Evernote:読んだ本を「読書ノート」として記録しておきたい時、本の表紙サムネイル画像やISBNなどの情報などをバーコードを読み取っただけで記録してくれたら便利ですよね。『BookEver』は、本の裏に印字してあるバーコードを読み取って自動でEvernoteに記録してくれるiOSアプリ。しかも図書館蔵書検索サイト「カーリル」にも対応しており、登録した図書館の書籍ページへのリンクをEvernoteに保存してくれます。

バーコードで読み取る前に、アプリにEvernoteアカウントとノートブック、よく利用する図書館を登録しましょう。もちろん全国の図書館から選べます。

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バーコードマークのところをタップすると、カメラが起動します。

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カメラがバーコードに認識されると、緑の枠が出ます。

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無事バーコードが読み取られると、本の情報がEvernoteに送信されます。図書館を設定しておけば下図のように「予約」リンクが表示され、ここから図書館のページに飛ぶことができます

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Evernote側で見ると、読み取った本は以下のように保存されます。図書館ページへのリンク(下記「予約」リンク)は自動で作られるので地味に便利です。

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Evernoteに送信した本は履歴として残ります。スマホ側での読書履歴としても使えますね。

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■Evernoteに記録するメリットは...

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やはりいつでも加筆できるということでしょう。1度目に読んだ時の感想と、2度目・3度目に読んだ感想とでは違った印象を受けるはず。その時の気持ちを残しておくことは、単にその本を読んだという記録だけではなく、その時の自分の思考を整理できます。また、EvernoteならどのPC・スマホからでもアクセスできるので、メモ帳のように「どこかに行ってしまう」ということがないこともメリットの1つです。

アプリ自体は無料でダウンロードできます。別途バーコードスキャナーなどのアプリも必要ありません。詳しくは以下のApp Storeをチェックしてみてください。

BookEver

(安齋慎平)

(2012.10.10)