ひたむきにミクロを極めたガジェットを10点集めてみました!
1. 世界一小さいブラウン管テレビ昔のビデオカメラのビューファインダーに使われてるみたいなもっと小さなブラウン管(CRT)も作れますけど、普通Wiiには繋げませんよね。この1.5インチ型TVは標準RCAケーブルでA/V機器に繋げるのがミソ。動画では史上最小のワリオがご覧になれます。ミニチュアの居間のジオラマ(立体模型)に装備されてるテレビです。
2. 世界一小さいPC世界最小級のLinux PCです。GumstixよりSpaceCubeよりまだ小さい! 「PicoTux」はパワーが異様に小さくて、ケーブルは3種(イーサネット専用ジャック、シリアルポート、5.5v DC入力端子)。
3. 世界一小さい35mmカメラ小型デジカメは誰でも作れますけど、35mmのフィルムを入れるカメラとなると…難しいですよね? このRolleiは1962年に作られたカメラ。ちゃんと使える標準フィルム用カメラとしては史上最小級の地位を未だにキープしてます。どれぐらい小さいの? それはフィルムを隣に置いた写真で分かると思います。今のデジカメ見慣れたみなさんには巨大に思えるかも。
4. 世界一小さい燃焼機関家電の電池に代わるものとして数年前センセーショナルにデビュー。バーミンガム大が開発したブタン燃料のマイクロエンジン(6mm×4mm)です。あれ以来すっかり姿を消してしまいましたが…。炭素が出るエンジンなのにペースメーカーに入れることもできるなんて言っちゃったから??
5. 世界一小さい燃料電池電池に代わる有望株はこちら、イリノイ大アーバナ・シャンペーン校が作った0.7ボルト&全長3mmの燃料電池。iPod改善にあんま関係なさそうだし、時計用ボタン電池より充電量も少ないんですけどね。これは概念実証であって、これからもっと良い製品が出ると思って眺めるとワクワクします。
6. 世界一小さい光学マウス「実用性の限界を破る」Z-Nanoマウスです。 市販のマウスで、ネットブックのタッチパッドより快適でないマウスは、これぐらいでは?
7. 世界一小さいハードディスクドライバちっちゃなハードドライブ作りが素晴らしいアイディアの時代があったんですね。マイクロドライブ(CFカード並みの筐体に入るHDD)が生まれ、やがてこの東芝の.85インチ8GBのハードドライブが出るわけですが。これ以上小さくならなかった理由は、うーん、…先月僕が買った16GBのCFカードなんて気になるお値段24ドルでしたから…。
8. 世界一小さい量産車英領マン島で作られた「Peel P50」です。1962年製造、オリジナル価格199ポンド(現為替レートで2万8000円)。英BBCの車番組『トップ・ギア』司会者ジェレミー・クラークソンが局内をテストドライブしたのが、上の映像ですが、玄関も廊下もエレベータもスイスイ。片手で引っ張ってます。
9. 世界一小さい拳銃全長5.5cm、ギネス記録認定のスイス製リボルバー「SwissMiniGun」です。2.3mm(.09口径)の実弾を時速300マイル(483km)を超えるスピードで発射します。米国の法律では種別不能なため輸入は違法。死に至ることもあるそうですよ。誤飲でのどに詰まるとか、そんなところでしょうけど。
10. 世界一小さいネットブックもっと小さいUMPCもありますが、大体はカスタムビルドのLinuxマシンで、単純なタスクも使い方が煩雑だったりします。その点、このUMID mbookはサイズで犠牲にしたものがそこまで多くなく、Atom搭載のXPマシンでフルキーボード、ウェブカムまでついてて、単にスケールを小さくしただけ。どれぐらい? えーとですね、ご覧のスクリーン、これで4.3インチです。
John Herrman(原文/訳:satomi)
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