(写真)スマホを安心して使えるネットフィルタリング
(記事公開日:2022年12月29日)
新しいスマホに機種変更した際、手元に残った古いスマホを子供に使わせる方も多いのではないでしょうか。携帯キャリアとの契約がなくなっても、Wi-Fi接続してインターネットを楽しむことができます。
(写真)子供に古いスマホを使わせる
しかし、携帯キャリア回線を使わないので、携帯キャリアのネットフィルタリングサービスが使えなくなります。インターネットへの接続では不適切なサイトまで見ることができてしまうため、とても危険な状態と言えます。
インターネットにより手軽にたくさんの役立つ情報を入手できるようになり便利ですが、一方で、子供には見せたくない有害なサイトもあります。安心してインターネットを利用するには「ネットフィルタリング」をご利用いただくのが基本です。
アイ・オーのWi-Fiルーターには、ネットフィルタリング機能がついていますので、お持ちの方はぜひご活用いただきたいと思います。今回は、このネットフィルタリング機能についてご紹介します。
※「WN-DAX3000GR」はネットフィルタリング機能には対応していますが、別途購入していただく必要があります。
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(イメージ)ネットフィルタリング
「ネットフィルタリング」とは、子供にとって有害なサイトや不適切なサイトなどを自動的にブロックして、子供が見られないようにする仕組みのことです。
ネットフィルタリングを導入することで、子供をはじめ、大人もネット犯罪に遭遇することから守ることができます。家族がインターネットでの被害に遭わないために、ぜひネットフィルタリングを利用してみませんか。
(写真)有害サイトから子供を守る
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GIGAスクール構想が本格的に展開されている学校では、子供がインターネットにアクセスする機会も多くなっています。また、学校内だけでなく、オンライン学習や課題対応といった場合など、自宅でのインターネット利用も増えてきます。
令和4年3月に内閣府より、「令和3年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果が発表されましたので、一緒に現状を見ていきましょう。
はじめにインターネット利用率と利用機器別について見てみると、インターネット利用率は、小学生は96.0%、中学生は98.2%、いずれも高い利用率です。利用機器では、小学生はゲーム機が一番多く75.4%、中学生はスマホが74.0%になります。
次に、スマホの専用と共用の割合について見てみます。スマホを子供専用に持たせている家庭は、小学生で63.3%、中学生で91.1%です。想像している以上に多いという印象です。
「青少年インターネット環境整備法」により、18歳未満の青少年がインターネットへの接続に用いるスマホ・タブレットやPC等を利用する際に、保護者は適切にインターネットを利用させる責務などが課されています。
(写真)保護者は適切にインターネットを利用させる責務がある
次の表は、スマホを使う子供に対して、保護者が取り組んでいる事項になります。ネットフィルタリングを使っている割合は、小学生の保護者で47.1%、中学生の保護者で52.1%と、ほぼ半数が利用しています。
取組内容 | 小学生の保護者 | 中学生の保護者 |
---|---|---|
ネットフィルタリングを使っている | 47.1% | 52.1% |
目の前(画面が見える距離) で使わせている |
28.0% | 12.0% |
利用してもよい時間や場所を 決めて使わせている |
61.1% | 48.7% |
対象年齢にあったサービスや アプリを使わせている |
46.7% | 45.8% |
何を(内容)どれくらい(時間) 使っているのか把握している |
52.6% | 39.2% |
機器の設定で時間管理している (OS事業者提供サービスを含む) |
19.1% | 19.8% |
OS事業者提供サービスを利用して コンテンツ制限をしている |
20.2% | 18.1% |
子供は、まだまだセキュリティリテラシーが高くないので、自分の好きなようにスマホを操作しがちです。ずっとすぐそばで見守ることも難しいので、インターネットアクセスも心配になります。
ネットフィルタリング機能が使えるアイ・オーのWi-Fiルーターであれば、保護者に代わって子供の安全を守ってくれます。
家庭とインターネットの出入口であるWi-Fiルーター本体で、家じゅうの機器を一括でネットフィルタリングが可能です。スマホはもちろんのこと、パソコンやゲーム機など家庭内で増えるインターネット対応機器も安心してご利用いただけます。
(イメージ)Wi-Fiルーター本体で一括フィルタリング
Wi-Fiルーター本体で一括フィルタリングできるので、機器ごとにフィルタリングソフトをインストールすることも不要で、設定や管理もかんたんです。冒頭でご紹介したアイ・オーのWi-Fiルーターなら、利用開始日から5年間無料で利用できます。
※5年経過以降も引き続きご利用いただく場合は、更新ライセンスの購入が必要になります。
(イメージ)成長に合わせて変えられるフィルタリングレベル
【1】複数ある制限レベルの中から子供の年齢に合わせて、希望のレベル(コース)を決めておきます。フィルタリングレベルは子供の成長に合わせて、いつでも簡単に変更もできます。
(参考)フィルタリングルール一覧はこちら
【2】制限レベルが決まったら、ネットフィルタリングの利用を開始します。はじめに、Wi-Fiルーターの設定画面にアクセスします。設定画面は、パソコン以外に、スマホやタブレットでもアクセスできます。
(参考)設定画面の開き方
【3】[ネットフィルタリング]メニューをクリック、[ネットフィルタリング]タブ内にある[全体制限]で希望の制限レベル(コース)を選択します。[サービス利用開始]または[設定]をクリックし、利用約款の画面が表示されたら[はい]をクリックします。
※ スマートフォンの場合は、設定画面のトップで[詳細設定]をタップして、パソコンと同じ画面に切り替えてください。
【4】設定の更新がはじまり、約1分で完了します。
たったこれだけでネットフィルタリングができました。ただ、このままでは、家じゅう全体が同じフィルタリングレベルになってしまうので、子供の使うスマホごとに制限レベルを変えてみます。
(イメージ)スマホごとにフィルタリングレベルを設定できる
ネットワークに接続できる機器には、MACアドレスという端末を識別できる情報があり、これを利用して、スマホごとにフィルタリングの制限レベルを変えて設定できるので、年齢の違う兄弟・姉妹がいる場合、年齢に合わせて適切なフィルタリングレベルにできます。
【1】[ネットフィルタリング]メニューをクリック、[個別制限]タブをクリックします。[パソコンの選択]を押すと、現在接続中の端末のMACアドレスが表示されます。 その中から選択すると簡単に入力できます。
【2】選択したMACアドレスの機器の制限レベルを選択後、[追加]をクリックして、[設定]をクリックします。
【3】設定が反映されるまで、しばらく待ちます。フィルタリングレベルを変更したい端末ごとにこの設定を行います。
(写真)古いパソコンでのインターネットアクセスも安心
スマホと同様に、新しいパソコンを購入したときも、古いパソコンを子供に使わせるケースが多いと思います。先ほどご紹介したように、Wi-Fiルーター本体がネットフィルタリングをしてくれるので、多少古いパソコンであっても安心です。
アイ・オーのWi-Fiルーターをお持ちで、ネットフィルタリング機能を使ってない方は、利用開始から5年間無料なので、子供の安全なインターネット利用のためにも、ぜひご利用ください。
◎関連リンク
アイ・オーのWi-Fi(無線LAN)ルーター
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