昨日のオフ会にご参加いただいた皆さま、まことにありがとうございました。
　居酒屋で「宗教弾圧」されたのははじめてでした。
　で、その時に私が喋った「兵庫県知事選挙」が大外れ。秒殺は秒殺でも、違う人が秒殺、時報とともに対立候補をポアしました。

秒殺したのは斎藤元彦

【開票結果】兵庫県知事選 失職の斎藤前知事が2回目の当選／ＮＨＫ 2024年11月18日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241117/k10014640801000.html
▽斎藤元彦（無所属・前）111万3911票 当選
▽稲村和美（無所属・新）97万6637票
▽清水貴之（無所属・新）25万8388票
▽大澤芳清（無所属・新）7万3862票
▽立花孝志（無所属・新）1万9180票
▽福本繁幸（無所属・新）1万2721票
▽木島洋嗣（無所属・新）9114票

　日本共産党の大澤芳清さん、善戦しました（笑）。

立花孝志応援のビハインドをはねのけマスコミの予想を完全に覆す

　新聞などの予想では、稲村和美が優勢で元彦ちゃんが必死に追い上げてると報道してました。「稲村がリード、斎藤が追いかける展開」ってやつですね。それを普通に「選挙記事の読み方」をすると、終盤で差がついて挽回不可能と読み取れます。だから秒殺で終わりではないかと。
　しかも立花孝志が斎藤元彦を応援してしまったのです。これは致命的。「私は胡散臭い」と言ってるようなものです。

　和美ちゃん、WIKIで見た限りでは悪い話を聞かない。ただ、緑の党に関係し、尼崎市長選の時に応援してもらったとか、そんな話は聞きました。しかしそれがマスコミの予想を覆す致命傷になるでしょうか。元彦ちゃんだって、統一教会とズブズブだと言うじゃないですか。
　もっとも実のところ「ズブズブ」は案外と選挙に影響しないのかもしれません。しかし緑の党だって「その程度」なら問題ないはずです。

稲村和美も「蓮舫の悲劇」だった？　敗北したのはマスコミ

　実のところ、斉藤元彦ちゃん以上に稲村和美ちゃんも、変な生物に応援されたのが敗因かもしれません。

稲村和美を応援する為に全国からしばき隊が集まって来て、斉藤元彦陣営の街宣に凸りまくったら、そら稲村和美の票が逃げるのが、当たり前だろ。まぁそれにしても無能な味方のしばき隊よく頑張った！お陰で斉藤元彦ゼロ打ち勝利！正義は勝つ！pic.twitter.com/0qddAysmA6

— また正義が勝ってしまった！ (@Schwalbe_Kikka) November 17, 2024

　私は斉藤元彦の選挙妨害しているのがしばき隊（Ｃ.Ｒ.Ａ.Ｃ）なのか日本共産党支持者なのか分かりませんし、両者に掛け持ちがいるのかも分かりません。そもそも、斉藤元彦選挙演説で、小池百合子レベルの妨害があったのかも分かりません。日本共産党は別立て候補なので、蓮舫の時のように大々的な脱法選挙活動を行わない気がします。

　ただ、何だかの「蓮舫の悲劇」があったと考えれば、この結果が納得できます。そういう意味では、蓮舫の時と同様に、大新聞・テレビ局そしてそれを支えたタレント文化人知識人・コメンテーターの敗北と言えましょう。
　稲村和美ちゃん、もし再起したいのならば、口が避けても「女性だから負けた」と言ってはいけません。いや、タレント文化人知識人にそうおだてられても、強い口調で否定しましょう。「ネットのデマで負けた」も絶対にタブー。絶対に言ってはダメ。それは元彦ちゃんも同じことだし。

消えた創価学会

　自民党は上位３名に支持が分裂してたんですね。そもそも、自公で候補が出せてないじゃん。激戦の選挙では必ず「創価票」の行方が話題になるけれど、創価学会の名前を聞きません。いや、衆議院選挙ですら「創価票の動向」が話題にならなかった。学会が弱体化してるのか、はたまた学会が自公を見放したのか。

　自公政権に対する国民の不満が大きいことは間違いない。しかし、既存の立憲共産党のような政党が受け皿になってない。民民みたいに、イデオロギー色がなくて国民生活に密着してる方が現役世代にＦＩＴする。しかし普通、有権者の大半が「現役」だと思うけど、「現役世代」って変な日本語すぎる。ああ少子高齢化。

有権者が望むのは「安倍晋三」「橋下徹」「感じの良い女性

　日本は３大政党制になったのではないか。少なくとも、有権者特に無党派層が望んでいるのは、３つの政党に大別できる。
　１つ目が安倍晋三。２つ目が橋下徹。３つ目が「感じの良い女性」。そして、そこに収まりきれないゲテモノ層の代弁者が現金現金山本太郎。あるいは反ワクに走る。
　だって、ネットを見てると、新しい政治像は、「高市早苗命で安倍さんの面影を追ってる人」か「祥栄・石丸・元彦ちゃんタイプが好き」と「感じの良い女性」に大別できるじゃん。そして実際に選挙でも強い。

　ではまた。

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