大晦日と戯れ言納め





12月31日 火曜日




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ああ…

いよいよというか、とうとうというか、令和6年大晦日ですね。




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【ゆく年くる年】




『さぁ、お前の罪を数えろ!』 by 仮面ライダーW




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…さてさてさて、

大晦日の本日は何しましょ?




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大晦日には元旦の御節の用意して、夜の宴の用意して、ああ…後はアレもコレも♪




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【大晦日】




…この日は一年で唯一、

己の為だけに宴の準備を許されるという特別な日。




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…いや、

違うな。

家庭内宴会なんて年がら年中してるわけだし。




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…そうそう、

人間は、というより私は今現在が幸福であるということをスグに忘れてしまうダメ人間。

先の戯言がほざけるようになって、はてさていったい何年だ?

それこそ大昔、大晦日に金を落としてほぼほぼ一文無しになって途方に暮れていたところ、他人様から施しを受けたことがありました。




『なんだよ、この大晦日に文無しだって? しょうがねぇーな、昼は寿司取ってやるから今晩から年明けの3日まではカップ麺でも啜って食い繋げ。 俺は国に帰るからその日までは居ねぇーけどよ、でも縁起でもねぇーからそれまでは絶対死なずに生きてるんだぞ!』




…そう言って、

隣に住んでいたアパートのオジサンは、無造作に財布から引き抜いた万札を私に握らせました。

忘れもしない、あれは16歳の大晦日。

親兄弟と袂を分けた最初の年のお話です。




【絶対に忘れてならないことは他人から受けた恩と義理、それを忘れるような者ならば、乞食と呼ばれても仕方なし】




その源泉、それはあの日の年の瀬の出来事です。




あの親切なオジサンは今頃何をしているのでしょう?

私は翌年の4月に住んでいたアパートを引き払ったので、彼のその後の消息は分かりません。




何はともあれ大晦日。

今年も人並みに暮らせた月日に感謝を捧げ、年が明けるその直前までは厳かに過ごしていたいと思います。