米誌「GOOD」では、起業家に投資するベンチャーキャピタルを例に採りあげ、イベントなどを通じて、人的ネットワーク構築に取り組む上での心得として、以下の3点を挙げています。
1: 「一点買い」は避けよう自分にとって必要な人や会いたい人々が、ひとつのイベントで一同に集まるとしても、その一回に賭けるのは避けたほうがよい。むしろ、できるだけ多くのイベントに参加することこそ、自分に相応しい人に出会える有効策だ。
2: 「失敗もありうる」ことを自覚しようベンチャーキャピタルは、10の企業に投資する際、そのうちの半分は失敗、2つはトントン、あとの1つか2つで稼げればよい、と考えるそうだ。この考え方は、イベントの参加にもいえること。それぞれのイベントに過度に期待しすぎず、リラックスして、他の参加者とのソーシャライズを楽しむうちに、自分にとって本当に必要な人に出会えるだろう。
3: 投資リソースを予算化するネットワーク構築に使えるお金と時間を、いったん積み上げ、6~8回分のイベントに割り当てて、「予算化」しておくのも一法。とくに「頻繁に参加しているのに、なぜかいい出会いがない...」というときは、自分の投資リソースが適正か? を冷静に見直したほうがよいかもしれない。ときには、投入リソースを少し増やしてみるのも、効果あり。
また、せっかくイベントに参加しても、会場の隅でモジモジしているだけでは、何も始まりませんね。ライフハッカーアーカイブ記事「人的ネットワーキング形成のための、賢い5つのステップ」や「シャイな人のため の4つのネットワーキング術」なども参考に、自分のネットワークをスマートに広げていきましょう。
The Event Formula [GOOD]
Kevin Purdy(原文/訳:松岡由希子)