●XGN: 98/100
- 『Until Dawn』はどの局面でも恐ろしさを感じる、かなり完璧に近いゲーム。10代のグループを操作しているとき、あなたは常に恐怖に陥れられる。PS4ユーザーなら所有すべき作品だ。
●The Jimquisition: 95/100
●Game Informer: 90/100
- 10時間にわたるゲームプレイを通して、常に本作のシナリオを楽しめたし、自らの決断の重要性を感じられた。良く仕上がったどんでん返しやフェイント的表現、限りないドッキリ演出によって、『Until Dawn』は強固なホラー映像作品になっている。しかしながら、インタラクティブフィクションとしては、ホラーゲームファンにとって見過ごせないゲーム性である。
●GameTrailers: 85/100
●GameSpot: 80/100
- 良い点
- 様々な結果に導く分岐を数多く備えるシナリオ
- 選択肢は非常に重要で、ゲームに大きく影響を与える
- 役者の演技が素晴らしく良い
- ホラー映画的な体験を取り入れ、最適化されたメカニクス
- 周回プレイでは新たな情報やシーンも登場する
- カメラアングルが良くない
- シナリオは中盤からありがちな展開になる
悪い点
●Kill Screen: 78/100
●IGN: 75/100
- 欠点はあるが、『Until Dawn』のゲーム性は面白い。焦点がぶれたストーリーのせいで偉大な作品とまでは呼べないものの、プレイヤーがゲーム内で下した決断は時に衝撃的なエピソードに繋がり、それはホラー映画のお約束的展開の楽しいオマージュになっている。
●Destructoid: 70/100
●GamesRadar+: 70/100
●Polygon: 65/100
●Level7.nu: 50/100
●Digital Spy: 40/100
- 「バタフライエフェクト」が前提にあるにも関わらず不器用な物語であるため、誰が生きようが死のうがプレイヤーにとってはどうでもよくなる。ゲームを失望から救い出すのにも不十分だし、『Until Dawn』は自業自得の悪夢とも言える。
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北米で8月25日にリリースされたPS4向けホラーアドベンチャー『Until Dawn』の海外レビューをお届けしました。本記事執筆時のMetacritic平均スコアは79点。65件のレビューのうち53件でポジティブな評価が与えられ、11件で「賛否両論」、1件のみが低評価となっています。
ホラー映画の伝統的とも言える演出、そして多彩なシナリオ分岐や衝撃的な展開は多くのメディアで高評価。映像作品的なエンターテイメント性を押し出しながらも、ビデオゲームたりうるインタラクティブな要素が魅力として挙げられていました。90点を超えるハイスコアを与えたメディアでは「買うべき」「見過ごせないゲーム」と言ったコメントも。
しかしながら、欠点として目立ったのは大筋のシナリオ。いくつかのメディアから構成に対する問題点を指摘されていましたが、その不満感は多岐にわたるエピソード展開によって若干緩和されたようにも見受けられます。また、GameSpotではカメラアングルが良くないとのレビューも見られていました。
本作は『Until Dawn - 惨劇の山荘 -』として、8月27日より国内でリリース中です。