デアゴスティーニ東宝怪獣コレクションの新刊が発送されたので、今回はそちらで商品化された怪獣をご紹介します。
今回は第36号に首、第37号に頭、第38号に胴体&足、第39号に左翼、第40号に右翼、第41号に尻尾が付属しており、
それらを合体させることで完成となりました。

こちらが第41号で完成となった、
キングギドラ(1991)のフィギュアです。
1991年に公開された映画「ゴジラVSキングギドラ」に登場した個体で、いわゆる平成ギドラですね。
こちらは
身長140メートルという設定で、1/700だと高さは21cmほどのスケールになっています。






色んな角度から。
昭和版のキングギドラに続いて、平成版キングギドラも本シリーズで商品化となりましたね。
こちらはVSシリーズだけに100メートル級の巨体を誇っており、本フィギュアでもかなりのボリュームになっています。
やや翼が小さいですけど、実際に手にした時の迫力は十分。
全身ゴールド塗装ですし、更に各部にシャドウが吹かれているのでのっぺりとした印象にはなっていないです。




顔周りのアップ。
塗装の影響でしょうけど、実際のスーツよりも目力が強くハッキリと塗り分けられていますね。
口内も舌や牙が作りこまれており、鬣パーツもシャープな仕上がりでした。
(むしろシャープすぎて手に刺さるほどw)









各部のアップ。
全身にある無数の鱗も、一つずつ丁寧に造形されています。
やはり全塗装仕様なのが嬉しく、これだけでも質感のイメージがかなり変わりますね。
羽や尻尾の先端もディテールが潰れることなく、棘の先端まで鋭利な仕上がりになっていました。
これはこのサイズのフィギュアならではですね。

統一スケールの基準となる、創刊号のゴジラ(1984)と比較。
キングギドラ(1991)のサイズは高さ約23cm(羽を含む)、横幅約27.5cm、奥行約26.5cmほどでした。
80メートルの84ゴジラと並んでもこの圧倒的なサイズ感、強そう・・・

リリース済みである、昭和版キングギドラと比較。
こちらもそれなりに大きかったのですけど、平成ギドラはそれを凌駕していますね。
こう見比べると、ゴールド塗装の質感も世代によって差別化されていますね~。

以上がキングギドラ(1991)の軽いレビューです。
ここからはバトゴジの分割販売が始まるので、しばらくは100メートル級怪獣の流れが続きそうですね。
東宝怪獣コレクション 第41号(ゴジラ(1992)1/キングギドラ(1991)6)チビマルゴジラシリーズNo.401 キングギドラ (1991) 70周年記念バージョンチビマルゴジラシリーズ No.1001 メカキングギドラ 70周年記念バージョンHiPlay HIYA Exquisite Basic ゴジラ vs キングギドラ ギドラ 1991HIYA TOYS ゴジラvsキングギドラ1991 シリーズ 放射熱線 ゴジラ
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デアゴスティーニ東宝怪獣コレクションの新刊が発送されたので、今回はそちらで商品化された怪獣をご紹介します。
今回は第39号に両腕&胴体&両足&背ビレ、第40号に尻尾&台座が付属しており、それらを合体させることで完成します。

こちらが第40号で完成となった、
ゴジラ(2023)のフィギュアです。
2023年に公開された映画「ゴジラ-1.0」に登場した個体で、いわゆるマイゴジですね。
こちらは
身長50.1メートルという設定で、1/700だと高さは8cmほどのスケールになっています。







色んな角度から。
現状、国産シリーズ最新作であるマイナスワンから早くもマイゴジがフィギュア化となりました。
と言ってもこちらも標準的な50メートル級の怪獣なので、ガシャポンぐらいのサイズ感になっています。
ディテールは彫りが深く良好で、全身にウェザリング塗装がされているので質感も良いですね。
ポージングも体を捻りながら相手を睨み付けるかのような、マイゴジらしい力強いものになっています。



顔周りのアップ。
流石に小さいフィギュアなので目がちょっと大きめな印象を受けますが、
こうしてプライズの鎮座獣みたいに口を閉じた状態で商品化されるのは珍しい気がしますね。





各部のアップ。
上でも触れた通り、サイズの割に体表の彫りが深くてディテールが甘い場所はほぼありませんね。
この大きさでも背ビレのディテールなどをちゃんと手作業の原型で再現しようとしている辺り、執念のようなものを感じます。
塗装もブラウンなど複数のカラーを使用してマイゴジらしい体表を再現できていますね。

統一スケールの基準となる、創刊号のゴジラ(1984)やほぼ同じサイズのゴジラ(1954)と比較。
ゴジラ(2023)のサイズは高さ約8cm、横幅約6.5cm、奥行約11.5cmほどでした。
初ゴジとほぼ同じスケール感ですけど、尻尾や背ビレのボリュームでマイゴジの方がやや大きいですね。

以上がゴジラ(2023)の軽いレビューです。
こちらのシリーズはもう一つが同時に完成しているので、そちらのキャラクターも近い内に取り上げたいと思います。
お次は100メートル級怪獣のアイツ!
東宝怪獣コレクション 第39号(ゴジラ(2023)1/キングギドラ(1991)4)東宝怪獣コレクション 第40号(ゴジラ(2023)2/キングギドラ(1991)5)HiPlay Hiya Toys 「ゴジラxコング 新たなる帝国」 スキュラエクスプラス GARAGE TOY 東宝大怪獣シリーズ ゴジラ (2023) GODZILLA SOFVIDOLL 10個入 食玩・ガム
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では、昨日発売の新作ソフビをご紹介します。
今回商品化されたのは、こちらのキャラクターです。
ウルトラヒーローシリーズ 106
ウルトラマンエックス ハイブリッドアーマーウルトラマンX最終話「虹の大地」にて登場した、究極のモンスアーマーです。
虚空怪獣グリーザ最終形態に大苦戦を強いられる大空大地とウルトラマンエックスでしたが、
これまで共に戦ってきた怪獣たちのスパークドールズが呼応し、サイバーカードとなってエクスデバイザーに集結。
全ての怪獣をアーマーとして纏ったのが、このハイブリッドアーマーです。
手にしたエクスラッガーを武器として使用できるほか、胸からは必殺技「ウルティメイトザナディウム」を放つことも可能です。

ウルトラマンX放送10周年ということで、ジェネスタの放送と連動してハイブリッドアーマーが遂に定番ソフビの仲間入りです!
こちらは
以前に中国限定ソフビとして記事で取り上げたものの仕様変更品であり、
ようやく日本国内にも導入された形になりますね~。
上半身はゴモラアーマー、下半身はエックスの金型を流用しており、両腕のみが新規造形となっています。
残念ながらエクスラッガーは装備しておらず、他の武器持ちウルトラマンと同様にオミットされていますね。





色んな角度から。
成型色は上半身と下半身がラメ入りのグレー。
右腕がブラック、左腕がグレーでした。
ちなみにこちらは鎧を纏ったボリュームのある商品だからか、800円ラインに分類されていましたね。



顔周りのアップ。
流用元のソフビの時点で良い出来だったので、こちらも申し分なし。
やはりエックスの顔付きは美しいです。

可動箇所は両腕と腰です。
人型キャラクターではお馴染みの分割方式ですね。




各部のアップ。
塗装個所はあまり多くなく、省略されているところがほとんどですね。
デザイン的に塗り分けが死ぬほど多いアーマーなので仕方ない部分もありますが。
しかしゴモラアーマー、エレキングアーマー、ベムスターアーマー、ゼットンアーマーの特徴は上手く捉えており、
各部の造形自体は良好です。

ウルトラヒーローシリーズのウルトラマンエックスや、ウルトラ怪獣シリーズのグリーザ(最終形態)と比較。
ハイブリッドアーマーは商品化が予定されていない急遽誕生したアーマーという経緯があるだけに、
10年目にしてようやくの一般販売には感慨深いものがあります。


中国で先行販売されたソフビとも比較。
あちらはグリーザとセットかつ箱入りで販売された豪華仕様だっただけに、塗装個所の差もかなりありますね。
各部の塗装や両腕の成型色など、違いも多く見られます。
(今みたいにあらゆる製造コストが一気に跳ね上がる直前に販売されたという点もあるでしょうけど)

以上がウルトラマンエックス ハイブリッドアーマーの軽いレビューです。
最近はウルトラアクションフィギュアでゼロアーマーも発売されましたし、
ウルトラマンX放送10周年記念商品は今後も増えてほしいですね。
ウルトラヒーローシリーズ 106 ウルトラマンエックス ハイブリッドアーマーウルトラアクションフィギュア ウルトラマンエックス ニュージェネレーションスターズセットウルトラ怪獣シリーズ 104グリーザ(第三形態)S.H.フィギュアーツ ウルトラマンエックス & ゴモラアーマーセットウルトラマン カードゲーム ブースターパック 03 復讐と闇の輪廻
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本日より、ウルトラマンの新作ソフビが発売開始となりました。
まずはこちらのキャラクターからご紹介します。
ウルトラヒーローシリーズ EX
闇戦士 ギルアーク映画「ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク」に登場した、闇の巨人です。
ウルトラマンアークそっくりな姿をした黒い巨人で、見た目だけではなくスペックもアークとほぼ同等。
レポ星人の陰謀により誕生し、防衛隊の戦力を無力化した後に本物のアークと激突。
「ギルアークテラショット」、「ギルアークエクサスラッシュ」、「ギルアークギガバリヤー」、
「ギルアークファイナライズ」などでウルトラマンアークと互角の戦いを繰り広げますが・・・?

ということで、恒例となる劇場版キャラクターのソフビ人形が発売開始となりました。
ギルアークはいわゆる歴代シリーズにおける偽戦士や闇の巨人の系譜に属する存在であり、
体色やボディラインなどが異なる以外は本物のウルトラマンアークと瓜二つの姿をしていますね。
ソフビ自体は既存のウルトラマンアークのリペイント商品であり、ボディラインもペイントによる差別化で再現されています。
ルティオンや限定ソフビを含めると、アークの色違い商品はかなり多い気がしますね。





色んな角度から。
全身の成型色はブラックでした。
ガンメタ、レッド、ブラックというダークなカラーリングがとてもカッコいいですね。
数年前のイーヴィルトリガーもそうでしたけど、色を変えるだけでこんなに印象が変わってしまうんだなぁと。



バストアップ。
ここも基本はアークと同じですけど、額や頭部の発光パーツが塗り潰されているのが最大の違いですね。
それで頭部がゴツゴツとした印象になるので、アークと良い差別化を図れているなぁと。
目の下のラインも涙の痕のような印象を受けますけど、これは劇中でもちゃんと意味のあったデザインで良かったです。

可動箇所は両腕と腰です。
人型キャラクターではお馴染みの分割方式ですね。




各部のアップ。
塗装個所が少ないので、ボディラインの違いによる差別化はソフビだとあまり感じられないですね。
基本はアークのリペイント商品なので、元のラインのディテールも残ったままになっています。


ウルトラヒーローシリーズのウルトラマンアークと比較。
やはりカラーリングの違いによって、かなり別物な印象を受けますね。

以上が闇戦士ギルアークの軽いレビューです。
劇場版ウルトラマンアーク、昨日に観てきましたけどバラエティに富んだアークらしい映画で面白かったですね。
詳しいことはネタバレになるので言えませんけど、見た後はきっとギルアークの商品が欲しくなるはず・・・w
しかしムーゴンことドグルフや、レポディオスなんかの映画怪獣ソフビが今のところリリース予定無しというのは悲しいです。
何時の日か、ウルトラ怪獣シリーズでリリースしてほしいものですね。
ウルトラヒーローシリーズ EX 闇戦士ギルアークウルトラアクションフィギュア 闇戦士ギルアークウルトラアクションフィギュア ウルトラマンエックス ニュージェネレーションスターズセットウルトラアクションフィギュア ルティオン&ギャラクシーアーマーセットウルトラアクションフィギュア ウルトラマンアーク ニュージェネレーションスターズセット
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本日より、ウルトラマンの新作ソフビが発売開始となりました。
今回商品化されたのは、こちらのキャラクターです。
ウルトラヒーローシリーズ 105
ウルトラマン(Bタイプ)ウルトラマン第14話「真珠貝防衛指令」にて初登場した、初代ウルトラマンの2体目のスーツです。
1クール目に使用されていた「Aタイプ」と呼ばれるスーツに比べると顔の硬質感が上がり、
いわゆるウルトラヒーローらしいイメージに仕上がっているのが最大の特徴。
足も爪先が少し反り返っているなど、Bタイプ独自のディテールもあり未だにファンの多いスーツとなっています。
その後は第29話「地底への挑戦」まで使用され、更に「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」にて新規のBタイプが製作されています。

ということで、まさかのウルトラマン(Bタイプ)がウルトラヒーローシリーズでソフビ化となりました!
バンダイの定番ソフビは基本的にCタイプばかりで、稀にマニア向けとしてAタイプが発売されることはありましたが、
こうしてBタイプが商品化されるのは極めて珍しく、旧ウルトラヒーローシリーズでも無かったので
快挙と言えるでしょう。
食玩やガシャポンなどではたまにソフビ化されたり商品化されたりはしているのですけど、
まさか一般販売の定番ナンバリング扱いでリリースされるとは・・・これは凄いことですよ。





色んな角度から。
全身の成型色はレッドでした。
初代ウルトラマンらしく、どこから見てもシンプルな仕上がり。



バストアップ。
Bタイプ特有のシュッとした口元や、覗き穴の位置などもかなり正確に再現されています。
耳の中のディテールまで凝っているのは凄い。

可動箇所は両腕と腰です。
人型キャラクターではお馴染みの分割方法ですね。




各部のアップ。
残念ながら背部など、一部の塗装は省略されています。
しかしながらCタイプに比べるとスマートな体格や踵のディテールなど、細部の造形は良好。
見れば見るほどマニア向け商品だな・・・とw


発売済みのウルトラヒーローシリーズ ウルトラマンと比較。
このウルトラマンはいわゆるCタイプの造形なので、見比べてみると体型などの違いがよく分かりますね。
ウルトラ怪獣シリーズ 229
バルタン星人(二代目)ウルトラマン第16話「科特隊宇宙へ」に登場した、2体目のバルタン星人です。
以前に敗れ去った恨みと、ウルトラマンと全人類に挑戦を突き付けてきた個体であり、
今回は宇宙と地球の二ヶ所で同時に侵攻をするなど知能戦も見せていました。
両腕の大きなハサミからは重力嵐を巻き起こし、相手の動きを封じることが可能。
更に光波バリアーやスペルゲン反射鏡など、様々な新技でウルトラマンに挑むのですが・・・

ということで、ウルトラマン(Bタイプ)と同時発売となったのはまさかのバルタン星人(二代目)!
Bタイプの相手役として抜擢されたのでしょうけど、こちらもかなりマニアックなチョイスですよね。
ジェネスタなどとの連動もせず、こうして新商品が出るのは流石初代ウルトラマンとバルタン星人といったところでしょうか。
もちろん新規造形ソフビであり、恐らく本編に登場したスーツを参考にしているものと思われます。
(二代目は資料が少ないことで有名なので、造形物によって細部のイメージが異なるんですよね)





色んな角度から。
全身の成型色はダークブラウンでした。
成型の都合か少し腕が太いですけど、おおむねイメージ通りに仕上がっています。
塗装個所は最低限ですけど、元からあまり色の多くない宇宙人なのでそこまで違和感はありませんね。
ちなみに怪獣枠だからか、800円ラインの商品でした。



顔周りのアップ。
スマートな顔付きなども再現されていました。
二代目のデザインはセミというよりはサシガメなどのイメージに近いかも。

可動箇所は両腕と腰でした。
こちらもお馴染みの分割方式。




各部のアップ。
上でも触れた通りバルタン星人2代目は資料がほとんど残っていない怪獣で、
特に背面は本編でほんの一瞬しか見えない部分がほとんどなんですよね。
なので確実に正解と言える造形物が存在せず、新商品が出る度に造形師さんの苦労が垣間見えるなぁと。


発売済みのウルトラ怪獣シリーズ バルタン星人と比較。
有名なお話ですが、成田亨さんのデザイン画に近いのは二代目の方なんですよね。
どちらにも捨てがたい魅力がありますし、こうして両バルタンが定番商品として並ぶのはとても嬉しいです。


旧ウルトラ怪獣シリーズのバルタン星人(2代目)と比較。
旧ソフビの方は造形も塗装も凝りに凝った素晴らしい商品でしたが、腕にポーズが付いており、
重心が取り辛いせいで立たせにくいのがちょっと難点でした。




最後は両者を並べて〆。
以上がウルトラマン(Bタイプ)とバルタン星人(二代目)の軽いレビューです。
この調子で旧ウルトラ怪獣シリーズのように、現行ソフビでも色んなバルタン星人をソフビ化してほしいですね~。
(特にパワードバルタン星人やサイコバルタンが欲しい!)
ウルトラヒーローシリーズ 105 ウルトラマン(Bタイプ)ウルトラ怪獣シリーズ 229 バルタン星人(二代目)ウルトラエントリーセット ウルトラマンエックス ゴモラアーマーウルトラアクションフィギュア レッドキングDXウルティメイトブレスレット&ニュージェネブローチ
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