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2006.03.17

ボーダフォンの買収決まる。結局、ソフトバンクへ

サーベラスがカウンターオファーなんて話もあって、簡単には進まないのではないかという話もありましたが、ボーダフォンはかなり焦っていたのか、もう引き返せないところまで話が進んでいたのか、決まってしまいましたね。

ソフトバンクは3月17日、世界最大手の英携帯電話事業者Vodafone Groupから国内第3位の携帯電話事業者であるボーダフォン日本法人を買収することで合意に達したと発表した。

[ [速報]ソフトバンク、1.75兆円でボーダフォン日本の買収合意--ヤフーとも提携 - CNET Japan ]

期間限定の速記録がブログに登場しています。さすが!

期間限定で削除します。とりあえずネット中継を見ながらメモったのをアップ。最初のほうとか、聞き取り間違ってるところもあるかも知れないので、使う時には注意・裏取りを必ずしてください。

[ [R30]: ソフトバンク孫正義社長 会見速記録 ]

更に、[R30]: ソフトバンク孫正義社長 会見質疑応答も上がっています。

さて、これで、秋のナンバーポータビリティに向けて、DoCoMo も au も、もう一段、厳しい競争を覚悟しなければならなくなりそうです。ユーザとしては、おもしろそうですが A^^;;

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他社の反応


速記録を読んだ感じ、決め手というか、ボーダフォンが買い手としてソフトバンクを選んだのは、Vodafone Live! のベースは日本で作られていて、それを欧州などでも展開しているため、その繋がりを維持できる上に、ソフトバンク/Yahoo! JAPAN の持つコンテンツを使って、それを更に強化できると云うところが魅力があったようですね。具体的には、ジョイントベンチャーを設立して、そこをパイプに繋がっていくようです。


[R30]: 日本史上最大のディールについての簡単な感想が更に追加になっています。なんと、この記事も末尾で紹介いただきました A^^;;

[R30]: 3/31に緊急イベントやります:ソフトバンク×ボーダフォン」で、どのような話がされるのか、なかなか興味深いけれど、その日は「さよなら、パソコン通信」オフの日なので・・・ A^^;;


こんな背景もあったんですねぇ・・・

さらに孫氏は、Vodafone Group最高経営責任者(CEO)のアルン・サリン氏とかつてCisco Systemsの社外取締役を同時期に務めていた縁があり旧知の仲だったことを明かした。このため交渉は比較的スムーズに行ったようだ。

[ シスコ・システムズがつないだソフトバンクとボーダフォンの縁 - CNET Japan ]

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» ソフトバンクがボーダフォン日本法人買収! [EBISU]
今日の昼過ぎからネット上でソフトバンクがVFKKの買収交渉の最終合意に至ったという記事が発行され、夕方6時頃正式にリリース、その後に合同記者会見が行われた。 最終的な買収金額は1兆7500億。国内ではこの規模の買収は初めてだと言われている。 この規模の買収をどのようなスキームでまとめるかに個人的には興味を持っていたので、整理してみた。 今回のスキームはLeveraged Buy Out (LBO) と言う事は憶測されていたが、100%新規子会社を作り、ソフトバンクはそこに2000億円を出資... [続きを読む]

受信: 2006.03.18 13:43

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