ネットで公私を分ける需要
私はmixiでもGREEでも、本名(ただし読みだけ)公開しているのですが、何人かの知人は、mixiではハンドルだけ、GREEは本名、と使い分けているようです。中には、GREEは仕事や学校での知り合いと、mixiではネットや趣味での知り合い、と分けている人もいます。
Webサイトをうろちょろしていると「リアル知人立ち入り禁止」なんて文が書いてあるところに行き当たります。そういうサイトはまずその人のリアルが書かれていなくて「実はリアル知人でした、なんてことが起きてもわからないよな」なんて思ってしまいますがそれはさておき、徳保隆夫さんのSNS
のトレンドは「交流はオープン、情報はクローズ」での日本のネットユーザの大半が、ネット人格と日常生活のキャラクターを別々に有していたことだと思う。
というのは「そのとおり」というしかありません。もちろん、「調べ物のために受信するだけ」のユーザーのほうが多いでしょうが、発信する人の大半は公の人格を切り離した「私の人格」が圧倒的ではなかろうか。私だって夫にはこのウェブログを教えてるけど、近所の人やPTA仲間には教えてない。
そういう状況下で、まだブログをはじめてない皆さん、特に大企業の中の皆さん、是非ブログを始めてみてください。と言われてもね。「実は大企業の中の人だけど趣味でネット人格作ってブログやってます。会社の人などのリアル知り合いには教えてません」と言う人は多そうです。
小林Scrap Bookのさまざまなコミュニティサービスの枠組みと可能性にある「ペルソナ使い分けSNS」ってのは興味深い。私には「メタブログ・社会ネタ大好き」「ライトノベル・ベタなロマンス大好き」「元ゲーマー」「子持ち主婦」といったいくつかの属性があるのですが、そのすべてをごっちゃに混ぜておくのもなー、なんて思ってしまうものですから。
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