『ゆるゆりSS』 あかり「ゆるゆるしすたーみっくす」
娯楽部
ちなつ「……」
京子「くかーっ…すぴーっ…」パチッ
京子「んん…」コスコス
ちなつ「おはようございます。京子先輩」
京子「おぉ…ちなつちゃ~ん……」ムクッ
京子「…あれ、あかりは?」
ちなつ「あかりちゃんなら、家で向日葵ちゃんと一緒にドーナツ作ってますよ」
京子「ドーナツ!?」キュピーン
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 13:33:43.28
ID:RM9FH5fa0
娯楽部
ちなつ「……」
京子「くかーっ…すぴーっ…」パチッ
京子「んん…」コスコス
ちなつ「おはようございます。京子先輩」
京子「おぉ…ちなつちゃ~ん……」ムクッ
京子「…あれ、あかりは?」
ちなつ「あかりちゃんなら、家で向日葵ちゃんと一緒にドーナツ作ってますよ」
京子「ドーナツ!?」キュピーン
ちなつ「わわっ、いきなり元気になった!」
京子「そんなら、2人であかりん家に行こーよ!!」
ちなつ「ドーナツ目当てでですか~?」
ちなつ「心配しなくても、きっとあの2人なら明日にでも分けてくれますよ」
京子「ま、それもそうだねん」ゴロン
ちなつ「……」
京子「くかーっ…すぴーっ…」パチッ
京子「んん…」コスコス
ちなつ「おはようございます。京子先輩」
京子「おぉ…ちなつちゃ~ん……」ムクッ
京子「…あれ、あかりは?」
ちなつ「あかりちゃんなら、家で向日葵ちゃんと一緒にドーナツ作ってますよ」
京子「ドーナツ!?」キュピーン
ちなつ「わわっ、いきなり元気になった!」
京子「そんなら、2人であかりん家に行こーよ!!」
ちなつ「ドーナツ目当てでですか~?」
ちなつ「心配しなくても、きっとあの2人なら明日にでも分けてくれますよ」
京子「ま、それもそうだねん」ゴロン
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 13:42:58.74
ID:RM9FH5fa0
京子「一応、ひまっちゃんにメールでも送っとくか」パカッ
ちなつ(全く、この人は…)
ちなつ「京子先輩の方こそ、結衣先輩はどうしたんですか?」
京子「あぁ、結衣なら今日デートがあるから先に帰るってよ」カチカチ
ちなつ「デデデデデデゥエートォォ!?」ガタッ
ちなつ「相手は!? 相手は一体誰なんですか!!?」
京子「まりちゃんだけど…」ポチッ
ちなつ「紛らわしい言い方すなっ!!!」イラッ
京子「つまり、今日は私とちなつちゃんの2人きりって言うことよ!」ニヤニヤ
ちなつ「あっ、私用事を思い出したので帰ります」スクッ
京子「嘘ぉぉ!?」ガーン
ちなつ(全く、この人は…)
ちなつ「京子先輩の方こそ、結衣先輩はどうしたんですか?」
京子「あぁ、結衣なら今日デートがあるから先に帰るってよ」カチカチ
ちなつ「デデデデデデゥエートォォ!?」ガタッ
ちなつ「相手は!? 相手は一体誰なんですか!!?」
京子「まりちゃんだけど…」ポチッ
ちなつ「紛らわしい言い方すなっ!!!」イラッ
京子「つまり、今日は私とちなつちゃんの2人きりって言うことよ!」ニヤニヤ
ちなつ「あっ、私用事を思い出したので帰ります」スクッ
京子「嘘ぉぉ!?」ガーン
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 13:57:32.71
ID:RM9FH5fa0
京子「そんなぁ~、私より大事な用事なの…?」
ちなつ「寧ろ京子先輩と比べたら、喉が渇いただけでも帰りますよ」
京子「だったら、その渇いた唇を私のキスで潤して!!」ガバッ
ちなつ「の・ど!!」スッ
京子「うぅぅ…」
京子「じゃあ帰ってもいいから、私もちなつちゃんの家に行っていい!?」
ちなつ「なんでそうなるんですかーーっ!?」
京子「せっかく、結衣もあかりも居ないんだし――!」
京子「私はちなつちゃんと一緒に居たいんだよ!!」
ちなつ「……」
京子「…だめ、かな?」シュン
ちなつ「そこまで言うなら……少しだけですよ?」
京子「うっしゃ~~!!」
ちなつ「はぁ…」
ちなつ(私ってば、どうして断りきれないんだろう)
ちなつ「寧ろ京子先輩と比べたら、喉が渇いただけでも帰りますよ」
京子「だったら、その渇いた唇を私のキスで潤して!!」ガバッ
ちなつ「の・ど!!」スッ
京子「うぅぅ…」
京子「じゃあ帰ってもいいから、私もちなつちゃんの家に行っていい!?」
ちなつ「なんでそうなるんですかーーっ!?」
京子「せっかく、結衣もあかりも居ないんだし――!」
京子「私はちなつちゃんと一緒に居たいんだよ!!」
ちなつ「……」
京子「…だめ、かな?」シュン
ちなつ「そこまで言うなら……少しだけですよ?」
京子「うっしゃ~~!!」
ちなつ「はぁ…」
ちなつ(私ってば、どうして断りきれないんだろう)
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 14:11:25.15
ID:RM9FH5fa0
ちなつ宅
京子「んはぁ~、部屋中ちなつちゃんの匂いで満たされてるよ~」スンスン
ちなつ「ちょっ、嗅がないで下さいよ!!///」
京子「さ、こちらへいらっしゃい。ちなつちゃん」バフッ
ちなつ「そんなに眠いのなら……いいですけど」
京子「ホント!?」キラキラ
ちなつ「1人で、寝てて下さいね♪」ニコッ
京子「ちぇ…」
―――――
ガチャッ
ともこ「ちなつ、ただいま~」
ともこ「…あら?」
ともこ(靴が2つ……お友達が来てるのかしら?)
京子「んはぁ~、部屋中ちなつちゃんの匂いで満たされてるよ~」スンスン
ちなつ「ちょっ、嗅がないで下さいよ!!///」
京子「さ、こちらへいらっしゃい。ちなつちゃん」バフッ
ちなつ「そんなに眠いのなら……いいですけど」
京子「ホント!?」キラキラ
ちなつ「1人で、寝てて下さいね♪」ニコッ
京子「ちぇ…」
―――――
ガチャッ
ともこ「ちなつ、ただいま~」
ともこ「…あら?」
ともこ(靴が2つ……お友達が来てるのかしら?)
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 14:22:19.70
ID:RM9FH5fa0
京子「でも、これはこれで♪」ゴロゴロ
ちなつ「ほんっと、京子先輩は自由ですね」
ガチャッ
ともこ「ちなつ…」
ちなつ「あっ、お姉ちゃん!」
京子「なぬ!? お姉ちゃんとな!!?」ガバッ
ともこ「お姉ちゃん、ドーナツ買って来たから友達と一緒に食べなさい」
ちなつ「は~い」
ともこ「」チラッ
京子「ドーナツ…お姉ちゃん…ドーナツ…お姉ちゃん…」キラキラ
ともこ(あかりちゃんではないのね……初めて見るけど、この子は誰かしら?)
ちなつ「ほんっと、京子先輩は自由ですね」
ガチャッ
ともこ「ちなつ…」
ちなつ「あっ、お姉ちゃん!」
京子「なぬ!? お姉ちゃんとな!!?」ガバッ
ともこ「お姉ちゃん、ドーナツ買って来たから友達と一緒に食べなさい」
ちなつ「は~い」
ともこ「」チラッ
京子「ドーナツ…お姉ちゃん…ドーナツ…お姉ちゃん…」キラキラ
ともこ(あかりちゃんではないのね……初めて見るけど、この子は誰かしら?)
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 14:35:11.84
ID:RM9FH5fa0
ちなつ「ドーナツ食べるんなら、ベッドからは降りて下さいよ?」
京子「へへへ、分~かってるって! …あれ? あっ! あぁぁ!!」
ちなつ「はぁ…。今度はなんですか?」
京子「これ、デートの時に私が取った《ねこくらげ》!!」ヒョイ
ちなつ「へっ?」
ちなつ「…あっ!!///」ボッ
ちなつ(京子先輩が来るとは思わなかったから、出しっぱなしだった!!)
京子「ちなつちゃん、私のプレゼント大事にとっといてくれたんだぁ~///」
ちなつ「ち、違っ! 先輩がどうとかじゃなくって、単に《ねこくらげ》が!!///」
ともこ(デート…プレゼント……先輩?)
ともこ「」ピコーン
ともこ(分かったわ! この子がちなつの好きな『結衣先輩』なのね!!)
京子「へへへ、分~かってるって! …あれ? あっ! あぁぁ!!」
ちなつ「はぁ…。今度はなんですか?」
京子「これ、デートの時に私が取った《ねこくらげ》!!」ヒョイ
ちなつ「へっ?」
ちなつ「…あっ!!///」ボッ
ちなつ(京子先輩が来るとは思わなかったから、出しっぱなしだった!!)
京子「ちなつちゃん、私のプレゼント大事にとっといてくれたんだぁ~///」
ちなつ「ち、違っ! 先輩がどうとかじゃなくって、単に《ねこくらげ》が!!///」
ともこ(デート…プレゼント……先輩?)
ともこ「」ピコーン
ともこ(分かったわ! この子がちなつの好きな『結衣先輩』なのね!!)
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 15:00:53.95
ID:RM9FH5fa0
ともこ「ちょっと、いいかしら?」
京子「ほぇ?」
ともこ「『結衣ちゃん』はちなつのこと、どう思ってるの?」
京子「結衣~?」
京子「さぁ? (おでこに)キスするくらいだし、好きなんじゃないですか?」プイッ
ちなつ「ですよねーーっ!!」キラキラ
ともこ(まぁ! 2人は両想いなのね!?)
京子「……」ブスー
ともこ(じゃあ、私から最後の一押ししてあげなきゃ!)
ともこ「聞いて、ちなつもね。『あなたのこと』大好きだって、私に言うのよ♪」
ちなつ「な゛っ!?///」
京子「えぇぇ!?」キュピーン
京子「ほぇ?」
ともこ「『結衣ちゃん』はちなつのこと、どう思ってるの?」
京子「結衣~?」
京子「さぁ? (おでこに)キスするくらいだし、好きなんじゃないですか?」プイッ
ちなつ「ですよねーーっ!!」キラキラ
ともこ(まぁ! 2人は両想いなのね!?)
京子「……」ブスー
ともこ(じゃあ、私から最後の一押ししてあげなきゃ!)
ともこ「聞いて、ちなつもね。『あなたのこと』大好きだって、私に言うのよ♪」
ちなつ「な゛っ!?///」
京子「えぇぇ!?」キュピーン
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 15:19:16.92
ID:RM9FH5fa0
京子「ちなつちゃん、それ本当!?///」パァァ
ちなつ「そんな訳ないでしょ!? お姉ちゃん、適当なこと言わないでよ!!」
ともこ「うふふ、ちなつったら照れ隠しなんかしちゃって♪」ニコニコ
ちなつ「違ーーうっ!!」ガーン
京子「私もちなつちゃんのことが好きだよ!!///」グイグイ
ちなつ「私は先輩のことなんて、なんとも思ってませんってば!!」ドンッ
京子「あふん」コテン
ともこ「こらっ、ちなつ!」
ちなつ「いつものことだし、いいんだよ。お姉ちゃん」
ともこ「(そんなことばかりしてると、いつか本当に嫌われちゃうわよ!!)」
ちなつ「(え…?)」ドキッ
ともこ「(そろそろ、自分の気持ちに素直になってもいいんじゃない? ねっ♪)」
ちなつ「(自分の気持ちに素直に…?)」
京子「ちなちゅったら、いけずぅ~」サスサス
ちなつ「……」
ちなつ「そんな訳ないでしょ!? お姉ちゃん、適当なこと言わないでよ!!」
ともこ「うふふ、ちなつったら照れ隠しなんかしちゃって♪」ニコニコ
ちなつ「違ーーうっ!!」ガーン
京子「私もちなつちゃんのことが好きだよ!!///」グイグイ
ちなつ「私は先輩のことなんて、なんとも思ってませんってば!!」ドンッ
京子「あふん」コテン
ともこ「こらっ、ちなつ!」
ちなつ「いつものことだし、いいんだよ。お姉ちゃん」
ともこ「(そんなことばかりしてると、いつか本当に嫌われちゃうわよ!!)」
ちなつ「(え…?)」ドキッ
ともこ「(そろそろ、自分の気持ちに素直になってもいいんじゃない? ねっ♪)」
ちなつ「(自分の気持ちに素直に…?)」
京子「ちなちゅったら、いけずぅ~」サスサス
ちなつ「……」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 15:51:09.33
ID:RM9FH5fa0
ちなつ「あ、あの……無闇に突き飛ばしてしまって、ごめんなさい!」ペコッ
京子「えっ?」キョトン
ちなつ「京子先輩のこと、なんとも思ってないなんて言うのは嘘です!!」
京子「それじゃあ!?」パァァ
ちなつ「…けど、京子先輩を受け入れたら結衣先輩への気持ちが嘘になりそうで」
ちなつ「怖いんです」
京子「ちなつちゃん…」
ともこ「……」
ともこ「…あら?」
ともこ(『京子先輩』を受け入れたらって……まさか!!)
京子「今までいっぱい困らせちゃってごめんね! ちなつちゃん!!」ガバッ
ちなつ「京子…先輩……?///」ドキドキ
京子「いいよ! 私はちなつちゃんが答えを出すまで、ずっと待ち続けるから!!」
ちなつ「…はい!///」ニコッ
ともこ「」ダクダク
京子「えっ?」キョトン
ちなつ「京子先輩のこと、なんとも思ってないなんて言うのは嘘です!!」
京子「それじゃあ!?」パァァ
ちなつ「…けど、京子先輩を受け入れたら結衣先輩への気持ちが嘘になりそうで」
ちなつ「怖いんです」
京子「ちなつちゃん…」
ともこ「……」
ともこ「…あら?」
ともこ(『京子先輩』を受け入れたらって……まさか!!)
京子「今までいっぱい困らせちゃってごめんね! ちなつちゃん!!」ガバッ
ちなつ「京子…先輩……?///」ドキドキ
京子「いいよ! 私はちなつちゃんが答えを出すまで、ずっと待ち続けるから!!」
ちなつ「…はい!///」ニコッ
ともこ「」ダクダク
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 16:06:16.20
ID:RM9FH5fa0
ともこ「ち、ちなつ!
お姉ちゃん、またドーナツ買いに行ってくるわね!!」
パタン
―――――
七森デパート
ともこ「……」トボトボ
ともこ(…なんてことなの)
ともこ(私の勘違いで、ちなつを本命じゃない子とくっつけてしまったわ!!)
ともこ(あぁ…私ったら、姉失格よね……)
ともこ(赤座さんだったらこんな時、一体どうするのかしら?)
トテテ
結衣「まりちゃん。このお店はすっごく大きいから、迷子になっちゃ駄目だよ」
まり「うにー♪」
ともこ(あの子達も姉妹かしら? …うふふ、微笑ましいわね)
パタン
―――――
七森デパート
ともこ「……」トボトボ
ともこ(…なんてことなの)
ともこ(私の勘違いで、ちなつを本命じゃない子とくっつけてしまったわ!!)
ともこ(あぁ…私ったら、姉失格よね……)
ともこ(赤座さんだったらこんな時、一体どうするのかしら?)
トテテ
結衣「まりちゃん。このお店はすっごく大きいから、迷子になっちゃ駄目だよ」
まり「うにー♪」
ともこ(あの子達も姉妹かしら? …うふふ、微笑ましいわね)
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 16:24:18.29
ID:RM9FH5fa0
シスタードーナツ
イラッシャイマセー
ともこ(1日に2回も入ると、無類のドーナツ好きみたいで恥ずかしいわね///)
ともこ(…あら? ガラスケースに女の子が張り付いてるわ)
櫻子「ジュルリ…ドーナッチュ……」
ともこ「あなた、前に並んでる……訳では、ないわよね?」
櫻子「えっ、あっ、はい」クルッ
ともこ「ドーナツが食べたいの?」
櫻子「はい! 朝からも~、ずーっと食べたかったんです!!」
ともこ「そ、そう…」
櫻子「」キラキラ
ともこ「うっ…。えっと……じゃあ、買ったら少し分けてあげるわね?」
櫻子「やったぁ~~!!」バンザーイ
イラッシャイマセー
ともこ(1日に2回も入ると、無類のドーナツ好きみたいで恥ずかしいわね///)
ともこ(…あら? ガラスケースに女の子が張り付いてるわ)
櫻子「ジュルリ…ドーナッチュ……」
ともこ「あなた、前に並んでる……訳では、ないわよね?」
櫻子「えっ、あっ、はい」クルッ
ともこ「ドーナツが食べたいの?」
櫻子「はい! 朝からも~、ずーっと食べたかったんです!!」
ともこ「そ、そう…」
櫻子「」キラキラ
ともこ「うっ…。えっと……じゃあ、買ったら少し分けてあげるわね?」
櫻子「やったぁ~~!!」バンザーイ
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 16:44:33.59
ID:RM9FH5fa0
櫻子「えへへ、あんま~い♪」ムシャムシャ
ともこ「あらあら、そんなに美味しそうに食べると…」
櫻子「ほぇ?」
店長「お嬢ちゃん、ドーナツもう1個サービスしちゃうわよ」ヌッ
櫻子「うわっ、シェフ来た!!」ビクッ
ともこ「うふふ、このお店はね。妹を連れて入ると、オマケしてくれるのよ♪」
櫻子「そうなんだぁ! それじゃ、これで貸し借り0ですね!!」キリッ
ともこ「そ…そうね……」
撫子「そんな訳ないでしょ!」カツン
櫻子「った……あっ、ねーちゃん!」
撫子「1人で勝手にどっか行っちゃわないの。…探したんだから」
ともこ「あらあら――あなた、この子のお姉さん?」
撫子「はい、ウチの馬鹿が迷惑かけてスミマセン」ペコッ
ともこ「いえいえ、私が好きでやったことですから♪」ニコッ
撫子「……」
ともこ「あらあら、そんなに美味しそうに食べると…」
櫻子「ほぇ?」
店長「お嬢ちゃん、ドーナツもう1個サービスしちゃうわよ」ヌッ
櫻子「うわっ、シェフ来た!!」ビクッ
ともこ「うふふ、このお店はね。妹を連れて入ると、オマケしてくれるのよ♪」
櫻子「そうなんだぁ! それじゃ、これで貸し借り0ですね!!」キリッ
ともこ「そ…そうね……」
撫子「そんな訳ないでしょ!」カツン
櫻子「った……あっ、ねーちゃん!」
撫子「1人で勝手にどっか行っちゃわないの。…探したんだから」
ともこ「あらあら――あなた、この子のお姉さん?」
撫子「はい、ウチの馬鹿が迷惑かけてスミマセン」ペコッ
ともこ「いえいえ、私が好きでやったことですから♪」ニコッ
撫子「……」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 16:59:41.11
ID:RM9FH5fa0
撫子「あの……なにかお礼がしたいので、ウチに寄って行きませんか?」
ともこ「へっ? そんな! お礼なんて、別にいいのよ!?」
撫子「いやでも、言葉だけで済ますのもなんですし…」
撫子「増してや、『お金で解決』だなんて気分悪いでしょ?」
ともこ「うっ…」グサッ
ともこ「そ、そうね……何事もお金で解決なんて、いけないことよね」ドキドキ
櫻子「ドーナツ美味い♪」モシャモシャ
撫子「ですから、ウチでなにかお礼させて下さいよ」
ともこ「いえいえ、そんなの悪いわよ…」
撫子「遠慮しないで」
ともこ「でも…」
撫子「お願いします。お礼させて下さい」ゲザァ
ともこ「顔をあげて!!?」ガーン
ともこ「へっ? そんな! お礼なんて、別にいいのよ!?」
撫子「いやでも、言葉だけで済ますのもなんですし…」
撫子「増してや、『お金で解決』だなんて気分悪いでしょ?」
ともこ「うっ…」グサッ
ともこ「そ、そうね……何事もお金で解決なんて、いけないことよね」ドキドキ
櫻子「ドーナツ美味い♪」モシャモシャ
撫子「ですから、ウチでなにかお礼させて下さいよ」
ともこ「いえいえ、そんなの悪いわよ…」
撫子「遠慮しないで」
ともこ「でも…」
撫子「お願いします。お礼させて下さい」ゲザァ
ともこ「顔をあげて!!?」ガーン
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 17:11:50.76
ID:RM9FH5fa0
ともこ「分かったわ。じゃあ、少しだけお邪魔させてもらうわね♪」ニコッ
撫子「……」
櫻子「…ねーちゃん?」
撫子「ほら、もう行くよ。手洗っといで」
櫻子「家に帰ってから洗っても、同じなのになぁ…」スタスタ
パタン
櫻子「……」ジャー
櫻子「…あれ? なんか、忘れてるような」
櫻子「ま、いっか♪」
―――――
まり「う~…おねーちゃん……」グスッ
花子「あ~、もう! 大丈夫だから、泣くなし!!」
まり「…ほんと? ほんとに大丈夫なの?」
花子「はぁ…。櫻子どこったし!? お姉ちゃんもどこまで探しに行ったし!?」
撫子「……」
櫻子「…ねーちゃん?」
撫子「ほら、もう行くよ。手洗っといで」
櫻子「家に帰ってから洗っても、同じなのになぁ…」スタスタ
パタン
櫻子「……」ジャー
櫻子「…あれ? なんか、忘れてるような」
櫻子「ま、いっか♪」
―――――
まり「う~…おねーちゃん……」グスッ
花子「あ~、もう! 大丈夫だから、泣くなし!!」
まり「…ほんと? ほんとに大丈夫なの?」
花子「はぁ…。櫻子どこったし!? お姉ちゃんもどこまで探しに行ったし!?」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 17:31:25.76
ID:RM9FH5fa0
まり「はぅ…おねーちゃんも迷子なの?」
花子「花子は迷子じゃないし! 迷子された方だし!」
まり「おねーちゃん…」
ギュッ
花子「!?」ドキッ
花子「い、いきなりなんだし!?///」
まり「まりが居るから大丈夫だし!」
花子「真似すんなし!!」イラッ
タタタッ
結衣「はぁ…はぁ……。まりちゃん、こんなことに居たのか」
まり「あっ、おねーちゃんだし!」トテテ
結衣「えっ、なにその語尾…?」チラッ
花子「」ビクッ
結衣「あなたがまりちゃんを保護してくれたんだね? ふふ、ありがとう」ニコッ
花子「…イ、イケメンだし!!///」
花子「花子は迷子じゃないし! 迷子された方だし!」
まり「おねーちゃん…」
ギュッ
花子「!?」ドキッ
花子「い、いきなりなんだし!?///」
まり「まりが居るから大丈夫だし!」
花子「真似すんなし!!」イラッ
タタタッ
結衣「はぁ…はぁ……。まりちゃん、こんなことに居たのか」
まり「あっ、おねーちゃんだし!」トテテ
結衣「えっ、なにその語尾…?」チラッ
花子「」ビクッ
結衣「あなたがまりちゃんを保護してくれたんだね? ふふ、ありがとう」ニコッ
花子「…イ、イケメンだし!!///」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 17:45:41.21
ID:RM9FH5fa0
あかり宅
向日葵「……」
向日葵「…赤座さんがトイレに入った今がチャンスですわよね?」パカッ
Ω:歳納先輩
件:ひまっちゃん知ってるー?
――――――――――
あかりのねーちゃんって、中高生徒会長だったんだよ~。
だからさ、この機会に髪の毛の1本でも御守りに拾っとけば?
… E N D …
――――――――――
向日葵「効果の程は期待してませんが、これを聞いて見逃す手はありませんわ!」
向日葵「確実に赤座さんのお姉さまの髪の毛が手に入る場所と言えば…」タッタッタ
向日葵「……」
向日葵「…赤座さんがトイレに入った今がチャンスですわよね?」パカッ
Ω:歳納先輩
件:ひまっちゃん知ってるー?
――――――――――
あかりのねーちゃんって、中高生徒会長だったんだよ~。
だからさ、この機会に髪の毛の1本でも御守りに拾っとけば?
… E N D …
――――――――――
向日葵「効果の程は期待してませんが、これを聞いて見逃す手はありませんわ!」
向日葵「確実に赤座さんのお姉さまの髪の毛が手に入る場所と言えば…」タッタッタ
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 18:02:35.03
ID:RM9FH5fa0
《おねえちゃんのへや》
向日葵「ありましたわ! …えっ?」
《立入禁止》
向日葵「……」
向日葵「…わたくしとしたことが――」
向日葵「人のプライベートに立ち入ろうだなんて、どうかしてましたわね」
向日葵「諦めて、台所に戻りましょうか……あら?」
向日葵「なにやら、扉に挟まって…」スッ
向日葵「……」
向日葵「///」ボッ
向日葵「なんですの、これ!? パ、パンツ!?///」
ギィィ…
向日葵「あっ、扉が……えっ」
向日葵「ありましたわ! …えっ?」
《立入禁止》
向日葵「……」
向日葵「…わたくしとしたことが――」
向日葵「人のプライベートに立ち入ろうだなんて、どうかしてましたわね」
向日葵「諦めて、台所に戻りましょうか……あら?」
向日葵「なにやら、扉に挟まって…」スッ
向日葵「……」
向日葵「///」ボッ
向日葵「なんですの、これ!? パ、パンツ!?///」
ギィィ…
向日葵「あっ、扉が……えっ」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 18:13:06.27
ID:RM9FH5fa0
バッ!!(※1カメ)
ババッ!!(※2カメ)
ドーン!!!(※3カメ)
向日葵「ここここれは…一体……?」
向日葵「部屋中が…部屋中が赤座さんでいっぱいで……!?」
向日葵「ハッ!!」
向日葵「このパンツ、もしかして!!!」チラッ
《あかざあかり》
向日葵「」サーッ
向日葵「…わたくしは、一体どうすればいいんですの?」
タッ…タッ…タッ…
向日葵「足跡が、近付いてきますわ。…赤座さんがわたくしを探しに来たのね?」
ヌッ
向日葵「赤座さん、大変なんですの!!あなたのお姉さまのお部屋が!!!」バッ
あかね「あらあら、私の部屋が何かしら?」ニコニコ
ババッ!!(※2カメ)
ドーン!!!(※3カメ)
向日葵「ここここれは…一体……?」
向日葵「部屋中が…部屋中が赤座さんでいっぱいで……!?」
向日葵「ハッ!!」
向日葵「このパンツ、もしかして!!!」チラッ
《あかざあかり》
向日葵「」サーッ
向日葵「…わたくしは、一体どうすればいいんですの?」
タッ…タッ…タッ…
向日葵「足跡が、近付いてきますわ。…赤座さんがわたくしを探しに来たのね?」
ヌッ
向日葵「赤座さん、大変なんですの!!あなたのお姉さまのお部屋が!!!」バッ
あかね「あらあら、私の部屋が何かしら?」ニコニコ
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 18:28:09.64
ID:RM9FH5fa0
向日葵「」
向日葵「―あ、赤座さんの…お姉さま……ですの…?」カタカタ
あかね「そうね、私はあかりの姉だけど」ニコニコ
向日葵「どどどどうも、お邪魔していますっっ!!!」ペコッ
あかね「あら、礼儀正しくていい子ね♪」ニコニコ
向日葵「おほほほめにあずかって光栄ですわっっ!!!」
向日葵「で、で、では!! 赤座さんが待っていますので、これでっっ!!!」
あかね「」ニコニコ
向日葵「えっ…」
あかね「」ニコニコニコニコ
向日葵「あ、あの…」
あかね「」ニコニコニコニコニコニコニコニコ
向日葵「きゃぁ……むぐっ!?」グイッ
向日葵「んむぅぅぅ、んむぅぅぅぅぅ!!!」ズルズル
パタン
向日葵「―あ、赤座さんの…お姉さま……ですの…?」カタカタ
あかね「そうね、私はあかりの姉だけど」ニコニコ
向日葵「どどどどうも、お邪魔していますっっ!!!」ペコッ
あかね「あら、礼儀正しくていい子ね♪」ニコニコ
向日葵「おほほほめにあずかって光栄ですわっっ!!!」
向日葵「で、で、では!! 赤座さんが待っていますので、これでっっ!!!」
あかね「」ニコニコ
向日葵「えっ…」
あかね「」ニコニコニコニコ
向日葵「あ、あの…」
あかね「」ニコニコニコニコニコニコニコニコ
向日葵「きゃぁ……むぐっ!?」グイッ
向日葵「んむぅぅぅ、んむぅぅぅぅぅ!!!」ズルズル
パタン
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 18:41:46.56
ID:RM9FH5fa0
それから
ちなつ「京子先輩…。お茶が入りました……」スッ
京子「ありがとう、ちなつちゃん!」ソッ
ピトッ
ちなつ「あっ…///」ポッ
ちなつ「もう! ワザとそういうことするの止めて下さいよ!!///」プンプン
京子「あはは、ごめんごめん♪」
ちなつ「っ///」カァァ
ちなつ「…これで、また返事はお預けですね!!」プイッ
京子「そんなぁ~」ガーン
ちなつ「あっ、そういえば。やっぱり、2人共ドーナツ分けてくれましたよ!」
京子「ありゃ、偶然。こっちも結衣がドーナツくれたんだよ!」
ちなつ「えっ、私はこんなに食べられませんよ!?」
京子「大丈夫だよ、私が3人分食べるから!!」
ちなつ「…ぷっ、ふふ。頼りにしてますよ、京子先輩♪///」ニコッ
ちなつ「京子先輩…。お茶が入りました……」スッ
京子「ありがとう、ちなつちゃん!」ソッ
ピトッ
ちなつ「あっ…///」ポッ
ちなつ「もう! ワザとそういうことするの止めて下さいよ!!///」プンプン
京子「あはは、ごめんごめん♪」
ちなつ「っ///」カァァ
ちなつ「…これで、また返事はお預けですね!!」プイッ
京子「そんなぁ~」ガーン
ちなつ「あっ、そういえば。やっぱり、2人共ドーナツ分けてくれましたよ!」
京子「ありゃ、偶然。こっちも結衣がドーナツくれたんだよ!」
ちなつ「えっ、私はこんなに食べられませんよ!?」
京子「大丈夫だよ、私が3人分食べるから!!」
ちなつ「…ぷっ、ふふ。頼りにしてますよ、京子先輩♪///」ニコッ
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 19:01:41.26
ID:RM9FH5fa0
ともこ「…今、何時くらいかしら?」ムクッ
撫子「さぁ? どこの学校も終わってる時間だとは思いますけど」
ともこ「私はこれで、妹に償えたのかしらね?」
撫子「…なんの話をしてるんですか?」
ともこ「いえ、私のせいで妹の人生を狂わせちゃったみたいなのよ」
撫子「はぁ、そうですか」
撫子「…まぁ、あなたの為ならいくらでも胸を貸しますよ」
ともこ「撫子ちゃん…」
撫子「今度はともこから」
ともこ「えぇ…」
櫻子「向日葵の作ったドーナツも美味い♪」モシャモシャ
撫子「さぁ? どこの学校も終わってる時間だとは思いますけど」
ともこ「私はこれで、妹に償えたのかしらね?」
撫子「…なんの話をしてるんですか?」
ともこ「いえ、私のせいで妹の人生を狂わせちゃったみたいなのよ」
撫子「はぁ、そうですか」
撫子「…まぁ、あなたの為ならいくらでも胸を貸しますよ」
ともこ「撫子ちゃん…」
撫子「今度はともこから」
ともこ「えぇ…」
櫻子「向日葵の作ったドーナツも美味い♪」モシャモシャ
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 19:13:17.97
ID:RM9FH5fa0
ピンポーン
結衣「…京子?」
花子「花子だし!」ピョンピョン
結衣「はは、花子ちゃんか」ガチャッ
花子「お邪魔します!!」トテテ
結衣「今、お茶入れるからね。あと、昨日のドーナツの残りも…」
花子「は、花子も手伝うし!!///」
結衣「へぇ、花子ちゃんお茶入れられるんだ。偉いね」ニコッ
花子「///」ズキューン
結衣(ふふふ、花子ちゃんはちっちゃいのに頑張りやで可愛いな)※子供好き
花子(花子が16の時に、結衣お姉さまは24! …余裕だし!!)※ガチ
結衣「…京子?」
花子「花子だし!」ピョンピョン
結衣「はは、花子ちゃんか」ガチャッ
花子「お邪魔します!!」トテテ
結衣「今、お茶入れるからね。あと、昨日のドーナツの残りも…」
花子「は、花子も手伝うし!!///」
結衣「へぇ、花子ちゃんお茶入れられるんだ。偉いね」ニコッ
花子「///」ズキューン
結衣(ふふふ、花子ちゃんはちっちゃいのに頑張りやで可愛いな)※子供好き
花子(花子が16の時に、結衣お姉さまは24! …余裕だし!!)※ガチ
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 19:25:39.36
ID:RM9FH5fa0
楓「……」
向日葵「」ソワソワ
楓「…お姉ちゃん、どうしたの?」
向日葵「!!」ドキッ
向日葵「な、ななななんでもありませんわよ!?」
楓「?」
楓「…それじゃ、楓は先にお風呂入って来るねっ!」トテテ
パタン
向日葵「……」
ガチャッ
向日葵「…うふふ、これが無いと癒やされませんのよね♪」パパーンツ
向日葵「さて、楓がお風呂から上がるまで《お姉ちゃん大好き》を読みましょうか!」
向日葵「―はぁ…。妹最高ですわ……楓、大好きよ♪///」
お わ り !
向日葵「」ソワソワ
楓「…お姉ちゃん、どうしたの?」
向日葵「!!」ドキッ
向日葵「な、ななななんでもありませんわよ!?」
楓「?」
楓「…それじゃ、楓は先にお風呂入って来るねっ!」トテテ
パタン
向日葵「……」
ガチャッ
向日葵「…うふふ、これが無いと癒やされませんのよね♪」パパーンツ
向日葵「さて、楓がお風呂から上がるまで《お姉ちゃん大好き》を読みましょうか!」
向日葵「―はぁ…。妹最高ですわ……楓、大好きよ♪///」
お わ り !
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/20(火) 19:26:50.03
ID:tM2bJzAV0
向日葵さんがラスボスへの道を歩み始めた
乙!
乙!
111: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
:2012/03/20(火) 20:22:17.78 ID:SiQeDrG60
で、あかりは?
|
ゆるゆりのうたシリーズ♪♪ さく&ひまソングA(仮)
posted with AZlink at 2012.2.27 さくひま*ひまさく[大室櫻子(CV:加藤英美里)&古谷向日葵(CV:三森すずこ)]
ポニーキャニオン (2012-05-30) 売り上げランキング: 1869 |
そういえばトイレ行ってから自然にフェードアウトしてた…