ライフハッカーではこれまでにも、「悩めるすべての人に贈る『瞑想』のススメ」や「情報のオーバーフローに流されないようにするには瞑想が効果的」など、瞑想の良さを何度もご紹介してきました。
今回は、瞑想がなぜ長年のストレスや苦痛を取り除いてくれるのか? 脳科学的な根拠を説明したいと思います。
Photo by h.koppdelaneyマサチューセッツ工科大学とハーバード大学の神経科学者が、瞑想を実践している人は、イライラが軽減すると考えられている脳波、「アルファ波」をうまくコントロールできる、ということを発見しました。瞑想のやり方を学んだ後で、被験者が体のある特定部分に意識を集中した時、脳のアルファ波が著しく増幅したそうです。
この発見によって、ストレスを含む慢性的な苦痛に悩まされている人は、瞑想することでストレスや苦痛を感じにくくできるのではないかと言われています。ですから、ストレスや何かしらの苦痛を感じている人には、心を集中させるようなストレス軽減法(呼吸法)や瞑想が、苦痛を和らげる助けになるでしょう。
瞑想ってなんだか難しそう...と思っている人は、iPhoneの瞑想アプリなどもありますので、最初はツールを使ってやってみるのもいいですよ。
The benefits of meditation | MIT News
Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)