こちらは「株式会社ハピスキ」の提供記事です。

楽天カードは、還元率1.0%と年会費無料という点で非常に優れたカードですが、実は「ポイントがつかないもの」があるのをご存知でしょうか?

このことを知らずに使い続けていると、「思ったよりポイントがついていない…」「ずっと損していたのか…」と後悔しかねません。

そこでこの記事では、楽天カードでポイントがつかないケースを詳しく解説します。

特に、ポイントがつかないお店についても取り上げるので、「なぜポイントがつかないの?」と疑問を持っていた方は、ぜひ最後までご覧ください。

楽天一般カードの概要

年会費

本会員:永年無料
家族会員:永年無料

ポイント還元率

1%~(※)
(100円につき1ポイント)

追加カード

ETCカード、家族カード

国際ブランド

Visa、Mastercard®、JCB、American Express

申し込み対象

高校生を除く18歳以上

付帯保険

海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)

空港ラウンジ

-

移行可能なマイル

ANA

※一部ポイント還元の対象外となる場合がございます。

楽天カードの詳細はこちら

楽天カードでポイントがつかないものとは?定期券や公共料金はどうなる?

楽天カードでポイントがつかないものは以下の通りです。

  • 公共料金の支払い(特定条件下)
  • ギフト券・プリペイドカードの購入
  • タバコの購入
  • 定期券の購入
  • 電子マネーへのチャージ
  • 切手・ハガキ・印紙類の購入
  • キャッシングやローン返済
  • 楽天ETCカード年会費
  • カード年会費
  • 楽天PINKカード カスタマイズサービス月額料金
  • 明細書発行費用
  • 楽天Edy発行費用
  • カード切替手数料
  • カードショッピングの手数料(3回以上の分割払い等)
  • 再振替手数料 等

これらの支払いでは、楽天カードでポイントがつきません。

ローンの返済や公共料金の支払いは金額が大きいため、「たくさんポイントが貯まる」と考えている方も多いでしょう。しかし、実際にはこれらの支払いでポイントがつかない場合があるため、利用時には注意が必要です。

また、ポイントがつく場合でも、還元率が低くなるケースがあります。例えば、2021年6月から一部の公共料金の還元率が「500円につき1ポイント」に変更され、以前よりも還元率が悪くなりました。

さらに、特定の条件を満たさないとポイントが付与されない場合もあるので、利用する際はしっかり確認することが大切です。

楽天カードでポイントがつかない店・サービスの一覧

楽天カードでポイントがつかないお店やサービスがあるのをご存知でしょうか?

例えば、以下のように、全国に店舗展開している「ローソン」や「セブン-イレブン」は、楽天ポイントの加盟店ではないため付与されません。

コンビニ・スーパー

・一部のコンビニやスーパーマーケットでの支払い

ギャンブル・娯楽施設

・公営競技(競馬、競輪、競艇等)
・宝、スポーツくじ(toto等)

医療費

・一部の病院やクリニックでの支払い

一部の旅行関連

・格安航空券や特定の旅行代理店での支払い
・高速道路料金(ETC利用を含む場合でも、特定の条件でポイントが付かないことがある)

特定の金銭関連商品

・投資信託、株式、証券会社での支払い
・保険料の支払い(生命保険、損害保険など)

同様に、一部のガソリンスタンドやスーパーマーケットも、楽天ポイントの加盟店ではない店舗があります。

この他、公営競技(競馬・競輪・競艇等)や宝くじの購入、航空券等の支払い、投資といったサービスは楽天ポイントの付与対象外です。

店舗やサービスによってポイントがつかないものや、特定の条件を満たさないと付与されないサービスもあります。

楽天カードでポイントを貯めたい方は、利用する店舗・サービスで確認しましょう。

楽天カードでポイント還元率が高いカードおすすめ2枚

楽天カードにはポイントがつかない店舗やサービスも存在しますが、ポイントが付与される場所のほうが圧倒的に多いのが魅力です。

以下は、楽天ポイントが貯まる主な店舗やサービスです。

ジャンル

店舗名

グルメ・飲食

・ケンタッキーフライドチキン
・幸楽苑
・ガスト
・バーミヤン
・ジョナサン
・はま寿司
・ココス
・なか卯
・サンマルクカフェ
・ほっかほっか亭 等

百貨店・コンビニ・スーパー・ネットショッピング

・ファミリーマート
・デイリーヤマザキ
・コーナン
・ポプラ
・ビバホーム
・ユニディ
・ベイシア
・西友
・スーパーヤオコー
・ハンズ
・楽天市場
・丸由百貨店 等

ドラッグストア・化粧品

・ツルハドラッグ
・くすりの福太郎
・サンドラッグ
・ドラッグセイムス 等

ファッション・スポーツ

・BEAMS
・ナノ・ユニバース
・ROSE BUD
・UNITED ARROWS
・URBAN RESEARCH
・ライトオン
・コナカ
・メガネスーパー
・アルペン
・スポーツデポ 等

家電・コンピューター・通信

・ジョーシン
・エディオン
・コジマ
・ソフマップ
・楽天ブロードバンド
・楽天でんわ 等

参考:楽天カード「街で使える!貯まる!楽天ポイントカード」

この他にも、ペットショップや美容クリニック、書店など、さまざまな場所で楽天ポイントが貯まります。

該当店舗やサービスを頻繁に利用する方は、効率良くポイントを貯められるのでおすすめです。

そこで次に、楽天ポイントを効率良く貯めるためにおすすめなカードを2枚紹介します。

  • 楽天ゴールドカード:年会費2,200円の格安ゴールドカード
  • 楽天プレミアムカード:保険や優待サービスが充実

楽天ゴールドカード:年会費2,200円の格安ゴールドカード

楽天ゴールドカード
Screenshot: ライフハッカー via 楽天ゴールドカード

ポイント還元率が1%の「楽天ゴールドカード」。年会費は2,200円(税込)かかりますが、それ以上の価値がある豊富な特典が魅力です。

例えば、「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」を利用すれば、楽天市場でのカード払いで進呈されるポイントが通常の3倍になります。

さらに、誕生月に楽天市場や楽天ブックスでお買い物をすると、通常ポイント3倍に加えて1倍が上乗せされ、合計4倍のポイントを受け取れます。

その他にも、国内主要空港のラウンジを年間2回まで無料で利用できる特典や、最大2,000万円まで補償される海外旅行保険が自動付帯されるなど、充実した内容です。

ちなみに、空港ラウンジの利用料金は1回あたり1,000円〜3,000円程度。年に2回利用すれば、年会費の元は簡単に取れるでしょう。

ご自身のライフスタイルに合わせて特典を最大限に活用すれば、効率良くポイントを貯められるのでおすすめです。

年会費

本会員:2,200円(税込)
家族会員:550円

ポイント還元率

1%~(※)
(税込100円につき1ポイント)

追加カード

ETCカード、家族カード

国際ブランド

Visa、Mastercard®、JCB

申し込み対象

20歳以上(学生不可)

付帯保険

海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
カード盗難保険

空港ラウンジ

国内主要36空港+ハワイ2空港
(年2回まで無料)

移行可能なマイル

ANA

※一部ポイント還元の対象外となる場合がございます。

楽天ゴールドカードの詳細はこちら

楽天プレミアムカード:保険や優待サービスが充実

楽天プレミアムカード
Screenshot: ライフハッカー via 楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカード」は、楽天ゴールドカードの上位ランクに位置する、よりラグジュアリーなクレジットカードです。

楽天市場でのお買い物で常にポイント3倍になる点はゴールドカードと同様ですが、以下のようなさらに充実した特典が用意されています。

プライオリティ・パス

世界148カ国600都市に及ぶ1,600カ所以上の空港ラウンジが無料で利用できる

楽天市場でポイントアップ

毎週火曜日・木曜日のプレミアムカードデーに買い物をするとポイント最大4倍

ちなみに、楽天プレミアムカードで利用できるプライオリティ・パスは、通常469米ドル(1ドル100円換算で4万6,900円)かかる「プレステージ会員」です。

プライオリティ・パスの利用だけで年会費11,000円(税込)の元が取れてしまうので、飛行機を利用する頻度が多い方にはピッタリでしょう。

さらに、最高5,000万円補償の国内外旅行傷害保険やカード盗難保険、購入品の損害補償保険といった旅行に関する補償が充実しています。

仕事やプライベートで旅行に行く機会が多いなら、楽天プレミアムカードの強みをフル活用できるのでおすすめです。

年会費

本会員:11,000円(税込)
家族会員:550円(税込)

ポイント還元率

1%~(※1)
(100円につき1ポイント)

追加カード

ETCカード、家族カード

国際ブランド

Visa、Mastercard®、JCB、American Express

申し込み対象

20歳以上(学生不可)

付帯保険

海外旅行傷害保険:最高5000万円(自動付帯)(※2)
国内旅行傷害保険:最高5000万円(自動付帯)
動産総合保険:最高300万円
カード盗難保険

空港ラウンジ

世界148カ国1300カ所以上で無料
(プライオリティ・パス)(※3)

移行可能なマイル

ANA

※1:一部ポイント還元の対象外となる場合がございます。
※2:最高5,000万円のうち、4,000万円が自動付帯、1,000万円が利用付帯となります。
※3:2025年1月1日(水)以降のプライオリティ・パスのご利用は年間5回まで無料と変更になります。

楽天プレミアムカードの詳細はこちら

楽天カードでポイントがつかない原因と問い合わせ方法

楽天カードを利用してもポイントが付かない原因として、以下の4つが考えられます。

  • 付与対象外の店舗やサービスを利用している 付与対象外の店舗やサービスで利用した場合、ポイントは付与されません。
  • ポイント付与のタイミングがまだ来ていない ポイント付与のタイミングはキャンペーンや利用内容によって異なります。日数が経過しないとポイントが付与されない場合もあるため、確認が必要です。
  • 利用額が100円(税抜)未満だった 楽天カードでは、利用額が100円(税抜)未満の場合、ポイントは付与されませんので注意が必要です。
  • 楽天カードと楽天ポイントカードを混同している 楽天カードと楽天ポイントカードは別物です。楽天ポイントカードを提示するだけでは、クレジット決済で付与されるポイントを受け取れません。

このように、楽天カードと楽天ポイントカードは異なる仕組みでポイントが付与されます。

それぞれの違いを理解し、上手に使い分けることで、効率的にポイントを貯められるようになります。

問い合わせ方法

楽天カードを使ってもポイントがつかない場合は、以下の手順で問い合わせましょう。

  1. 楽天e -NAVIにログイン
  2. メニューから「お問い合わせ」をクリック
  3. お問い合わせフォームで「ポイント付与に関する質問」を選択
  4. 該当する利用明細や状況を入力し送信

他にも、楽天カードコンタクトセンター「0570-66-6910」に電話で問い合わせたり、「楽天カードAIチャット」で質問したりできます。

問い合わせる際は、楽天カードの利用明細やポイント履歴のスクリーンショットを用意しておくとスムーズに対応が進むでしょう。

楽天カードで損をしないためのポイント獲得テクニック

楽天カードで損をしないためには、ポイントを効率良く獲得するためのテクニックを活用することが重要です。

  • 楽天市場や提携店舗で使う
  • 対象外の店舗・サービスでは他のクレカを使う
  • 毎月忘れずキャンペーンにエントリーする
  • スーパーポイントアッププログラム(SPU)を活用する

楽天カードは、使用する店舗やサービスによってポイント還元率が変動します。楽天市場や提携店舗でカードを使用すると、通常より多くのポイントを獲得できます。

また、楽天カードは、キャンペーンやサービス連携でポイント還元率をアップできるため、定期的にエントリーして利用しましょう。

特に、「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」を活用すれば、楽天証券や楽天ウォレット、楽天トラベル、楽天ブックスなどのサービス利用でポイント還元率が増加します。これらのサービスを日常的に活用すれば、効率良くポイントが貯まるでしょう。

もちろん、ポイントに関する特典が豊富な「楽天ゴールドカード」や「楽天プレミアムカード」を使うのも効果的です。使い方によっては、年会費以上の恩恵を受けられるのでおすすめです。

ポイントが付与されない店舗やサービスを利用する際は、他のクレジットカードを併用して、ポイントの取りこぼしを防ぎましょう。

*記事内容は、執筆時2025年1月のものです。最新情報は各カード会社の公式サイトをご確認ください。
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