お久しぶりね、私
何年ぶりか…もう覚えてない。ここに書き込んだ日
もうすぐ冬、今は晩秋
肉が千切れるような苦しい時間を、やっとの思いで過ごし生き抜いた。
血膿を流して、のたうち回った私の心は、何とか何とかヘリに掴まって、この世にとどまった。
悪魔に食いちぎられたような傷は深く、黒いカサブタが消えた今も傷跡は哀れなまま、失われた我が魂の欠片を探す。
もう、失われて戻らないと分かっていても、身体がありもしない記憶にすがる。
哀れだ。
気まぐれに投げられた種を拾ったのが運の尽き
幻と言う名の幻覚を見せる
中身の無い空種
握りしめた手の暖かさで
香り立つ
見えるのは地獄
私は離せなかった
待つのが無限地獄でも
幻香にすがりついた
だから…打撃が激しく
尋常ではない
治らぬ傷を背負った
今 本当に生きているのか
今 いる場所がこの世なのかどうか…
分かりません