USB-Cケーブルなんてどれも同じ。
という印象があります。たしかにコネクタの形状も両端で共通ですし、今や百均でもUSB-Cケーブルは購入できるメジャーなケーブル。
しかし、実は細かく仕様が決められていて、データ転送の速度や、やり取りできるパワー(W数)もケーブルによって変わってきます。なおかつ、柔軟性や耐久性などもケーブルそれぞれで、安いケーブルだけで済ませて良いものではないと感じています。
では、それらを踏まえたうえで、効率化や充電シーンの最適化を求めた求めるべきケーブルは? ひとつ、メーカーさんから送ってもらって便利だったものがあるので、ここで共有させてください。
サンワサプライの両端 全方向対応ケーブル「500-USB090」シリーズです。
【全方向対応ケーブルはこんな人にオススメ】
- 狭い場所や手持ち充電でケーブルに負荷がかかりがち…
- ノートPCを高速に充電したい
- 車内やデスクでの配線をスッキリさせたい
縦横無尽、あらゆる方向に向けられる
外出先でPCを充電していると、稀にあるのが「こっち方向にケーブルを出したい」といった向きの問題。
僕も結構多くて、コネクタ付近にスペースを確保しにくい場所、新幹線のテーブルなど狭い場所では、ケーブルやコネクタに負荷をかけないレイアウトに頭を悩ませていました。
こういう時には「L字」ケーブルが便利で愛用していましたが、こちらは完全に上位互換だと感じましたね。左右180度、水平360度という縦横無尽に角度を変えられるので、望んだ方向へとケーブルを向けることができるので、「向きを気にする」という概念自体がなくなりました。
しかも現在最高レベルの240Wに対応。高出力を求められるノートPCの充電にも応えられます。
意図せず引っかかっても、コネクタ部への負荷が少ない
また、ノートPCの充電用に採用して気付いた事があります。安全性です。
コネクタ部分が柔軟に稼働するため、ケーブルに意図せずテンションがかかってもコネクタやPCへの負荷がかかりにくくなっています(あくまでも「かかりにくい」なので負荷がかからないわけではありませんが…)。
充電ケーブルの破損の多くは、コネクタ部の折り曲げなどからの断線なので、一番負荷がかかりやすい場所が、ダメージを受け流すような構造になっているのはある意味理想的な解決法。
ケーブルの被覆も、摩耗や折り曲げに強いポリエステルメッシュ素材で高耐久仕様となっているのもいいですね。
持ち運びしやすい、ケーブルバンドも標準付属。キレイ&コンパクトに持ち運ぶことができるのも気に入っています。
注意点としては、データ転送速度は480Mbpsまで。大容量データ転送には不向きですね。映像出力にも対応していないので、純粋に充電用ケーブルと割り切った方がいいと思います。
しかし、その分使い勝手に関しては抜群です。
スマホやNintendo Switch充電用としても便利
他にも、ケーブルを取り回ししにくい場所である、車内のスマホ・タブレット充電用としてや…
「ケーブルの負担? なにそれ?」
と、ケーブルが壊れる原理を理解していない子どものNintendo Switch充電ケーブルとしても良い采配だと思いました。
こうして、PC充電のみならず、さまざまなシーン、ガジェットの充電で安心して選べるケーブルとなっているかと。
今回はメーカーから送ってもらったサンプルとして試用しましたが、すっかり気に入ってしまったので、自分のガジェットポーチに入れておく用として購入することが確定しました。
使い勝手、本当に良いですので。
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