<新春随想>春待つ君へ 小松亜由美(作家、大仙市出身)
2025年01月02日 15時00分
おや、ぼた雪が舞う秋田駅のホームの端っこで、背中を丸めて泣いているのは十九歳の私じゃないか。 一浪した君は大曲から秋田市内の予備校に通い、年が明けて早々二度目のセンター試験を受けたばかりだ。苦手な数 ...
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