これまで、完全スルーでした。もっと早く知っていれば、便利に使えたのにと後悔しています。
何のことかと言えば、Mac標準の『メモ帳』アプリです。
これまでメモを取る時は、よく使うテキストエディタ『CotEditor』を起動していたのですが、メモ帳を使うようになってから、不満に感じていた部分がすべて解決されて、格段に使い勝手が良くなったので紹介します。
メモを取る時に感じていた不満
これまでの不満を大きく分けると、以下の三点になります。
- メモを保存し忘れる:操作ミスや重要なメモがあることを忘れて、アプリを終了することがあり、メモがなくなってしまう
- どこにメモを書いたか忘れる:メモがファイルで保存されるので「この間のメモはどこだっけ?」ということが度々ある
- メモがあちこちに散らかる:他のマシンからでも参照するべくDropboxに保存しているが、間違えて別の場所に保存してしまうと見つけにくくなる
『メモ帳』アプリで全部解決できました
まず「メモを保存し忘れる」は、メモ帳アプリは書いた先から保存されるのでこのトラブルから解放されました。
次に「どこにメモを書いたか忘れる」は、メモ帳アプリの検索機能が解決します。この機能は、書き留めたメモを串刺しで検索できるので、メモの数が増えても簡単に探し出せます。
最後は「メモがあちこちに散らかる」です。メモ帳アプリは、アプリ内に保存されて1カ所にまとまり、散らかることはありません。また、iCloud経由でiOSデバイスとも同期できるので、他からも参照できます。
なんでもっと早く使わなかったんだろう...
メモ帳アプリが、いとも簡単に不満を解決してくれました。OSに付いているものだし、どうしてもっと早く使わなかったのかと後悔しているほどです。誰しもメモを取るシーンはあるはずです。メモ帳は、ツボをきっちり押さえた良く出来たアプリです。Macユーザーの方で使っていなければ、一度試してみてはいかがでしょうか。
(傍島康雄)