ピラミッド内部に別のピラミッド、メキシコの遺跡で発見

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マヤ文明の遺跡に立つ高さ24メートルのピラミッド、エル・カスティーヨ

マヤ文明の遺跡に立つ高さ24メートルのピラミッド、エル・カスティーヨ

(CNN) メキシコのユカタン半島にあるマヤ文明の遺跡チチェンイツァで、2重のピラミッドの内部に隠されたもう1つのピラミッドが発見された。

メキシコ国立自治大学などの研究チームの16日の発表によると、ククルカン(別名エル・カスティーヨ)と呼ばれる2層のピラミッドの内部に、新しく高さ10メートルのピラミッドがあることが分かった。

チチェンイツァ遺跡では1930年代の発掘調査でピラミッドの内部に2つ目のピラミッドが発見され、中からひすいをあしらった赤いジャガーの王座が見つかっていた。

チチェンイツァは6世紀ごろにマヤ文明が築いたといわれる遺跡で、10世紀ごろにメキシコ中部トルテカ族の影響を受けた部族に侵攻された痕跡が残る。高さ24メートルのエル・カスティーヨはこの時に建造された。

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