米国心臓協会(American Heart Association)の雑誌『Circulation』(2010年1月19日号)では、テレビやPCの前に長時間座り込んでいる人は、筋肉が活動しない状態が続き、これが健康を害すると述べています。

スウェーデンのある研究データでも、一日中座り込んでいると病気のリスクが高まることが明らかになっており、1時間テレビを観ると心臓血管系の病気で死亡するリスクが18%、ガンで亡くなるリスクが9%も高くなるとか。テレビと心臓血管系の病気との間には肥満も関係しているようです

病気にかかるリスクを軽減させるためにも、定期的に運動し、体の筋肉を動かす習慣をつけることは大切ですね。「運動のためにまとまった時間を取れない...」という多忙な方は、エレベーターの代わりに階段で登る近所の買い物は車を使わず歩いて行く、など、ちょっとした日常の行動を変えるだけでも効果ありとのことですよ。

 ちなみに、ウエイトコントロールのためのツールとしては「Wi-Fi Body Scale」や体脂肪率を自宅で計測できるサイト「Health Central」、iPhoneアプリ『RecRecDiet』などもあります。健康な体づくりに役立ててみてくださいね。

[Los Angeles Times via Slashdot]

Kevin Purdy(原文/松岡由希子)