メールの最中に間違ったボタンや「送信」を誤って押してしまい、ひどい結果に...。こういった失敗は誰にでもあるのではないでしょうか? そこで今回は、よくあるメールの失敗とその対応策策をお教えします。
1. 間違って転送する
内容がひどかったり、とても個人的だったので、友達に知らせようとメールを転送しようとしたところ、メールの送り主に送信してしまった...といった失敗はよくあります。その結果、相手のことをひどく思っていることがバレたり、多くの人にニュースが伝わってしまうことに...。
すぐにメールを送り、状況を説明して相手からの反応に備えましょう。あなたは大失敗をしたのですから、怒られて当然です。また、相手に謝罪して二度とこういうことは起きないと約束しましょう。とはいえ、もし自分が同じことをやられた場合を想像すると、相手に二度と信じてもらえない可能性はあります...。
2. 送信先を間違える
賢いアドレス帳機能のおかげで、メールアドレスを覚えることなくメールを送れる時代になりました。しかし、そこには落とし穴が...。例えば、「ブライアン」と打ち込んでいる最中に、パソコンが予測して相手を選んでくれるのは便利です。しかし、信頼できる友人のブライアン・ウイリアムズだと思って送ったら、実は噂好きのブライアン・モイランに送っていて、あなたの噂がみんなに広まってしまった! といった、最悪な事故が起きる可能性もあります。
これは、一番害の少ない失敗かもしれません。もし、メールの内容が誠実な内容や、退屈な内容だったら、受け取った人はただ混乱して「自分宛じゃないな...」と思うだけです。そこで、「Gmailは困りますね...。ブライアン・ウィリアムスだと思って間違って送ってしまいました。無視してください。」と送りましょう。しかし、「今夜の食事が楽しみ!」という愛人に送るはずのメールを間違って妻に送ってしまったら...。当然、嘘を突き通すしか方法はありません!
3. 酔っぱらってメールを出してしまう
酔っぱらって電話すると似た失敗ですが、夕食にワインを1本空けたあと、寝てしまう前にメールをチェックしよう...といった状況でよくやってしまう失敗です。次の朝起きたら、ソファで服を着たまま寝てしまっていたことに気づき、昨夜誰に何を送ったかも思い出せない。上司に楯突いたかもしれないし、友達に怒ったかもしれないし、気になっている人に変なメールを送ってしまったかもしれない...。
すぐにメールをチェックして、自分がしたことを確認しましょう。それからフォローのためのメールをするように。内容は「ごめんなさい、昨夜は酔っぱらっていてメールをすべきではありませんでした!」と書いておきましょう。Diorのデザイナーだったガリアーノさんのようにひどいこと(英文記事)をしていなければ、ほとんどの人は笑って済ませてくれるはずです。
4. 下書きを送信してしまう
メールを書き終わる前に下書きを送信してしまう失敗。怒ってメールを書いて、その途中で「書き過ぎかな」と考え直したにもかかわらず、送信してしまった...なんて場合は最悪です。
書き途中のメールなど、誰も気にしません。「ごめんなさい、これがその続きです」と書いて送れば済む話です。でも怒りのメールのようなものなら、一番良い方法は何もせず、それを送るつもりだったかのようにふるまうことです。時には、気持ちを吐き出すのも良いでしょう。良い結果につながるかもしれません。逆に仕事をクビになる可能性もありますが...。
5. 間違って全員に返信してしまう
大人数でのメールのやりとりを受信して、誰かがバカな意見を書いており、同僚に「サリーってばかだよね」と送ろうとしたら、間違って全員に返信してしまい、サリーにも送られてしまった...といった失敗です。これは返信ボタンと全員に返信ボタンが近く、見た目も似ているがために、起こしやすい失敗です。
これは新しい仕事を見つけたほうが良いかもしれません。会社のメールのやりとりなら、同僚はみんなあなたのことを嫌い、一緒に働こうとしてくれないでしょう。それが上司の悪口なら事態は深刻です。さっさと机を片付けて、一日も早く新しい仕事を見つけてください。これが友達関係のメールの場合は、リストに入っている友達みんなからハブられるので、新しい仕事を見つけてどこか違う土地に住み、新しい友人関係を作ったほうがよいでしょう。頑張ってください!
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Brian Moylan(原文/訳:曽我美穂)