目に見えて革新的。

三脚にビデオカメラをセットして撮影。定点なら問題ありませんが、動きのある映像を取りたい時は、パンハンドルを握って左右に首振りさせるでしょう。でも、撮った映像を見てみたら、なんだかガタガタと揺れてしまっていて、なめらかな動きになっていない...そんな悔しい思いをしたことがある方は必見です。

とても高価な三脚を買う手もありますが、スムーズな首振りを超低予算で実現させる方法があります。必要なのは太めの輪ゴムのみ

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なめらかな映像を撮るには、輪ゴムをパンハンドルにひっかけて、指で引っ張るのです。輪ゴムが衝撃を抑えてくれる上に、一定の速度を保って首振りを行ってくれます。実にシンプルな方法ですが、記事冒頭のデモビデオを見ていただければ効果は一目瞭然。

少し練習をすれば、左右だけでなく、上下に振る動きもできるようになるでしょう。足元からなめるように対象を写していく、なんていう映像も工夫次第で撮れるはず。運動会でがんばる子どもの勇姿はもちろん、自主製作の映画やPVなど、使える場面も多いかと思います。

おまけでもうひとつ、三脚を使った撮影テクニックを見つけたのでご紹介します。

まるで息を潜めて、外へ出ていくような緊張感のある映像です。人間がゆっくりと対象へ近づく表現ともいえます。この方法、必要な道具は三脚だけ。輪ゴムもいりません。

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上の画像のように、三脚の脚を1本しまって、2本で立たせます。倒れないように気をつけながら、ゆっくりと前後に動かします。上級テクニックとしては、カメラを上下に振る動きも組み合わせると、さらに広がりのある映像が期待できそうです。

全国のアマチュアカメラマンや低予算ワーカーたちに、役立つことを祈っています。

Best Camera Trick Ever! | YouTube via Reddit

Video Camera Super Trick!

Whitson Gordon(原文/抄訳:長谷川賢人)