ギズのアダム記者がボストンからUSエアウェイズにチェックインした荷物に入れといたXbox 360が、家に帰って荷物を開けてみたら、こんな見るも無残な姿に変わり果てていたそうです。
ジップロックの中に粉々のメタルの部品が入っていて、その下に壊れたばかりのXbox 360が。荷物を出す際、大丈夫か尋ねたら、係の人は大丈夫だろうって言ったそうですよ? 怒って問い合わせたら、USエアウェイズからは「セキュリティ上の理由」でこうしたのだという説明が...
そりゃそうだ! 預けたXbox 360が万が一パイロットに使われでもしたら、気が散って危険だし、USエアウェイとしても金輪際動かないようにする以外、空の安全を確保する手立ては無かったんだよね。ああ、航空会社の気配り、素晴らしさには感謝感激です!
と、アダム記者は荒れ狂ってますよ。みなさんもこういう経験あります?
USエアウェイズと言えば今朝(米時間22日)は今朝でNYラガーディア空港を発ったケンタッキー行きのフライトで、17歳男子がユダヤ教の朝のお祈りで取り出した礼拝道具テフィリンを搭乗員がてっきり爆弾装置と勘違いしてパイロットに通報、フィラデルフィアに緊急着陸する騒動もありましたね。爆弾の正体見たり枯尾花!
デトロイトの爆弾テロ未遂以来、万事この調子でホント嫌んなっちゃいますよね。
考えてみたらあの自爆テロ未遂の青年は、ナイジェリアのお父さんが11月、どうも息子がイエメンの過激派に入ってしまったようだ、とアメリカ大使館に通報してたんですよ。嗚呼それなのに「ウマル・ファルーク・アブドルムタラブ(Umar Farouk Abdulmutallab)」のスペルを大使館がうっかり間違えて登録していたため、ビザ取ってないと思ってしまったのです。まったく、そこで食い止めていればこんなことにはならずに済んだものを...。
Adam Frucci(原文/satomi)