それを証明した貴重な映像がこちら。
開発したのは電子決済の草分け企業「PayPal」をつくって3億ドルを超える巨万の富を手にした34歳、イーロン・ムスク(Elon Musk)氏の「Space Exploration Technologies Corporation (SpaceX) 」社。ロケットの名前は「Falcon 1」といいます。
今月20日(現地時間)カリフォルニアの大地から飛び立ち順調にぐんぐん高度をあげ、地上200マイルで第2段階の切り離しに成功。その瞬間、ワッと歓声が上がって…ちょっと感動的。
この後スピンが始まって最後は惜しくも失敗に終わりましたけど、同社では「95%成功」と発表。軌道に乗せるまでが課題ですけど順調に改良が進めば今年の夏の終わりには国防総省の衛星を、そして秋にはマレーシアの衛星を宇宙に運ぶ初仕事が待ってるそうですよ? 民間の参入で宇宙へのアクセスは格段に身近になりそうな予感…。
「ネット長者が宇宙開発」というとアマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏のBlue Origineとかがパッと頭に浮かびますけど、集めてみると、な、なんとこんなに!
「続きを読む」に1年前の打ち上げ失敗の動画をあげておきます。テントが吹っ飛ぶ迫力映像を見たらこの1年の成果が実感いただけると思います。 (編訳/satomi)
Demo Flight 2 [SpaceX, via Crunchgear]