こんばんは。
今日は、おすすめ本の紹介です📚
「ある晴れた夏の朝」
8月6日と9日は原爆投下の日でしたね。
この本は、アメリカの9年生(高校1年生)が
アメリカが日本に原爆を落としたことに
賛成か反対かディベートするという内容です。
4:4の賛成派、反対派のチームに分かれて討論するのですが
それぞれが別々のアイデンティティやルーツを持っていて、
その視点からも日本への原爆投下が必要だったか、
不要だったかを討論します。
文中では、
「異なる意見を持つ、という事と、友情とは、
はっきり分けて考えなくてはならない。
意見だけでなくて、感じ方や性格好みや主義主張、
人種、民族、宗教などを含めて人と人は異なっている。
異っているから人間は面白いし、
その差異を受け入れて文化を学び成長していかなくてはならない。
と、いつも学校の先生に教わっている。」
という文章が出てきます。
15歳の多感な時期に、
お互いに差異を受け入れ受け入れながら、
自分の意見を主張していける教育制度は
素晴らしい環境だなぁ。と思いました。
「僕はイエローで」のイギリスの学校もすごく良かったですけど、
個人的に本の内容はこちらの方が好みでした💡
そもそも内容が違うので、比べるべき事では無いかもしれませんが。。
この本は、中高生向けの分かりやすい内容ですが
大人が読んでも、視野が広がって凄く勉強になります!
ここ最近で1番心に響いた本でした!
なぜもっと有名にならないのか、不思議なほどです、、😵😵