(元)登校拒否系

反学校、反教育、反資本主義、反歴史修正主義、その他もろもろ反対

本日1月24日、新宿中央公園での事件について

在特会や主権回復を目指す会をはじめとする「行動する保守」が、集会とデモを行った。ぼくは左翼として新宿駅南口前で在特会に象徴される日本の外国人差別に反対の声をあげ、すべての外国人に参政権が存在することや日朝友好などを訴えた。在特会の個性をあげつらうのではなく、この国がでっちあげられていらいの侵略とその否認、差別と排除の仕組みを批判すべきであるという持論は、これまで繰り返してきたとおりであり、今も変化はない。

ところで、これを書いている20時現在において、在特会のデモ解散場所である新宿中央公園で、少年を含む複数の者によって在特会側参加者に対して物理的暴力が行使されたとの情報がある。前者のうち2名は警察に拘束されているとのことだ。


現時点において、ぼくは寸分の迷いもなく少年らの側に立つことと、警察への憤りを表明する。


警察は合法的な暴力を独占する存在でありながら、これまで右翼の暴力を黙認してきた。近代国家の原理からすれば、これは在特会が国家装置として機能していることを意味する。とすれば、右翼暴力の対象となる者の自力反撃に正当性があることに疑いの余地はない。警察が少年側を拘束していることは明らかに不正義である。


情報が誤りであればそれにこしたことはない。ともかく今は、一刻も早い少年らの解放を新宿署に求める。


常野雄次郎個人
新宿の喫茶凡にて