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片鼻呼吸（ハタ呼吸）

以前、ヨガの呼吸法としてヴィシャマヴリッティ・プラーナーヤーマ（1:4:2の呼吸）を紹介しましたが、 片鼻呼吸（ハタ呼吸）もヨガの呼吸法の1つです。片鼻呼吸は名前のとおり、片方の鼻で呼吸をします。片鼻呼吸は自律神経のバランスを整えたり、鼻づまりを解消したりする効果があります。

片鼻呼吸（ハタ呼吸）のやり方
①　右手の親指で右の小鼻を閉じ、右手の薬指を左の小鼻につける。このとき、右手の人差し指と中指は眉間につけておく。
②　左の鼻からゆっくりと息を吸う。
③　右手の薬指で左の小鼻を閉じ、数秒息を止める。
④　右手の親指を離し、右の鼻から息を吐く。
⑤　右の鼻からゆっくりと息を吸う。
⑥　右手の親指で右の小鼻を閉じ、数秒息を止める。
⑦　右手の薬指を離し、左の鼻から息を吐く。
⑧　②～⑦の繰り返し。

※③、⑥は無理の無い範囲でおこなう。

慣れないうちは片鼻呼吸をやるときに鼻を閉じたり、片方の鼻で呼吸をしたりすることに意識がいきがちですが、慣れてきたら、腹式呼吸も同時におこなうことでさらに効果を高めることができます。

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