特種用途自動車です!

真空ポンプです!

工業用アイロン台です!

3人合わせて、バキュームです!

と書いた後で、すでに先達がいたことに気づいたわけですが、Firefoxを「バキューム」すると、動作が機敏になる、というTipsがブログ・Mozilla Linksで紹介されていました。

日々ブラウジングにいそしんでいると、履歴とブックマークを格納する「places.sqlite」に、履歴などが澱のように溜まってしまったり、データベースが断片化したりすることで、Firefoxの動作が遅くなってくる、という問題に直面します。そこで「places.sqlite」を最適化することで、インストールしたてのまっさらだったころのFirefoxの、あのスピードを取り戻すのが「バキューム」というわけです。

手順はわずか3ステップ。

  1. 「ツール」→「エラーコンソール」をクリック
  2. 以下のテキストをコピー&ペースト
    Components.classes["@mozilla.org/browser/nav-history-service;1"].getService(Components.interfaces.nsPIPlacesDatabase).DBConnection.executeSimpleSQL("VACUUM");
  3. Enterを押す

ネタ元の検証によると、「places.sqlite」のサイズが40MB→27MBになり起動時間も3秒ほど早くなったそうです。

また、同様のDB最適化をしてくれるAdd-onなどもありましたので、以下においておきますね。

 

Firefox Add-on

Vacuum Places[via えむもじら

SQLite Optimizer 0.6

PlacesCleaner[via べつになんでもないこと

米lifehacker過去記事では「履歴の保存日数を減らす」などのFirefox高速化Tipsも。えもじむらにはさらに、Vacuum Placeの改良版「Vacuum Places Improved 0.2.1」も、キャプチャ付き紹介されていましたので、こちらもご参照あれ。

Vacuum Firefox databases for better performance, now with no restart [Mozilla Links]

Adam Pash(原文/訳:常山剛)