品が損害を受けた場合に
最高300万円まで補償する動産総合保険が自動で付帯されている点も嬉しいポイントです。
年会費 | 本会員:11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 1%~(※1) |
追加カード | ETCカード、家族カード |
国際ブランド | Visa、Mastercard®、JCB、American Express |
申し込み対象 | 20歳以上(学生不可) |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高5000万円(自動付帯)(※2) |
空港ラウンジ | 世界148カ国1,600カ所以上で無料 |
移行可能なマイル | ANA |
※1:一部ポイント還元の対象外となる場合がございます。
※2:最高5000万円のうち、4000万円が自動付帯、1000万円が利用付帯となります。
※3:2025年1月1日(水)以降のプライオリティ・パスのご利用は年間5回まで無料と変更になります。
JCBプラチナ
旅行やホテル、グルメなど豊富な特典が揃う「JCBプラチナ」。年会費は27,500円(税込)ですが、特典を活用すれば十分にその価値が感じられるプラチナカードです。
たとえば、通常年会費が469ドル(日本円で約68,000円)かかるプライオリティ・パスのプレステージ会員資格を無料で取得できるほか、対象のレストランにて2名以上で予約すると、1名分が無料になる特典も付帯されています。この特典だけでも年会費の元を取れるでしょう。
さらに、優待店で最大ポイント20倍、海外利用でポイント2倍と還元率の高さも魅力です。国内外のホテルで優待サービスが受けられるため、旅行や出張時の利用にもおすすめです。また、空港ラウンジの無料利用や手荷物宅配サービスといった旅行者向けのサービスも充実しています。
年会費 | 27,500円(税込) |
ポイント還元率 | 0.50%~10.00%(※1) |
追加カード | ETCカード、家族カード |
国際ブランド | JCB |
申し込み対象 | 20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高1億円(※2) |
空港ラウンジ | 国内の主要空港、 |
移行可能なマイル | ANAマイル、JALマイル、デルタ航空 |
※1:最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。
※2:保険の適用には条件があります。詳しくは、旅行傷害保険の適用条件をご確認ください。旅行傷害保険の適用条件はこちら
※3:事故発生の時点で、補償対象スマートフォンの通信料を直近3カ月以上連続でJCBプラチナで支払っている場合、JCBスマートフォン保険が適用されます。保険事故発生時点で、購入後24カ月以内のスマートフォンが補償対象です。
三井住友カード プラチナプリファード
基本還元率が1%超えの「三井住友カード プラチナプリファード」。ポイント還元率特化型プラチナカードとして人気がある1枚です。
対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済するとポイント最大7%還元(詳細スペック※1,2,3,4,5を参照)、プリファードストア(特約店)での利用で通常+1~14%のポイント還元があります。
プリファードストアには、コンビニやファミレス、宿泊予約サイトなど日常的に利用しやすいサービスが揃っており、日々の利用で効率良くポイントが貯まるカードです。
また、SBI証券の投資信託でクレカ積み立てをすれば、積立額の最大3.0%が付与されます(※)。将来に備えた資産運用でも、ポイントを取りこぼすことがありません。
※特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。
年会費 | 本会員:33,000円(税込) |
ポイント還元率 | 1% |
追加カード | ETCカード、家族カード |
国際ブランド | Visa |
申し込み対象 | 原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高5,000万円(※6) |
空港ラウンジ | 無料(※8) |
移行可能なマイル | JAL |
※1:最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※2:商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3:iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※4:一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※5:ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※6:事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。(引受保険会社/三井住友海上火災保険株式会社)
※7:会員1名につき対象期間中の補償金支払いの限度額です。1事故につき3,000円の自己負担あり。商品の購入からはじまり、購入日の翌日(配送などによる場合には商品の到着日)から起算して200日間が補償対象期間となります。
※8:国内主要空港およびハワイの空港ラウンジ。
※特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。
アメックスなど優待サービスが充実したラグジュアリーなプラチナカードおすすめ3選
続いて、プラチナカードの特典を十分に享受できる、優待サービスが充実したカードを3枚紹介します。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」は、国内外の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスや、豊富なグルメ・ホテル優待を備えたプラチナカードです。対象レストランで所定のコースメニューを予約すると、1名分が無料になるうえ、高級ホテルでVIP級のサービスを受けられます。
豪華な特典が充実している一方で、年会費は22,000円(税込)と比較的手頃な点も魅力。さらに、コンシェルジュサービスや旅行傷害保険も付帯しており、出張や旅行の多い方にも重宝する1枚です。
また、対象の店舗での利用分に対し、最大15%相当が還元されるため(※1,2,3,4,5,6,7,8,9,10)、ポイントも効率良く貯まります。
年会費 | 本会員:税込22,000円 |
ポイント還元率 | 0.5%〜15.0%(※1,2,3,4,5,6,7,8,9,10) |
発行可能カード | ETCカード、家族カード、UnionPay(銀聯)カード |
国際ブランド | American Express® |
申し込み対象 | 20歳以上でご本人に安定した収入のある方 |
ナンバーレス | 対応 |
旅行傷害保険 | 海外:最高1億円(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円)(※11) |
空港ラウンジ | 無料、プライオリティパス付帯 |
移行可能なマイル | JAL |
※付帯保険の内容は概要です。詳細はお問合せください
※1:最大15%とは、いつものお店(対象店舗)でポイント優遇分<5.5%>+条件達成特典分<9.5%>を合算した還元率です。条件達成特典分は各ご利用期間中29,000円が上限です。
※2:ご利用期間は①2024年8月1日(木)~10月31日(木)と②2024年11月1日(金)~2025年1月31日(金)の2回に分かれます。
※3:2025年2月以降も内容を変更してポイント還元を継続予定です。
※4:還元するポイントは、1カ月のご利用金額合計1,000円ごとに算出します。(期間中のご利用金額合計が1,000円未満の対象店舗のご利用分は、15%ポイント還元の対象外となります。)
※5:各社のご利用金額の合算、集計は行いません。各社単位でのご利用金額に応じてポイントを付与いたします。
※6:Apple PayはQUICPay(クイックペイ)でのご利用が対象となります。
※7:Apple Pay、QUICPayはMastercard®とVisaのみでご利用可能となります。
※8:1ポイント5円相当の商品に交換した場合です。
※9:最大15%ポイント還元には上限など各種条件がございます。
※10:1ポイント5円相当の商品に交換した場合。特典には条件があります。
※11:カード入会日以降に出発される旅行で、自宅を出発してから帰宅するまで。ただし一回の旅行につき、日本を出発してから90日間限度。
※12:下記①~③によりその傷害が原因で事故発生日からその日を含めて180日以内に死亡された場合、(事故により直ちに死亡された場合を含みます。)、または後遺障害が生じた場合。
①被保険者が日本国内を旅行中、公共交通乗用具に乗客として搭乗中、偶然な事故によって障害を被った場合。
②被保険者が日本国内を旅行中、旅館、ホテル棟の宿泊施設に宿泊客として滞在中に、火災・破裂・爆発事故によって障害を被った場合。
③被保険者が宿泊を伴う募集型企画旅行に参加中に偶然な事故によって障害を被った場合。
※13:カードで購入された品物の破損、盗難などの損害を購入日より90日間補償します。
ラグジュアリーカード チタン
「ラグジュアリーカード チタン」は、他のカードと一線を画す特典が豊富に揃ったカードです。金属製のカードならではの高級感に加え、一般的なプラチナカードやゴールドカードでは得られない、特別な優待やサービスが豊富。
コース料理1名分無料、スーパーカー優待プログラム、高級ホテルの優待や映画のチケット毎月1枚無料、国立美術館無料鑑賞など。
もう一つの魅力は、どこで使っても1%の高いポイント還元率です。Apple PayやQUICPay、モバイルSuicaへのチャージにもポイントが還元されるため、日常的な支払いでも効率良くポイントを貯めることができます。
さらに、デポジットをすれば最大9,990万円まで利用可能となり、高額な税金や経費の支払いにも対応できるため、経営者にも非常に人気があります。
これまでのカードに満足できなかった方、より特別な体験を求める方にぴったりのカードです。
ちなみに、プライオリティ・パス(通常年会費が469ドル=日本円で約68,000円)も付帯しています。同伴者1名まで無料で空港ラウンジを利用できるので、旅行や出張に便利です。
年会費 | 本会員:55,000円(税込) |
ポイント還元率 | キャッシュバック率 1.0% |
追加カード | ETCカード、家族カード |
国際ブランド | Mastercard® |
申し込み対象 | 20歳以上で安定した収入がある方(学生不可) |
付帯保険 | 国内旅行傷害保険(利用付帯):最高1億円 |
空港ラウンジ | 無料 |
移行可能なマイル | JAL、ANA、ハワイアン航空、ユナイテッド航空 |
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
年会費165,000円(税込)にふさわしい特典が豊富な「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」は、ステータスも申し分なく、まさに「ザ・プラチナ」と呼べる1枚です。
入会特典として、条件をクリアすると年会費相当の最大165,000円分のキャッシュバックが受けられるため、初年度の年会費をカバーできるのも魅力。
また、プライオリティ・パスやホテルでのアップグレード、レストランの特典など、日常から特別なシーンまで幅広く活用できる特典が揃っています。
さらに、カード更新時には、沖縄や北海道のハイアットやヒルトン等、国内の対象ホテルで使える1泊ペア宿泊券が贈られる特典も。ホテルによっては2泊分になることもあり、年会費以上の価値を実感できるカードです。
年会費 | 年会費 165,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.50%〜 |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
国際ブランド | American Express |
申し込み対象 | 20歳以上で安定継続収入のある方 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)(※1) |
空港ラウンジ | 無料 |
移行可能なマイル | ANA、JALなど提携航空会社15社 |
※1:5,000万円まで自動付帯。ただし家族カード会員・家族カード会員の家族は補償されません。
※2:補償内容の詳細については、補償規定集をご確認ください。
※3:プライオリティ・パスは事前にお申し込みが必要です。
まとめ|プラチナカードは年収1000万円以下でも手が届く!あなたも狙えるワンランク上のステータス
年収1000万円以上のイメージが強いプラチナカードですが、実は年収1000万円以下でも十分に手が届くカードです。特に最近は、年会費が比較的安価でありながらステータス感や優れた特典を備えたコスパの高いプラチナカードが登場し、以前よりも保有しやすくなりました。
旅行時の優待や日常生活を豊かにするサービスも付帯されており、無理なく上質な体験を満喫できます。
この記事で紹介したカードは、特典や年会費のバランスが良く、初めてのプラチナカードとしてもおすすめです。ライフスタイルに合ったカードを選び、ワンランク上のステータスを手に入れながら、便利でお得なサービスを活用してみましょう。
*記事内容は、執筆時2024年11月のものです。最新情報は各カード会社の公式サイトをご確認ください。
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