「VISTAに比べてWindows 7は軽い!」って、多くの人は言うけれどその理由はなんでしょうねー。
windows 7とVSTAのベンチマークテストは、先日テストして結果を報告してたけど、ベンチマークテストの結果以上に「7は軽い」と言ってる人が多いよね。
Windows 7の開発チームがその秘密の一端を語っているよ。
Windows 7の開発チームはデスクトップ操作の軽さを改善することにも注力した。従来のデスクトップのグラフィック処理などを受け持つ部分のGDI(Graphics Device Interface)は、排他的な処理をしていた。GDIアプリAが処理が終わるのを待って、GDIアプリBの処理をするという具合にね。
それで、あの妙ちきりんなVISTAのインターフェースと相まって、もっさり感を演出していてくれてたってわけさ。
新しい、Windows 7では、その部分を改善するために、GDIの処理は細かく分割されて、あたかも並列化されて処理されるように再設計された。GDIアプリAの処理を待たずとも、GDIアプリBを走らせることができるようになった。
ボトルネックが少なくなったので、以前よりきびきびと動くと感じられるようになったのさ。
これで、マルチコアプロセッサーの本当のメリットを生かすことができるようになったし、より少ないメモリーでも快適に動作させることができる。
これらは、windows 7を使ってみた経験がある人なら、誰でも体感できると思うよ。負荷をかけるようなベンチマークテストではなかなか表には出てこないけどねー。
RC版の一般向けのダウンロードも始まってるので、興味ある人は試してみるのもいいかもねー。
matt buchanan(原文/聖幸)
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