今回はトランスフォーマー レガシーユナイテッドより、
ホットショット(サイバトロンユニバース)をレビュー!
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ビークルモード スポーツカー
レガシーシリーズにシリーズ20周年を目前に控えたサイバトロンユニバース(ギャラクシーフォース)からホットショット(エクシリオン)が登場。
オリジナル版と同じデザインのスポーツカーに変形します。
各所の5mmジョイントに付属の武器を取り付け可能。
また、TL-73スタースクリームに引き続き、サイバーキー(フォースチップ)が付属。
当時品よろしくスロットにイグニッションすることができます。
オリジナル版ではイグニッションギミックとしてリア部のウイング、アクセルウイングが自動展開しましたが、今回は手動での展開になります。
スポーツカーとしてシンプルながらカッコいいデザイン。
クリアパーツ含めてかなりオリジナル版が意識されたカラーリングに。
サイバーキーはスピーディアのものに。
クリアイエロー成形にクリアレッド塗装されている様子。
中々拾われないギャラクシーフォースですが、ホットショットはシージぶり2度目の商品化。
シージ版は頭部のみのリデコ品かつパワーアップ後のエクシゲイザーのイメージだったとはいえ、機会に恵まれていますね。
TL-22ホットショット(アルマダユニバース)と比較。
国内版では別人ですが、海外版では同一人物扱いの2体。
面影は有りませんね。
では、トランスフォーム。
オリジナル版を踏襲した変形機構になっているようです。
ホットショット ロボットモード
オリジナル版のイメージが良く再現されたデザイン。
腕と腰のガワが目立ちますが、これもオリジナル版リスペクト。
顔周り
イケメンなイメージのあるキャラクターですが、
今回はちょっと横に広いというか、絶妙に癖のある造形。
胸周り
オリジナル版よりも細身なボディに。
腕と脚
リスペクトとはいえ腕のガワが目立つ…
腕のガワは5mmジョイントによる接続で、取り外すことも可能でした。
ただ、取り外したら取り外したで貧相な印象。
ロボットモードではサイバーキーのスロットは背中に。
アクセルウイングの展開ももちろん可能です。
付属武器の銃。
こちらもオリジナル版に合わせたクリア成形に。
銃は背中にマウントさせることもできます。
アクセルウイングを展開した状態で素立ち。
レガシーのオーバーライド、シージのサイドスワイプと比較。
今回のホットショットはデラックスクラスですが、ボイジャークラスのオーバーライドに匹敵…というかボリューム感では上回るくらいのサイズに。
デラックスクラスとしてはかなり大柄です。
TL-22ホットショット(アルマダユニバース)、スーパーリンク版ホットショットと並べて。
アルマダ(マイクロン伝説)→サイバトロン(ギャラクシーフォース)は結びつきませんが、
間にエネルゴン(スーパーリンク)が入るとわかる変遷ですね。
では、適当にポーズ。
可動は概ね良好。
WFCトリロジーを引き継いだ関節構造になっています。
首のみボールジョイントで他は軸関節の方式。
肩は横方向への動きは肩の基部と腕の付け根の2ヵ所が可動。
肩の基部は頭部と干渉、腕の付け根はそもそも大きく開けないので、合わせて60度ほど開くのが限界でした。
ここはもう少しどうにかなったような。
肘は90度曲がります。
関節が緩めで位置もかなり低く、扱いやすさも見栄えも微妙。
手首は回転します。
腰も回転。
股関節は腰のブロックごと可動するタイプ。水平以上まで脚を上げることができます。
横方向の関節軸がかなり外側にある為、開脚するとかなりガニ股っぽく見えるのが気になりました。
膝は90度曲がります。
足首は横方向に可動。
また、変形機構でつま先を上げる動きが可能です。
ただ、足首周りは可動域自体は優秀なものの、関節が緩めで扱いにくい感じでした。
股関節のつくりもあって、動きを付けるとかなりゴツく見えます。
それこそエクシリオンというよりエクシゲイザーっぽい雰囲気。
腕周りの関節やガワなど、オリジナル版のリスペクトと言えば聞こえは良いですが、ハッキリ言ってしまうと大味…
デラックスクラスとは思えない大きさは本来は魅力だと思うんですが、それも大味さに作用してしまっているような印象。
ポイントブランクの時に感じたことですが、近年の構造だと大きく作られても逆にチープさが際立つ気がします。
以上、レガシーユナイテッドよりホットショット(サイバトロンユニバース)のレビューでした。
オリジナル版へのリスペクトが強く出た構造で、元のデザインと近年のディティール精度で見栄えする内容に仕上がっています。
ただ実際に手に取ると、総合的な可動域自体は悪くないとはいえ粗削りな関節構造や、悪目立ちするガワで大味さを感じる内容でした。
オリジナル版へのリスペクトも良いですが、近年のフォーマットへの落とし込みという部分ももう少し気にしてほしかったかなあという印象です。
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