確かなものがほしい。

それはセルティも一緒で、セルティが探しているのは自分の首と記憶なんだけど。
それを探しているのは人間と同じ、寂しくて不安だから、なんですよね。

半身になってしまった人間が寂しいのと、デュラハンの孤独が同じ種類のものかは分からないけど。
でも探し物の途中で別のものを見つけたら、それでもいいやって思うこともあるのかもしれない。

持てるものには限りがあるから、セルティが今持ってる恋慕みたいな気持ちと、近くにあるかもしれない自分の首と、
どちらかを選ぶとしたら、セルティはどちらにするんだろう。
新羅はその答えを知っているから、だから不安なのかも・・


毎回雰囲気の違うアニメで、今回は静かで少し切なくて、でも希望に満ちた話でした。
みんな何かを探してる途中で、この街で交じり合ったりすれ違ったりして、それぞれの生を生きてる。
なにを探してるかまだ分からない人もいれば、確固たる目的を持っている人も。
そういう群像劇らしさがよく出てましたね。

「ハロー。あなた、何を探していますか？」

留学生・シリ、何者なんだろうｗ
彼女はなにを探してるのかな。
みんなの探し物が、見つかるといいですね。




　

★『デュラララ!!』アニメイト特典書き下ろし小説【臨也・静雄】



→デュラララ!!　グッズを検索

関連記事

• デュラララ!!　第10話「空前絶後」
• デュラララ!!　第9話「依依恋恋」
• デュラララ!!　第8話「南柯之夢」
• デュラララ!!　第7話「国士無双」
• デュラララ!!　第6話「東奔西走」