fc2ブログ
絵を描きながらほけーっと暮らす毎日。 徒然と日常を書けたらいいなーと思ってます。洋画家小川さつきとして活動しています。
マスターズ大東京展の授賞式に伺って参りました。

今回は毎日新聞社賞をいただき、大きなトロフィーを抱えて帰宅することができました。
家族も喜んでくれて嬉しいです。

次は国際公募新院展に出品予定です。
がんばります。
自分の人生の大きなテーマとして、幼少期の自分を解決するというのがあります。

自分が置かれていた環境、社会や大人との関わりの中で
傷ついてしまったことや問題を今こそこれから解決してゆく。

現在、私は誰のことも恨んでいないと堂々と口に出せるようになりました。
ようやく次のステージへ進めそうな気がしています。

お会いした人と、その方が育った過程のお話をすると
本来であれば自分自身がもっと過去の自分を慰め、癒やし、回復してあげないといけなかったであろう問題に
目をつぶって踏ん張ってしまったがために、未だ大きな苦しみを抱えている人が多いと感じます。

そしてその中で一部の方は、他人に解決を求め、満たされずさらに傷つき続けている。

自分が過去に愛されたかった、与えられたかった、優しくされたかった
そのような願望を大人になって例えば恋人に求めてしまうようなことです。

しかし自分の中を誰かに満たされたいという願望は生涯叶うことはなく
ある人は絶望し、ある人は足りないと涙を流し、求める気持ちは尽きることがありません。
枯渇し飢え悶え続ける。
それは何故か。他人に自分の解決を求めてしまうからです。

残酷なようですが、自分を満たせるただ一つの可能性は自分の中にしかありません。
あなたが自分を満たしてあげる以外に道はないのです。

誰かがこうしてくれさえすれば。
誰かが自分をきちんと理解してくれれば。
誰かが自分を愛してさえくれれば。

その願望は、叶った瞬間にさらなる欲望と願望となってあなたを襲います。
乾きは潤うことがない。

自分自身であなたの中の魂を癒やしてあげてください。

例えば子供の頃にとても欲しかったおもちゃを今になって買うこと
例えばお腹いっぱい食べてみたかったお菓子を今また食べてみること
例えば子供の頃過ごした場所を再び訪れてみること

そんなささいなことで構わないのです。
あなたの中にある、小さなあなたの魂の夢を叶えてあげてください。

概念の話ではなく、自分を解決し許せるのはあなたしかいないのだと知ってほしい。
最近、絵を描くことについて聞いていただける機会が多くて

今まで自分の制作に対するお話をほとんどしたことなかった私は
嬉しいやら緊張するやらで、顔を真っ赤にしています。

なんだか烏滸がましいような気がしますし
単語がスピリチュアル寄りになることが多くて
「引かれたらどうしよう」なんて思ってしまって、プライベートでは上手く話せません。

神とか。
精神とか。
エネルギーとか。

話すための場が用意された状態だと、多少はそんな話が出ても
私も相手もだいたい想定内なので語るのも大丈夫なんですけどねw

最近の世界の流れは本当に急流で
一般の方も若者も、今まで興味を持たなかった心や精神に関心が高まっているように感じます。


つい最近は、尊敬している古くからの友人に作品を褒めてもらって
すごくテンション上がりました。
心の栄養。


あ、あと
ここのフォントがめっちゃ読みにくいので
変えてみようかな~と思ってます。

NOTEに移行しても良いんですけど。
迷うな。
今月7月21日より、大阪中之島リーガロイヤルにて拓青展が開催されます。

私も30号を出品予定です。

毎年様々なジャンルが出品される大変見ごたえのある展覧会となっています。

ぜひ足をお運びください。
ご無沙汰しています、小川さつきです。
最後の更新から何年も経ってしまいました。

私は拓青芸術協会の理事となりました。
協会の為にお役に立てることが本当に少なく歯がゆいですが、洋画家として活動は変わらず続けています。


新型コロナウイルス。
世界が大きく変わろうとしています。
すでに今までの日常が遠い昔にすら思えます。

近年の作家さんは、収入の主を他の仕事で賄っていらっしゃる方がほとんどだと思います。
私も例に漏れず活動や生活に必要な資金は芸術活動以外から用立てていることが多いです。
これは、まあ、作品を収入に繋げる様式を古い体制に依存し、時代との感覚の差異を埋めずにきた私自身の問題でもあるのですが、自分の周りでは作家収入だけで生活されている作家さんは稀だという認識です。

先日、街の求人雑誌を目にしました。
新シーズンを迎え、夏を目前に、本来であれば多くの若者向け求人が出てくる時期かと思うのですが
ほんの数ページの実に寂しい求人状況でした。

作品を作る以前に安全に生活する礎をつくることがまず必要になってきている方も多いかと思います。

一方、ステイホームの開始より、芸術への関心も再び熱を帯びているように感じます。
自分と向き合う時間が増えたことにより、感性を研ぎ澄ませる生き方に再び人々の注目が集まっているように見えます。

長い即物的生き方が終焉を迎えようとしているのかもしれません。

今私たちにできるとは
今しなければいけないことは

人間は考える葦です。
共に考え、未来へ繋ぎましょう。
// HOME // NEXT