(写真)ネットワークカメラ Qwatch(クウォッチ)「TS-NS110W」
(記事公開日:2020年8月7日)
ネットワークカメラ「Qwatch(クウォッチ)」は、2004年に誕生して以来、子どもの様子や留守中のペットを見守る商品として、多くの方に利用いただいている人気商品です。Qwatchが「大切な家族を見守る」をコンセプトとしていることが長い間支持され続けている理由でしょう。
私もこれまで実際に、色々なQwatchシリーズを利用してきており、この商品の大ファンの一人です。I-O DATA MAGAZINEでも何度かレビューしています。今回、新登場した「TS-NS110W」は、欲しい機能が入って、コストパフォーマンスが高く、エントリーモデルとして優れた商品です。
(写真)「TS-NS110W」本体とパッケージ
(写真)「TS-NS110W」の同梱物
上:左から本体、ACアダプター(ケーブル長:約3m)、かんたん接続シート
下:セットアップガイドなど取扱説明書
「TS-NS110W」は、次の機能を備えています。
どうですか、これだけの機能が入っていますから、初めてネットワークカメラを購入される方にとっても申し分のない嬉しい商品だと思います。コロナ禍でテレワークも増えてきていますので、別室の子どもの見守りにも最適です。
それでは、機能を詳しく見ていきましょう。
これまでのQwatchのように壁掛けや直置きに加え、「TS-NS110W」は、マグネットが内蔵されています。設置したい部屋や場所が常時固定であれば壁掛けが良いでしょう。確認したい映像の方向をかんたんに変えたいのであればテーブルや棚に直置きするのが良いでしょう。
横64mm×奥行64mm×高さ113mmのコンパクトサイズであり、設置スペースに困ることもありません。
(写真)コンパクトサイズの「TS-NS110W」
(写真)サイズ:横64mm×奥行64mm×高さ113mm
(写真)壁掛け ※取り付け用ネジは添付しておりませんので、別途ご用意ください。
(写真)直置き
さらに、内蔵のマグネットを使えば、金属製のものならどこにでも取り付けられます。結構強いマグネットなので設置の安定性もあり、直置きでは難しい高い位置への設置もかんたんで便利です。見守りたい環境に合わせ、設置スタイルを自由に選べることは嬉しいです。
(写真)底面のカバーを外せば、マグネットで金属製品に設置可能
(写真)金属製のカーテンレールにマグネットで設置
「QwatchView」は、アイ・オー・データ機器製ネットワークカメラ「Qwatch」シリーズのカメラ映像をスマホで視聴することができる無料アプリです。カメラの初期設定も、QwatchViewをインストール後、アプリの指示に従って設定するだけなので、初めての方でもかんたんに接続できます。
それでは、早速カメラが利用できるように設定したいと思います。
【1】準備
はじめに、本体底面のカバーを外し、カバーに添付されているピンを取り出します。このピンは、Wi-Fiルーターにカメラを接続するのにカメラ本体ボタンを押すとき使用します。Wi-Fiルーターのそばにカメラ「TS-NS110W」を持っていき、電源を入れます。
(写真)底面カバーの中にピンが添付されている
(写真)Wi-Fiルーターと「TS-NS110W」
【2】アプリのインストール
次に、アプリ「QwatchView」をインストールします。アプリはiPhone、Androidの両方に対応しています。今回は、Androidで設定します。
(アイコン)カメラ視聴アプリ「QwatchView」
(写真)「QwatchView」のインストール
【3】アプリを使ってWi-Fiルーターにカメラを接続する
続いて、アプリを起動して、画面の指示にしたがって設定をしていきます。画面に設定手順が表示され、ガイドのとおりに設定するだけなので、安心して進められます。不正な覗き見を防ぐため、最初に、必ず自分でパスワードを変更する仕組みになっていて、セキュリティに配慮された設計になっているのも嬉しいところです。
設定方法を丁寧に解説しましたので、下記よりご参照ください。
「アプリを起動してWi-Fiルーターにカメラを接続する」の詳細はこちらから
初期設定が完了すると、カメラの映像が表示されるようになりました。
(キャプチャー)Wi-Fiルーターとカメラの接続が完了して、映像が表示される
テレワークが多くなってきているので、Qwatchを使ってスマホでカメラの映像を表示させておけば、リビングで仕事をしながら別室の子どもを見守ることができます。同じ部屋の場合では、子どもが騒いだりするので仕事に集中できません。子どもも注意されたりするのは嫌なので、お互いのイライラが解消されストレスの軽減にもなります。
(写真)左:リビングでテレワーク中の私 右:別室で勉強する子ども
画質は200万画素あり、とてもきれいな映像で見ることができます。画角も水平 約87°、垂直 約47°と十分な広さなので、部屋の様子がよく分かります。
(写真)QwatchViewの表示 200万画素できれいな映像
「TS-NS110W」はマイクとスピーカーを搭載しており、映像だけでなく双方向の会話もできるのでお互いの安心感がよりアップします。定期的に声がけしてあげると、元気な声で返事をしてくれます。私からは学校の課題の進み具合を聞いたり、子どもからは分からないことを質問できたりと、とても便利に使えます。
(写真)子どもに声がけ 通話ボタンを押したまま話すとカメラから自分の声が流れます
常時、別室の音をモニタリングできるので、子どもが赤ちゃんのご家庭では、別室で寝かしている赤ちゃんの泣き声にもすぐに気付けるので、安心ではないでしょうか。
映像に変化があれば、動きを検知し、スマホに知らせてくれたり、microSDカードやNAS(ネットワークハードディスク)に録画することもできます。玄関にカメラを設置しておけば、子どもが帰宅したときに、外出先でも自動で知らせてくれるので、安心ですね。
動きを検知したい範囲はカメラの映像を見ながら3か所まで設定できます。通知設定はプッシュ通知かメール通知を選択できます。また、録画設定は、動作検知した前後の映像を録画できるので、直前の状況もあわせて確認することができます。
(キャプチャー)動作検知範囲は3か所まで設定可能
(キャプチャー)動作検知時の通知設定と録画設定
(ご参照)動作検知の設定詳細はこちら
「TS-NS110W」は赤外線を使った暗視モードも搭載しています。赤ちゃんがいるご家庭では、日中はカーテンを閉めて暗くした部屋で昼寝している姿も、夜間の暗い部屋で就寝している姿も鮮明に確認できます。ペットがいるご家庭では、外出先からの帰りが遅くなって暗くなっていても、留守番しているかわいいペットの様子を確認できるので、安心ですね。
(キャプチャー)上:暗視モードがOFFの映像 下:暗視モードがONの映像 赤外線撮影のため白黒になります
便利な機能がたくさん搭載された「TS-NS110W」は、とてもお得感があります。手軽にネットワークカメラを導入したい方には最適なエントリーモデルになると思いますので、ぜひご検討いただくことをオススメします。
◎関連リンク
マグネット付台座 ネットワークカメラ「Qwatch(クウォッチ)」エントリーモデル
「TS-NS110W」(商品ページ)(購入ページ)
※iOSの場合は手順が一部異なります。「詳細ガイド」をご確認ください。
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