いろいろ批判はできるけど、
なかなか真似できるこっちゃないですよね。
d'Armond Speersさんは、息子が生まれてから3年間ずっとクリンゴン語で話しかけて育てました。
そんなに熱烈なスタートレック・ファンというわけじゃないんですけど、言語習得のプロセスを調べたかったようですね。
最初の言語習得プロセスにある息子が、人間の言葉みたいに覚えるかどうかに興味があったんだ。覚え始めていたのは確か。
米GIZMODOが「社会性が心配、せめて人間の言葉でやって」と辛口に書いたら、ご本人(読者!)からすごく丁寧なメールが届きましたよ。
息子さんは現在15歳で、とってもいい子だそうです。今何語をしゃべって、何語を学んでるのか、小さな頃の実験についてどう思ってるかについては書かれてませんでしたけど、キャンプが大好きで、社交性に傷なんて影もないみたい。
クリンゴン語を話してたのは息子さんと直接話す時だけ。周囲は英語主体だし、Speersさんが他の人たちに英語で話すところも見ているので、計画通りにはいかなかったようですね。
結局これが原因で試みは失敗に終わった。私は明らかに英語を話すし、クリンゴン語で話す必要がないのも明らかだ。そんな中、わざわざクリンゴン語で話すのは余計な手間だからね。
なんて賢い子。 普通に話して通じるのに、なんで舌かむような言葉で話さなきゃならないんだよ~と。10代の反抗期の子にはちょっぴり早いけど、いいんじゃないでしょうか。
第2にクリンゴン語を話してたからって、別にbat'leth振り回せとか、ブラックエール飲めとか、教えてたわけじゃないよ。言語だけ。それ以外のことは、他の親がやる普通のことをしてたよ。
ジョークも混じえたり、意外とふつうの親馬鹿なパパでした。米GIZMODOも「petaQ(クリンゴン語で「ひどい人」。インターンのDon君に教えてもらった)という前言は撤回します」とアップデート入れてます。
[Citypages viaGeekologie]
写真ソース:Star Wars Blog
Rosa Golijan(原文/satomi)