中部電力の歩み
エネルギーの安定供給を通じて
中部地域とともに歩んだ歴史をご紹介します。
-
1960s
冷蔵庫、洗濯機、テレビなどの家電製品が生活必需品となる。
東京オリンピックを機にインフラ整備が進むとともに、
自動車の普及が進み、モータリゼーション社会へ。その時、中部電力は増大する電力需要への対応
- 水力発電から火力発電への転換
- 幹線建設でたくさんの電力をより遠くまで届けられるように
-
1970s
大阪万博で幕を開けた70年代も、
オイルショックにより高度成長期にひと区切り。
省エネ志向が生まれ、大気汚染、公害をきっかけに環境意識も高まる。
カップ麺、ファミレスなど新しい食文化もお目見え。その時、中部電力は石油危機を乗り越えて
- 石油火力への依存の見直し
- CO2の排出量の少ない原子力・LNG(液化天然ガス)火力の導入
-
1980s
バブル経済により大都市圏の地価や株価が急上昇。
パソコン、ワープロが普及し始め、テレビゲームブームが到来するなど、
IT時代への幕開けを感じさせる時代に。その時、中部電力は電源のベストミックスの追求
- 省エネルギーの推進
- 石油代替エネルギーの開発・導入
(原子力・LNG火力開発の推進。供給の安定している
石炭、国産資源である水力発電の推進)
-
1990s
バブル経済が崩壊し、デフレ時代に突入。
一方でインターネット化が進み、携帯電話、PHSも普及した。その時、中部電力は電力自由化の幕開け
- 電力の小売・卸売の自由化がスタート
-
2000s
「ヒルズ族」と「非正規雇用」、「東京」と「地方」など格差が問題に。
中部地方では中部国際空港が開港。「愛・地球博」が開催される。
ITバブル崩壊。その時、中部電力は電力自由化の進展
- 電力小売自由化進展
(2000年に「特別高圧」区分、2004年・2005年には「高圧」区分のお客さまが自由化対象に)
- 電力小売自由化進展
-
2010s
スマートフォン・タブレットが当たり前の存在に。
猛暑が続いた2010年。多治見市が全国最高気温の記録を2日連続で更新。
東日本大震災、熊本地震、平成30年7月豪雨など激甚災害が多発した。その時、中部電力は一歩先を行く総合エネルギー企業を
目指して- 電力・ガス小売り全面自由化。中部エリアを越えた電力販売。
家庭用ガス販売の開始 - 原子力発電のより一層の安全性対策の向上、再生可能エネルギーの積極推進
- 気候変動による、台風の大型化や局地的な豪雨による災害への対応の強化
- 電力・ガス小売り全面自由化。中部エリアを越えた電力販売。
-
2020s
DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展や
新型コロナウィルスの感染拡大などにより、社会構造・生活様式が大きく変化。
地政学リスクの顕在化による、エネルギー市場の不確実性の高まり。
脱炭素に向けた政策の加速。その時、中部電力は新しい中部電力の誕生
- 送配電事業・販売事業分社。事業領域の拡大によるビジネスモデル変革。
- お客さま・社会へ「新たな価値」のお届け
- 中部電力グループ「ゼロエミチャレンジ2050」を定める。