就職活動で遅刻は厳禁。では、早ければ早いほどよいとされるのでしょうか? 就職活動に関する情報ブログ「getpickd」の記事によると、この答えは「NO」だとか。
面接時間よりも早く到着することで、時間に正確で真面目な人物であることをアピールできるように思いがちですが、この記事によると、他人のスケジュールをあまり考えないタイプだということを暗に示しているようなものなのだとか。企業側からみると、求職者の選考では「職場の環境を理解し、そこで業務を遂行する力があるか?」を見極めることがポイントなわけですが、この前提として「自分の行動が他人に与える影響をきちんと理解できる人物かどうか?」は基本的なチェックポイント。面接時間よりも早く到着してしまうことは、この観点においてあまりいい評価を受けないそうです。
その理由は、自分が面接時間よりも早く到着してしまったとき何が起こるか想像してみるとわかりますね。面接官には応募者が既にオフィスに到着したことが知らされます。すると、面接官のとる行動は(1) 面接開始時間を変更して早めにスタートさせる、(2) 面接の開始時間は予定通りにするが人を待たせたことにちょっと申し訳なさを感じる、のいずれか。いずれにしろ、面接官にとって、あまりいい気分ではありません。
では、いつ面接場所に到着するとよいのでしょう?
この記事によると、面接時間の5分前に到着するのがちょうどいい塩梅だとか。もちろん見知らぬ場所だと道に迷うこともありますし、電車の遅延など不測の事態に備えて、面接場所に早めに到着できるように出発すべきですが、早めに着いてしまったら、そのまま面接場所に直行するのではなく、近くの喫茶店に入るとか、オフィス周辺を少し歩いてみるなどして、うまく時間をつぶすほうがよいそうです。
過ぎたるは及ばざるが如し。何事もほどほどがよいようですね。ライフハッカー過去記事「就職面接の成功につながる7つのコツ」や「就職面接でよくある10の質問」なども参考に、うまく面接をクリアし、希望の職ゲットにつなげましょう。
Common mistakes. Easy fixes. (part two)[getpickd via Consumerist]
Kevin Purdy(原文/松岡由希子)