自分の人生の大きなテーマとして、幼少期の自分を解決するというのがあります。
自分が置かれていた環境、社会や大人との関わりの中で 傷ついてしまったことや問題を今こそこれから解決してゆく。
現在、私は誰のことも恨んでいないと堂々と口に出せるようになりました。 ようやく次のステージへ進めそうな気がしています。
お会いした人と、その方が育った過程のお話をすると 本来であれば自分自身がもっと過去の自分を慰め、癒やし、回復してあげないといけなかったであろう問題に 目をつぶって踏ん張ってしまったがために、未だ大きな苦しみを抱えている人が多いと感じます。
そしてその中で一部の方は、他人に解決を求め、満たされずさらに傷つき続けている。
自分が過去に愛されたかった、与えられたかった、優しくされたかった そのような願望を大人になって例えば恋人に求めてしまうようなことです。
しかし自分の中を誰かに満たされたいという願望は生涯叶うことはなく ある人は絶望し、ある人は足りないと涙を流し、求める気持ちは尽きることがありません。 枯渇し飢え悶え続ける。 それは何故か。他人に自分の解決を求めてしまうからです。
残酷なようですが、自分を満たせるただ一つの可能性は自分の中にしかありません。 あなたが自分を満たしてあげる以外に道はないのです。
誰かがこうしてくれさえすれば。 誰かが自分をきちんと理解してくれれば。 誰かが自分を愛してさえくれれば。
その願望は、叶った瞬間にさらなる欲望と願望となってあなたを襲います。 乾きは潤うことがない。
自分自身であなたの中の魂を癒やしてあげてください。
例えば子供の頃にとても欲しかったおもちゃを今になって買うこと 例えばお腹いっぱい食べてみたかったお菓子を今また食べてみること 例えば子供の頃過ごした場所を再び訪れてみること
そんなささいなことで構わないのです。 あなたの中にある、小さなあなたの魂の夢を叶えてあげてください。
概念の話ではなく、自分を解決し許せるのはあなたしかいないのだと知ってほしい。
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