アメリカの3月は、「マーチ・マッドネス」と呼ばれる大学バスケのシーズン。全米各地域の代表チームが優勝を目指してトーナメントを戦うその様は、日本の夏の甲子園・高校野球と同じで、地元チームを応援したり、優勝チームを予想したりと、大変な盛り上がりを見せる。
そんな熱い開幕を前に、優勝を大胆予想してみせたのが、2008年および2012年と大統領選挙の結果予測を連続して的中させ一躍注目された統計家、ネイト・シルバーだ(NYT: Nate Silver's Tournament Bracket and Forecast)。現在は選挙予測のプロとして名を知られ、著書"The Signal and the Noise" もベストセラーとなった彼だが、前に書いたように(参考:ネイト・シルバーの Signal and the Noise)、この分野に参入する前の本業は、メジャーリーグの選手評価システムの構築だった。つまり、映画化もされた『マネー・ボール』を地で行っていた男なのである。
だから、バスケの優勝予想をしても何ら不思議なことはない。彼が今年の大本命に推すのが、ルイビル大学(23.8%)で、それに続くのがインディアナ大学(18.4%)だ。ちなみに昨年は、シルバーが予想一位に推したケンタッキー大学(26.7%)が見事優勝している。果たして今年のマッドネスには、どんな狂乱と波乱があるのだろうか。
だから、バスケの優勝予想をしても何ら不思議なことはない。彼が今年の大本命に推すのが、ルイビル大学(23.8%)で、それに続くのがインディアナ大学(18.4%)だ。ちなみに昨年は、シルバーが予想一位に推したケンタッキー大学(26.7%)が見事優勝している。果たして今年のマッドネスには、どんな狂乱と波乱があるのだろうか。
2013/03/21(木) | Economics | トラックバック(0) | コメント(0)